すえひろがりました〜ミュージカル刀剣乱舞 8周年 すえひろがり 乱舞野外祭 大千穐楽ライブビューイングを見ました〜

富士急ハイランドコニファーフォレストでの野外公演。ミュージカル本丸の刀剣男士たちが3時間にわたって全身全霊で愛と生きる情熱を歌い踊ります。もちろんコールOK、応援グッズ使用OKです。
日没の時間を上演中に配して自然の照明を活かす照明プランもサイトスペシフィックで素敵です。

体力を考えると現地参戦にはもろもろ差し障りのあるお年頃なのでライブビューイングで参加しました。

序盤からトップギアに入れて最後まで疾走する構成です。歌と踊りを最大限に盛り、ショートコントは少なめ。
2曲目でいきなり、これまでなら《獣》と並んで後半の大詰めに配置される例の多かった代表曲のひとつ《mistake》がきて驚きます。へし切長谷部(木原瑠衣)・山姥切長義(水江建太)・一期一振(國島直希)・鬼丸国綱(林光哲)の5振の『花影揺れる砥水』からの新規参入男士が大活躍、憂い顔長谷部&可憐な長義の《美しい悲劇》が聴ける思わぬサプライズも。和太鼓乱打のタイコタイムには『花影揺れる砥水』の重要刃物・カゲこと一期一振影打(杉山諒二)も凛々しく登場します。
刀剣男士が現世の人の世の愛とファンサを学ぶチュートリアルソング(?)、キュートな《断然君に恋してる》チームに短刀脇差組に混ざって水心子正秀(小西成弥)が、ノスタルジックな濃艶ビッグバンドジャズ風《Scarlet Lips》チームにへし切長谷部と源清麿(佐藤信長)が参加。審神者(オーディエンス)の期待に十二分以上に応えてくれます。木原瑠衣さんのハセベくんは子供に懐かれるヒーローの風情もあって《Scarlet Lips》に健康さを添えていてなかなかでした。
榎本武揚(藤田玲)と伊達政宗(岡幸二郎)の持ち曲デュエットが前半後半1回ずつ。彼らが歌い出すとそこはもう帝劇のよう。先達の貫禄です。
みなさまそれはそれはお稽古なさったことでしょう。回を重ねるごとに見応えが増し、ファンサも巧みになって胸打たれます。
大団円では花火が盛大に打ち上げられていました。おみごとです。

なんでも富士急ハイランドのジェットコースターには年齢制限の上限もあるとのこと、私も早晩乗れなくなるお年頃なので今のうちに乗っておいた方が良いのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?