湊の物語り


湊さん『私の物語』

たびたび助けられ様々な経験を積んできた私は、
「若い人たちや子供達が個性を活かせる社会になってほしいと望むようになりました。

そこで、私の経験が少しでもお役に立つならと話すことにしました。

でも、小難しい話ではないから、

一番あなたがリラックスできる状態で読んでくれると嬉しいわ。

そうねぇ。何から話そうかしら。

そうそう。私の母が82の時に突然なくなったのよ。

そしてその後、
亡き母から「あなたは、あなたがやることあるでしょ」と。こういわれたのです。

それだけでは、ありません。

母が亡くなって、もう8年くらいになりますが、

今年(2024)の4月の終わりくらいにお友達の占い師さんから、

あなたのお母様からのメッセージですと教えてもらったメッセージがあるの。

そのメッセージというのは、次のようなものだったわ。

「厳しくしたことには反省しているけれど、

あなたは、本当の自分をまだ生きていない」ってメッセージ。

これを言われた時に、私は、こう思ったの。

今そこに向かっている途中なんだなって。

もちろん、大変だったこともたくさんありました。

しかし、不思議なことにピンチの時でも、

助けてもらえることが多く、いつもなにかに守られている感じがするの。

言葉で上手く表現するのは難しいかもしれませんが、

ご先祖様や守護の存在が私の人生を応援してくれているんじゃないかなって思う。

そうとしか言いようがないくらい色んな応援や縁が入ってきたり、ヒントを得れたりする。

そして、この世に何をしにきたかを読み解き、自分の活かし方を知らなくては、いけない。

だから「私がやらないといけないことはなにか」を探し、結局周り回って、辿り着いた先は20代から仕事だった「美容」だったわ。

そして、自分と対話し、自分の顔と向き合い改めて思ったの。

人は、やりたいことのためにその顔を選んできている。って

だから真剣に対話していかないといけない。

自分と向き合えない人はいつまでも自分の人生を歩めない。

自分が自分を「認めること」が大切。

これも「知識」としては知っているかもしれないけれど、案外できていなかったりする。

他人の意見に左右され、顔色を伺っている人、自分のことが嫌いな人なんかは特にそうね。

だけどこれができるかどうかで「人生の難しさ」が変わります。

なのでコレを最後まで読むの「損」じゃないかもしれないわ。

でも、決めるのはあなた。

さぁ?どうする?

ありがとう。まだ読んでくれているのね。うれしいわ。

それじゃあ、話を続けましょう。

私の人生のターニングポイントは、20歳、子育て期、50歳の頃の3回。

そのうちのひとつのターニングポイントである20歳の頃の話をするわね。

もしかしたらいまこれを読んでくれている今のあなたの年齢くらいかしら?

だとしたら可能性だらけの年代だから、きっといまこれ読んでおくのはタメになるわ。

さてと、続けるわね。

私はそのころ(20歳の頃)

