20240720

朝起きてカーテンを開けたら朝日を反射してキラリと光るものが庭に落ちていて、なんだなんだと外に出て近付いてみたら多分おそらく動物のフンだった。糞。多分そうなんだけど、光を反射するくらい妙に表面がツルツルで、カタツムリの殻のようにくるりと綺麗に丸まっていて(実際、最初見たときは迷い込んだカタツムリが干からびてしまったのかと思った)、ハエがとまっていなければ本当に何だかわからなかった。幸いなことに匂いもなく、暑さに打ち勝った大きめのハエが一匹だけぴとりとくっついていたのだった。

捨てるべきか、埋めるべきか。生ゴミ埋めゾーンはかぼちゃが勢力を増していて変なものを埋めるのは忍びない。後から起きてきた夫にも見分してもらってから、捨てたほうが良いでしょうということになった。ビニール手袋を二重につけてひっ掴み、匂いが漏れにくい袋に入れて念入りに口を縛る。それをさらに燃えるゴミの袋へ。薄情なハエはあっという間にどこかへ消えてしまった。変な土曜日の始まり方だった。

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