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好きなことシリーズ。

触れる。
映画に、ドラマに。

フィクションでも、ノンフィクションでも。


波のない物語が心地よく感じて、
アメリカの親子の生活風景とか、
フランスの皆んながグラスを片手におしゃべりをする夜のパーティーとか、
強くて逞しい女性が活躍してる姿とか、
病気に向き合っている人とか、
身近に感じることも、自分とは遥か遠い実感の湧かないことも。


悲しみ、苦しみ、喜び、嬉しさ、希望、
闇、恨み、後悔、幸せ、涙、涙、涙、笑顔。


私の心を満たすのは、
私が体に力を入れすぎず生きていく為には、
観る ではなく
 触れて 体に染みつく ことが必要。


自分の世界で生きていく為に、
自分でない世界が、私を創り出している。



フィクションだとしても、
ノンフィクションだとしても、
それが大きく関係するわけではない。

無くなったら、環境問題が消えることはない
無くなったら、病気が減るわけでもない
無くなったら、世界が終わるわけでもない。

けれど。
けれど、それがある限り、心が癒され救われる人がいる。


暗い道のりを歩いている中で、
なんとか生きる理由だった時もあったかもしれない。

 生きよう と思わせてくれるのは、
何かに絞ることもできない。

色々な形の、色々な彩ある作品は
まるで生き物の命のようだ。

人も沢山存在して、同じ人などいなくて、
それぞれの一つ一つが特別であるように。



自分の人生がいつ終わるかは分からない。

おやつを食べながら、
ダラダラ映画を観てた日が人生最後の日だとしても、

私はその日が 幸せだった と、そう思える。


私の好きなこと。
きっと、自分の世界以外の世界に触れること。


fin.

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