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コロナワクチン接種までの道のり

こんばんは!
今日は、今話題のコロナワクチン接種について考えたことを書きたいと思います。
私は1回目を7月8日に、2回目を7月29日に受けてきました。


※私に医学的知識があるわけでもなく、また、意図としても、この記事は接種の是非について主張するのものではないです。ご了承いただけますと幸いです。


年始から今まで、妊娠結婚産休保活など人生のいろんなイベントを一気に半年ほどでこなしてきた日々ですが、
(短期間であったものの)意外と一番といってもいいくらい悩んだのは、ワクチン接種についてだったかもしれないです。

なので1つの記事として書き留めようと思いました。

長文になりそなので、結論として感じたことを最初にまとめると、
「自己判断って結構エネルギーがいる」ということと、「結局は納得解を出すしかない」ということ、「そのためにも自分だけで悩むのではなく大事な人と話すべき」ということでした。


私は7月下旬に田舎に里帰り出産することを決めていたので、東京から実家に帰るにあたってはリスクを最小限にして帰らねばならないという意識が前提にありました。
そのためワクチンについて調べ始め、2回接種しないと効果が薄いこと、1回目と2回目の間隔を3~4週間(ファイザーとモデルナで違う)空けねばならないこと、空けすぎてはいけないこと、を知りました。

とすると、大変なことに気づきました。私の住んでいた区だと、6末に接種クーポンが封筒で届く予定となっていて、予約開始が7月上旬開始予定。
予約もなかなか取れない可能性が高いと聞いていたので、予約開始と同時に1回目の枠が仮に取れたとしても2回目は東京では受けられない。
そして、妊婦は34週までには受けたほうがいいということを産婦人科で聞いていたので、2回目接種のデッドラインも決まっているわけでした。
具体的には私の場合、7月最終週が33週だったので、7月2週目には1回目を受けておかねばというスケジュール。
私の住む区の予約開始は7/6~開始ということでそれを待っていたら7月2週目に受けられるか怪しく、そうなると出産前にもう受けることは控えねばならなくなる。
しかし、そもそも1回目取れたとしても2回目も予約が取れるのか?
そして、原則同じ場所で2回の接種をしなければならないし区で発券されるワクチンクーポンは別の県でも使えるのか?
疑問だらけでした。


ここで、上記で長々と書いた状況を問題点としてまとめると、下記になります。

問題点
①スケジュール的に出産前に2回の接種が可能か、というデッドライン間に合うか問題
②そもそも、1回目と2回目が別の場所で受けられるのか、という問題

そして、

結論(着地)
①スケジュールぎりぎり間に合った!
②別の場所で受けられた!


という感じです。

無事結論にいたるまでについて、エピソードチックな文章に戻ります。

①については、区の予約開始7/6~を待っていると間違いなく間に合わないと思ったので、郵送で送られてきた接種クーポンに記載ある問い合わせ窓口に早速相談しました。
里帰りを考えておりデッドラインもあるため早く受けたいこと、また2回目がその区とは別のところで受けたいがそれでも許可してもらえるのかということ。
返答としては、「区の予約開始日時はずらせないため区の受付とは個別で個別病院で予約を受け付けているところがいくつかあるから問い合わせしてみてほしいとのこと、また、別の場所で受けねばならない特段の理由があるのであれば、2回目接種希望場所の自治体に相談してみてほしい」と。
そこで、私は区の医療機関に5~6か所テレアポし、1つだけキャンセル待ち枠をゲット!あとはもう「かかりつけの人しか受け入れていない」「8月まで予約でいっぱい」等でダメでした。でも1つキャンセル待ちをとれたことでもうこれで7月2週目まで受けられなかったら出産後にしようという割り切りが出来ました!
そして、もう一つの問題解決のため、実家のある2回目接種希望の市役所に電話し相談。特段の理由がある人には、「住所地外接種届済証」というものを発行してくれているらしく、
里帰りがそれにあたるのかを電話口で多少待たされましたがそのかん確認してくれたらしくOKとのこと。そのあとは郵送のやりとりで無事、「住所地外接種届済証」を発行してもらえました。
もし、この記事をご覧のかたで、別の場所で受けたい理由がある場合、利用してみてはどうでしょうか。市役所や区役所のHPに記載があると思います。


