理解できない株の話

金利が上がると有利子負債が大きい所は大きく下げる、不動産とかが大きく下がる。って話。

これを考えていきます。
そもそも金利上昇が1%になった程度だと短期的には企業に大きなリスクは無いはずです。0.1%→1%になった場合に与える金額は有利子負債の0.9%が経常利益を押し下げます。

はい、ここは大丈夫ですね。

で、こっからが問題なんですが、そうすると長期目線で見た場合、それは毎年かかる支出の増額となり有利子負債分での複利の問題で負の側面が出てくるようになります。

まあ、わかりますね。
だから金利上昇はむちゃくちゃやばい株価下落待った無し!!!


そんなバカなwww


って話をしていきます。
まぁ言いたいことは理解出来る。ただ、まぁそれはある程度の長期でないと大きくは影響しないだろうし、そんな長期目線でいるなら利率は平均値での問題だろうから、短期での上昇が恒久的な金利上昇に繋がる訳では無いはずなんですね。

どういう事かって言うと今金利が0.1%→1%になったとして、1年後~10年後の平均金利の期待値が上昇すると思いますか?

って話です。個人的にはこれアホかって話です。
元々今の金利が何年も維持されるわけが無いんですね。
今金利が変動しようが数年先の未来の金利に影響与えるかなんてわかんない訳です。
どちらにしても1年後には上がってた。とかそういう期待値の変動を見るのが正しいわけですね。

要するに今金利が0.1%→1%に上がろうが、1年後から10年後の金利期待値には殊更影響なんて与えないんです。

とすると長期的な金利変動のリスクは今年1年分だけを勘案すれば十分となります。まあ1年で変わんの?2年は必要じゃね?とか言われても2年です。

そんなに何年分も期待値に大きな影響を与えるとは思えないわけです。

そういうのを勘案して考えると、これで大きく株価が動き過ぎるのを見るとバカじゃねーの?と思うわけです。

勿論、皆が信じればそう動くのが株なんで、↑を理解した上でも順当な波に乗るのが正しいという考え方があるのも理解はします。
けどまぁ理屈としてはこういう話で期待値を下回って株価を大きく下げる場合が有り得そうだってことですね。

要するにそういう株を狙っていこうというお話でした。


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