「美容の仕事をするきっかけ」になった社長と出会っているんだけど、

実は、保育士になりたいと思っていたのよ。

そこで無認可保育園お手伝いし、保育の実態をみて、やりたいことではないと気づいたの。

そして、この社長のしている皮膚のトラブル専門のところで働いたわ。

そして、人が綺麗になっていくのを見るのが面白いとハマってしまったの。

もちろん子育て時代は、

一回退(ひ)いたけど、子育てが落ち着くと再びやったわ。

だって、肌ってすぐ変化が見えるからおもしろいのよ。

そしてつくづく思うの。

見た目に人って現れるなぁって。

たとえば外側まで優しいと利用される、

なめられると思って「いかつい顔」を選んできた人。

人の輪にすっと入れるように「とっつきやすい顔」を選んできた人。

「いかに自分が自分を認めるか」これがだいじ。

だって、顔は一生付き合うものだから。

その人が綺麗に見えたりカッコよく見えるのは、顔の造作じゃなく、

どれだけ向き合っているか。

どれだけ真剣に「自分の人生」を生きているか。「軸」があるかどうか。

それで変わる。
だけどひとりでやるのは、大変だから、

私が内側外側から整えるお手伝いをしている。

これは、なるべくなら子供の頃から植え付けてあげておくと、子供が大人になった時すごく生きやすい。

だから私の子育ては「自分で何事もきめさせる子育て」でした。

いまと違って「子供に何事も自分で決めさせる育児」というのは、少数派だったわ。

でも本人の自由意志に任せた育て方をしたので、

子供達は、自分のことはまあまあわかっているわ。

それぞれができることやりたいことだけをやるのが理想。

自分がいいと思ったら誰かに何か言われてもいいんだと思えること大事。

それぞれの持っている生まれた意味を知った時に、

よかった。そういうことだったんだとなる。

エステとしてでなくどうやって、

つくりあげていくかがおもしろい。

なのに、自分自身の扱い方を知らない人が多い。

だけど、整えていくのは、おもしろい。

誰の人生かと考えてみたら、どうしたいかって見えてくるはずよ。

もちろん、まわりとの調和もだいじにするけれど、

自分がどうしたいかを大事にする。

どうやったら自分を好きになれるか。

ちなみに私は、参謀タイプだから、

その方のお困りごとや質問に答えられるタイプ。

だから、話の中からその人の本質みたいなものが見えてくる。

どうすればいいがわからないに答えることができる。

わからない人には、
いろいろ本音をさらけ出してもらう。

すると、本音なんて分からないって言っている人も色々でてくるから。

たとえば、ファッション。

どんなに似合うよといわれても、
着たくないものは着たくない。

テンションがあがるかどうかって大事。

「自分の心がどういうことで動くか」を知ることが大事。

やってみて、いらんなら、いらんでいい。

鏡をみて、よし!と思う姿に整えていく。

好きなものをだして、その中から似合うものを見つけるのでいい。

それに化粧は「華やか」にするだけでない。

どうやって素肌を整えるかがだいじ。

そうねぇ·····。
わたし、イケてる!というのをどうやってつくっていくかってこと。

ここで間違って欲しくないのは、

嫌な自分を隠すための化粧じゃなく、テンション上がる化粧にするってこと。

鏡をみてテンション上がる自分になるってこと。

そうやって、ていねいに扱っていき、
子供たちの個性をつぶさない。

そして迎えた30代は、子育て期。

まわりのお母さんたちは、

子供が困っているとわりとすぐ助けていたけど、

私は、助けない。もちろん、子供が、ここを手伝ってと言ってきたら手伝うけれど、

甲斐甲斐しく手伝わない。先回りして怪我させないように失敗しないようにとかしてあげない。

だから、ある意味優しくないと思われたかもしれないけれど、

なんでもやってもらえた子は、大人になってから大変だから、

子供に自分で決めさせるというのは、長期的にはその方がラクに生きれてお得。

でも、こどもにしたら、自分で決めないといけないからラクではなかったかもしれないわね。

とはいえ、好き嫌い、苦手などを把握しているから、

じゃぁどうする?と考えられるようになり、うまく人に頼れる大人になったわ。

じぶんがどうしたいか。
ダメな時、他に案があるか考えたり、

自分の嫌いなものは置かないと徹底したり。

じぶんの心地よさを知る。
何かを決める時に「なんでもいい」という選択はせず、

自分の本音を知り、好きな自分をつくる。

まわりばっか気にしていると、やりたいことがわからなくなる。

心地よくなかったらやめるくらいでいい。

つくづくそう思う。

そして子育ても終わり、50歳。

すると、なんと元旦那様の失踪ってことが起きたわ。

それと·····美容サロンはじめたのも、50過ぎね。

そうして、本当にやりたいこととは?と模索しながら、

自分ってどんな人で、

自分の欲しいものは、なにかを知る。

わがままでいいから自分の欲しいもの、なりたいものを知る。

そうでないと頭で考えたものになってしまう。

基準に合わせようとしてしまう。

脳がそこが好きなんだと思ったらそこに連れて行ってくれる。

わがままでいいのよ。

ほら、おもいだして。
赤ちゃんって超わがままでしょ?