こうして2つの問題が解消したところで、今度出てきたのは、「本当に今の身体にとってワクチン接種が良いのか、リスクは考慮したのか」という不安。
これが急に襲ってきました。しかも1回目接種の2日前に。前述した問題の解決に必死でそもそも接種するかどうかを考える余裕もなかったからだと思います。
ここからネットリサーチ、通っている産婦人科への電話、里帰り先の産院への電話をしました。
どこも「受けてください」とは言ってくれず一様にして「34週まえが可能ならば受けてもいいですよ。受けているかたもいます」というもの。
国や公的な医療機関のメッセージはどうだろうと思い、厚労省や産婦人科の協会サイトを調べたところ、「海外での妊婦の治験データはまだ十分とはいえないものの、受けないことによりコロナにかかり重症化するリスクよりは、ワクチン接種して副作用があるリスクのほうが小さい。」という主旨のことが書かれていました。
だが最終的にネットでも電話でも結びとして言われたのは「ご自身でよくよく調べてご自身でお決めください」ということでした。
言い切れるほどのデータがないとはいえ、「受けたほうがいいよ」と言ってらもったらどんなに気持ちがラクだか、とその時思いました。
でも言い切れないものは言い切れないですよね。冷静に考えると。
母からは早い段階で「受けなさいよ」と言われたものの、
父が「妊婦は本当に大丈夫という結果がまだ出てないんじゃないか、安易に勧めちゃだめだ」と母に言ったらしく、翌日のLINEでは「やはり自分で決めなさい。旦那さんと話し合って。」ときて、私は「何なんだ(怒)」と思いました。
そして、”旦那さんと話し合って”という言葉はすっかり無視してしまった…。
そんなこんながあり1回目接種の前日を迎え、一人で悶々として何か別の話題のついでにそれを旦那さんに漏らした私。
旦那さん「えっ悩んでたの?里帰り先の実家からの心配もあるし、もう接種すると決めたもんだと思ってたから敢えて口出さなかったよ」と。
私「えーっ。母からは自分で決めろと言われたよ。ネットも病院も自分で決めろと言っていてもうわからなくなっているよ」と。
コミュニケーションの不足だねと二人で話しました。接種に今更不安になってきた気持ちを打ち明けたら、一緒に再度調べてくれました。
情報収集力にそんな違いがないためそんなに新しい情報が出てきたことはなかったけれど、私は接種することを決めることができた。
それは、情報の量や質の問題ではなくて、共有したことで自分の出した結論に対して「不安が小さくなり」「納得することができた」からだと思います。
それを「肯定してくれる人がいた」ことも重要だったと思う。
接種の前日というぎりぎりになってしまったけど、当日まで話し合えて本当に良かったと振り返っています。
そうじゃないと当日の自分の気持ち次第で、やっぱり今日は何か理由をつけて「受けないと電話しようかな」とか思っていたかもしれない。。


やっぱり長くなりました。
書かせてもらって私がスッキリさせていただきました。
この件を通して、初めてやったことや考えたことがたくさんありました。

これまで役所とやり取りなんてちゃんとしたことなかったし、電話をしまくるということが苦じゃなかったのは営業をやっていたからかなと思ったし、
こちらから情報を取りに行ったり聞かないと行政や病院は教えてくれたり提案してくれることはないなと思ったし、
自己判断というのは重いなというのも久々感じました。
普段していた判断は結構、何か判断基準となるような、規定や経験則があったからこんなに重たく感じることはあまりなかったんだと思います。自分だけの命じゃないというのも慎重になった理由かなぁ。独身だったらまだ様子見していたかも。
そして、大事な人と相談するということ。これも大事だなーと改めて思ったし、これから先、社会も仕事もプライベートもたった1つの正解があるわけではなくなることも踏まえると、
誰と何を決めていくか、というのは大事なんだろうなと思います。


長文読んでくださりありがとうございます^^
おわり

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