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【α最高効率】採掘戦艦「Mining Rokh」の紹介

αアカウントでも出来る金策」はEVE界隈でも定期的に話題に上がりますが、決まって「ハイセク採掘はオススメできない」という話に落ち着きます。というのも、ベンチャーでハイセク鉱石を掘るのは効率が悪すぎるというのもあるでしょうが。収益性だけで見れば同じベンチャーでローセク、ワームホールのガスサイトを狙ったほうが見込みがあります。


参考リンク



そんなαアカウント採掘ですが、ちょっとした裏道があります。



採掘戦艦


αアカウントでも搭乗可能なタレットを8つ積める戦艦に採掘機を満載し、リグとロースロットでCPU、カーゴ容量を増強すると、Ωアカウント用のT1採掘艦に引けを取らない採掘力を発揮する採掘戦艦が出来上がります。


スキルが足りないとCPUが不足するので、Midのモジュールはお好みで。
採掘特化だと防御モジュールを搭載する余裕はないので耐久力には期待できない。
[Rokh, Mining Rokh]
Co-Processor II
Mining Laser Upgrade II
Mining Laser Upgrade II
Mining Laser Upgrade II
Mining Laser Upgrade II

100MN Y-S8 Compact Afterburner
ML-3 Scoped Survey Scanner

Miner II
Miner II
Miner II
Miner II
Miner II
Miner II
Miner II
Miner II

Large Processor Overclocking Unit I
Large Cargohold Optimization II
Large Cargohold Optimization I



Warrior I x10

'Wetu' Mobile Depot x1
Mobile Tractor Unit x1

カルダリ戦艦スキル無しでも乗れるプラクシスのFITも載せておきます。

[Praxis, Mining Praxis]
Mining Laser Upgrade II
Mining Laser Upgrade II
Mining Laser Upgrade II
Mining Laser Upgrade II
Mining Laser Upgrade II
Co-Processor II
Co-Processor II

100MN Y-S8 Compact Afterburner
ML-3 Scoped Survey Scanner

Miner II
Miner II
Miner II
Miner II
Miner II
Miner II

Large Processor Overclocking Unit I
Large Processor Overclocking Unit I



Warrior I x10



'Wetu' Mobile Depot x1
Mobile Tractor Unit x1


鉱石ホールドを持つ採掘艦と比較するとカーゴ容量には不足があるため、全ての採掘機を1周回すたびにカーゴの鉱石を宙域に放出する必要があります。通称「JET堀り」と呼ばれる手法です。生成されるカーゴコンテナは他者に盗まれる可能性があるので、移動式トラクターユニットと移動式貯蔵庫を組み合わせたJET堀りを紹介します。


1.採掘した鉱石を予め設置しておいた移動式貯蔵庫に移す
2.移動式貯蔵庫の鉱石が満杯になったら貯蔵庫を船舶に戻す
3.生成された鉱石コンテナを移動式トラクターユニットで回収する
4.移動式貯蔵庫を再び宙域に設置する
5.移動式トラクターユニットが鉱石で満杯になったら輸送艦で回収する


放出用コンテナは3分に1度しか生成できない仕様なので、移動式貯蔵庫を用いる。
通常の移動式貯蔵庫は若干物足りないので、Wetuがおすすめ。


鉱石回収役のモバトラを他のカプセラに落とされると鉱石が宇宙の藻屑になってしまうので、常に指向性スキャンとローカルチャットに気を配り、敵性カプセラを警戒する必要があります。いっそアステロイドベルトに移動式貯蔵庫を大量展開して、後で輸送艦で回収するとかでもいいかもしれません。移動式貯蔵庫は一定以上シールドを削られるとリーンに入る(一時的な無敵状態)のでまだ潰しが効きます。

搭乗する戦艦も1隻300M以上と高い買い物になるので、落とされたら目も当てられません。一応戦闘艦なので、武装を別の移動式貯蔵庫に詰めておき、有事の時に換装する…という防衛策もありますが、船を落としてくる連中はたとえSS1.0の星系だろうと数を集めて落としてくるので、逃走に重きを置くのが無難でしょう。採掘拠点は商都から離れた郊外のシステムとし、商都で換金する時は有志の輸送サービスを用いるのが吉です。


Red Frog Freight (ハイセク輸送サービス)



さいごに


ここまでやってもハイセク鉱石ではガスベンチャーに収益性で敵わないのが考えものです。といって高価な鉱石の眠る危険地帯で乗るにはピーキーすぎます。ローセクでこの船を回しているカプセラに出くわしたら自分も喜んで襲います。何より、採掘戦艦に注ぎ込む300Mでもっと別のコンテンツが回せるはずなので…一般的な採掘艦は40M~60Mで導入できますし、製造ならT1リグ製造の初期費用としては十分な額です。

今でこそ廃れた採掘方法ですが、太古のEVEonlineでは皆この手法で鉱石を採掘していたと聞きます。今では定番のベンチャーや採掘艦は影も形も無く、採掘機を乗せた戦闘艦でせっせと鉱石を集め、放出されたカーゴコンテナを巡っての悲喜こもごもがあったのでしょう。


戦闘艦採掘の極地、攻城艦採掘家「Chribba」の像。(アマーにある)
高額な主力艦の取引が困難だった頃、仲介役として活躍したカプセラ…らしい。

『他人に自分の目標を決めさせてはならない』– Chribba


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