こちらに掲載する文章に関してSNS等で内容について触れるのはやめていただけると幸いです。コメントもお控えいただけると有難いです。読んだよといった報告はとても嬉しいです。お待ちしています。今現在の私の個人的見解として読んでいただきたいです。今の自分の考えが正解だなんて全く思わないし、環境周り自分の考え色々なものの要因でこの考え方にたどり着いてます。それも含めて私だと思って読んでいただければ嬉しいです。


私は自分の顔がめちゃくちゃ嫌いです。
一部の人から小学生の時にはブスと言われ、中学生でもブスと言われてきました。高校生になっても道端ですれ違った同世代に「こっち見んなブス」と言われてしまったり、もちろん心無い人達が悪いとも思いますが、それ以上に自分で自分のことをブスであると認識できているから何も言い返す言葉がなくて辛かった。

顔で全てが決まる。人生顔。口癖のように言っていました。
数年前、「ブスに人権はない」といった芸能人のツイートが問題となって炎上するといったことがあってとても印象に残っています。たくさんの批判を受けていたこの言葉ですが、私は言葉にしないだけで世間はこれと対して変わらないと感じます。もちろん、ツイートしたり口に出すことが問題だけど。結局これが現実。そう思っていました。

自分の顔を人に罵られることが1番屈辱的で、変えられない外見的な部分への侮辱が本当に許せなかった。そしてそんな罵声を聞きたくないがために、自虐をすることが当たり前になっていきました。「私よりブスいないから笑」と自虐し、自分が自分の1番のアンチになることで人に侮辱されることから自分を守りました。自虐が最高の自己防衛でした。自分が可哀想で、自分を守りたいから自虐しかできなかった。
だけど、どっかで自虐に自分が傷ついていた。

この世の中の最近可愛いと言われている目鼻立ちがくっきりしてる女の子とは真逆の顔。正直自分がブスであると認識できると安心した。
ブスだから上手くいかない。しょうがない。そうも思ってしまった。

心優しい人から言われる「かわいいよ」なんて言葉は上辺だけの社交辞令であると思ってしまったし、もし顔のせいじゃなくてこれほど上手くいかないことばかりなら内面も欠落していて、物理的な顔面判断でブスだと判断できているため、自分は救いようのない人間だと更に自己嫌悪に陥った。

もう罵声されれば傷つくし、自己防衛として自虐をしても傷つく、慰められても褒められても素直に受け入れられずどうしようもない状態だった。

中学生の頃メイクをして、本当に人生が変わった。メイクをした時は反応を変えてくれる人もいたし、なんなら「かわいい」とお世辞にも言ってくれる人もいた。またしても社交辞令かもしれないのにメイクで少し変わった自分ならそんなこともあるのかな、と心無しか自分の顔への屈辱感が薄れた。そんな時に「メイク汚い」「顔怖い」と言われてしまった。こういう人って何をしても批判してくるんだと思いました。きっと、素の顔はブスで、メイクしたら怖くてケバくて汚くて、整形したら偽物で。
唖然としました。
こんなことなら自分の好きな顔で好きなように生きたらいい。そもそも、自分のことを1番考えているのはいつも自分で、私を傷つける人よりきっと私は私のことを考えています。私より私のことを考えてくれてない人に私が傷つけられる必要は無い。自分勝手だと思うし、極端だとも思うけど少し強くなれた。

で、今も人生顔。そう思います。
ただ、今は人生に必要なのは顔だけじゃない、そうも思っています。
だけど、顔が良ければ生まれない不幸は数え切れないぐらい経験してきた。
こんな考えの自分は誰よりも顔に執着している。そうも思います。

考え方に正解なんてなくて、「人を見た目で判断するな」といったことも必ずしも正解でないとも思います。
ただ、見た目は基本的に自分で選べないし、運ゲーといっても過言ではない。
最近は「親ガチャ」といった変な言葉が流行していますがこれも容姿などへの現代の執着(もちろん、家庭環境、財政面、学歴など様々ありますが)もあって生まれたような言葉だなあと感じています。

最近は整形をする人も増えて顔を努力で変えることが不可能ではない時代になってきました。努力してお金を稼いで痛みや様々なリスクを乗り越えて、受けいれて、整形することは本当に素敵な事だと私は思っています。今すぐ整形するかとかは置いといてひとつの選択肢だとも思います。それで自分のコンプレックスから解放されて自分の人生がよりよくなるなら、そんな幸せな事は無いです。

私は配信したりだとか、普通に生活するよりも顔が良い方が得するものにそれでも挑戦しています。これからも色々な形ですると思う。きっと今まで受けた屈辱が顔面で判断される世界で認められた瞬間に最も果たされるから。最悪な動機だと思う。それでも顔には一生執着すると思うし、これも1つの私です。でも、「顔」が嫌いな私や、さんざん侮辱されてきたからこその今だと思います。こうやって痛みを感じて書く文章や感情は私だから書けるもので、感じられるものだと思う。そんな自分が案外好きです。そう思ったら大分生きやすくなりました。

そして、今私のことを知ってくれたり、私の配信を見てくれたり、私に「かわいい」と言ってくれる方たちは本当に私の支えです。一生の財産です。辛いことがあっても皆さんを思い出すと強くいられます。これからもこんな私ですが見守っていただけたら嬉しいです。
今のこの考えは私の一瞬であってこれからもたくさんの経験を経て色んなことを考え、変わっていくと思います。また変わった時はお話します。聞いてくれたら嬉しいな。

最初にも述べさせていただいた通り、多くのご意見があるのは100も承知ですが、あくまでこれは私の個人的見解です。一意見として読んで胸にしまっていただければと思います。

余談になりますが、ハハノシキュウさんの「顔」という曲があります。調べたら歌詞がでてくるので歌詞を見て聞くことをオススメします。 とても印象に残っている曲です。もしよかったら聞いてみてください。

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