互いが指針だった最強コンビの話
こんにちは。五条悟と夏油傑の2人に激重感情を拗らせているパンナコッタです。間違えました、メメント・モリです。
あの2人については語りたいことが沢山あって、いやもう沢山あり過ぎて、頭と心の整理が出来ていないんですけれども、今話したいなあと思っていることを取り急ぎ文字にしてみようと思いましたので、やります。
なんか日本語の雲行き怪しくね?
まあいいか。
1人で生きていける五条悟と1人では生きていけなかった夏油傑
五条悟が1人で“最強”となり、必然的に1人の時間が増えた夏油傑が少しずつ弱っていくの本当にしんどいっすね。
五条にとって夏油は『善悪の指針』と呼べるほど信頼の対象だった。
また、事あるごとに「問題ない」「ミスって程のミスじゃない」など夏油をフォローしたり、「俺達最強だし」や「たった1人の親友」とまで言ってしまうあたり、五条の中でその存在が大きいことはよく分かる。
けれども、夏油の離反後も、自らの手で夏油を殺した後も何食わぬ顔で生きていきます。彼は1人で生きていけたのです。
じゃあ次、夏油傑の話。
夏油も五条と同じく“親友”として側にいたと思う。2人で最強という関係性も満更ではなかったと思うし、そうであろうとしていたのも事実。しかしながら、五条とは違う何やら重めの感情を抱いていそうだなあと私は感じたわけです。
夏油にとって五条は、言うなれば『呪術師として生きる指針』だったのではないでしょうか。五条が自分を『善悪の指針』としていることも何となく察していて、その為自分を律していた節があるし、ゲロみてえな呪霊玉を飲むことがストレスになるにも関わらず“最強の術師”となるためにそれに耐えていた。
けれども、五条が1人で最強になってしまったことで、自分の生きる指針がブレてしまった。弱者生存を説いていたけれど、自分が守っているものがそんなに尊いものではないことに気づいてしまった。夏油傑は自分が何のために生きているのか分からなくなってしまったのです。
忘れがちなんですけど、彼はまだ高校生なんすよ。覚えてます?自分の高校時代。自分が何をしたいのか、何をするべきなのか、何を求めているのか。………そんなもん知らんやん!分からんわ!何となく濁して、曖昧な選択をして生きていくのが常ってもんだ。
でも夏油傑はそうはいかなかった。この生真面目さんめ。
やつれた心で一生懸命考えて、そうして訪れたミミナナとの出会いが決定打になってしまったんでしょうね。ここで夏油の生きる指針は、“五条悟”から完全に外れ、“弱者である非術師に浪費されてしまっている呪術師達”になったんではないでしょうか。
https://note.com/mmntjoke/n/n77e2f2020fd9
こちらでも言っているように、私は夏油傑は誰かのためにしか生きることが出来ない人間だと思っています。何のためにクソマズ呪霊玉を飲んで人々を守っているのか分からなくなった夏油傑は半身をもがれたような気分だったでしょう。とにかく理由が欲しかったんじゃないかなあとぼんやり思いました。
夏油傑に甘えきっていたように思える五条悟はその実1人でもしっかり生きていけるのとは反対に、しっかりしているように見えていた夏油傑は誰かに依存しないと生きていけなかった。
つまり夏油傑は本当に寂しんぼだったってわけ。
※諸説あります。
(正直自分の解釈だけじゃ限界な部分があるので、他の人の解釈知りたいマン)
私はさ、対称的な2つの存在が時間が経つとともにいつの間にか考え方や言動、立場が逆転しているみたいなシチュエーションが大好き人間なんですよ。
あとTwitterでも呟いたんですけど、
分かります?五&夏に好きな要素が揃いに揃ってんのよ。はーーー役満役満。
夏油の離反後の2人の感情についても話した~いと思っていましたが長くなりそうなので、とりあえず一旦終わります。
果たして映画公開までに次の記事を書く事が出来るのでしょうか。てか映画めっちゃ楽しみ苦しみ~~~!
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