あれが本来の自分なの。

おどろいた?
そう、人なんてほんとは、わがままなものなのよ。

けれど、20年30年前の子育ては、さっきもいったように、

やってあげちゃう子育てが多く、

自分で決めさせるという方針は少数だった。

それでも、私は「子供自身に決めさせる子育てをし、

お母さん(自分自身)が輝いていることが大事」と思って、

多数派の育て方はしなかった。

その結果、ちゃんと自分で決めて選ぶ子に育ち、自分らしく生きている。

こんな風にいうと完璧な子育てをしたかのようだけど、

「あんたのために」は嬉しくないって言われたことあるわ。

でも、いい子に育ったと思う。

失敗したっていいのよ。

ダメと言われたら次を考える。

実際、私もいろんなことあったわ。

だけど、自分と向き合って、

ちゃんと「ていねいに」生きてきたからなのか、必ず助けてもらえたり、

次のパートナーが現れやりたいようにやらせてくれたり、

子供たちも独立してくれて、

さらに人生を謳歌できるステージにきたわ。

そして、思うの。

ここまでのご縁に感謝し、

ここからの自分にとって大切な人たちとの繋がりの中で「心もお金も豊かな人達と創りたい世界がある」って。

だから私はご縁を大事にするし、

「人生の縮図は全て顔に表れるのでなりたい自分になるために心を整え、顔から整えましょう」って伝えていきたい。

自分の人生をどう扱っていくか。
これがだいじ。

結局、一番適したものに戻ってくる。

隣のピースがないから、となりのピースになろうはできないけど、

ハマるピースと出会うと美しいパズルの絵が完成する。

一回でできなくてもいい。

微調整しながらでいい。

とりあえずやってみる。

だけど、やめるときは「なんで辞めたいかを知る」

しんどくなったのなら、なんかちがうかもしれないから。

だから、あなたにとって、
こういうことが心地悪いと知るってだいじ。

だから常に「なんで?」ときく。

自分で知る。自分で決める。

だから責任の所在も明確だし、

迷うことはあってもブレにくい。

だけど、これと逆だと、濃い霧の中を永遠と彷徨う。

じぶんがない=軸がない=根無し草

そんなの大変。
だったら、少しこわいけど、

勇気を出して軸づくり(土台づくり)をはじめておこう。

そして、人生100年時代とか風の時代とか言われる今、

芸能人でなくても、ビジネスしてなくても

「自分自身が広告塔」であるという意識で丁寧に生きるといい。

まずは、小さなところから。

わからないなら、体で覚える。

どんなちいさなことでもいいから、こころ動いたらやってごらん。

必ず体は反応するから。

「小さな違和感」を大事にしてみて。

そして「なんか嫌のなんかを掘る」

「自分と対話したり、丁寧に生きること」これ、すごく大事なことなのに、

誰も教えてくれないから自分で感じ考える。

「やる」と決めるにしろ「やらない」と決めるにしろ

起きたことの責任も受け取る覚悟あるかがだいじ。

だからその為にも自分の価値基準を明確にする習慣を!

結局は、困るか困らないか。

嫌か嫌じゃないか。

心地よいか心地よくないか。

自分がどうしたいかなのだ。

ここで再び私の子供の話を少し。

うちの子は、忘れ物をしたりがよくあったの。

でもみんなと楽しみたい。そう思ったの。

だから次に考えたのは、

どうしたら忘れものをしないか。

忘れ物したらどうしたらいいかということ。

こうやって自分で考え、決めた結果、

コミュニケーションをとらないと、

貸してもらったり届けてもらえないことに気づく。

そして「みんなと楽しみたい」を叶えるために、できることをしてたと思う。

それでも忘れちゃうことや、

私が届けてあげれない時もあるけれど、失敗してもいいのよ。

自分責めは、必要ないの。

改善策を考えればいいのよ。

だって完璧な人なんていないんだから。

それに·····
そこにほんとに力を注ぐ必要あるのかということもぜひ見直して欲しい。

そして、その人の才能が活かせる場所で輝いたほうがいい。

じぶんのよさってなんだろ?自分の才能ってなんだろ?

好きなことってなんだろ?

すきなことを大人になるまでにひとつだけ(仕事とかいうことに囚われず)みつけておいてね。

「すき」のパワーってすごいから。

ぜひ「すき」を育てて欲しい。

でも、もしも、これを読んでるあなたが「すき」わからないよ。という状態なら、

誰かに手伝ってもらいながら本音を出して、そうだったよねって認めることから始めよう。

もちろん「認める」までにもっていくには、

見たくないとなっても向き合うことが必要になる。

でも、良薬口に苦しの精神で、向き合うと覚悟すると、

「そうだわ。そうだわ」となる。

だから安心して。

好きなことなんてわからないといっても向き合えば出てくるから。

だからぜひあなたが頼みやすい人に頼んで、質問してもらうといいわ。

たとえば、いまあなたが読んでいるこの文章も、事前に送られてきた質問に答えてからお話をきいてもらったのだけど、

こんなに沢山の質問埋められない!と思っても案外出てきたりしたから、

無理と思っても出せるわよ。大丈夫。

そうやって怖いのに向き合っただけで、

他の人より何歩も先を歩いていることになるから自信もって!

そして、その勇気を無駄にしないためにも

自分と対話し、自分と他者の良さ強み才能を知り、互いに活かしていってほしい。

例えるなら
パズルのピース。デコとボコ。

自分とぴったり合うピースを探し、一緒に絵を完成させていく。

そして、その為にも
何に心が動くかを試していき、

自分の美的センサー、心のセンサーを錆びさせないような暮らしをしよう。

そうすれば「自分と対話」ができるようになって、

自分の顔ともちゃんと向き合えて、

自分の心地よさとか魅力、

さらにいえば欠点の活かし方までわかってしまえて、

自分の人生を丁寧に扱えるようになり、自分らしく輝ける。納得のいく人生になる。

そう思うけど、どうかしら?

長いお話、付き合ってくれてありがとう。

もし、困ったら頼ってね。














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