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【実験】<Adobe様指定企画> クリエイティビティを身につけると、 仕事や働き方にどんな変化が起きるのか


6月から参加している、新しい働き方LABの指定企画

Adobe様の企画での実験計画です。

自主企画と合わせて取り組んでいこうと思います。

自主企画↓


◆実験の目的と背景


【目的】

自分なりのクリエイティビティ(独自性)を見つけること。

自分の独自性に自信を持つこと。


【背景】

私の絵にはオリジナリティがない、という思いがずっとあります。

幼稚園のころから絵を描いていますが

(これについては記憶がありませんが、実家のアルバムに書いてありました)

本格的に1枚の絵としてのイラストレーションを描き始めたのは、高校に入ってから。

日本大学付属の美術専門の科に入学しました。


【背景・人の絵と比べる】

デッサン等もありましたが、自由に作品を描くことが授業内容のほとんどを占めます。

絵を描く人がいっせいに集まるところに初めて参加したので、

他の人の絵を見ては衝撃を受けます。

個性が既に確立している人がいっぱいいるように見えるわけです。

そして自分と比べて、自分の作品について反省会が始まります。

これは美大なんかに行った人のあるあるだと思います。他の人と比べて、自信を失う。

他人なんか気にしない~の精神で行ける人もいますが、割合としては少ないと思います。


【背景・決定的ダメ出し】

今から思い返せば環境が変だったんだなと思うのですが、

高校の先生は、絵を評価する生徒とそうでない生徒の差が激しく、

私はよく、作品展への出品を取り消されたり、無視されたり、制作中の作品を捨てられたりしました。

ついには、「こういうのじゃダメなんだよ。こういうのを描きなさい」と、海外の画家の画集を真似して描くように指示され、それを描いたらやっと作品展に出してもらえました。

その時は、私の絵はダメなんだと、それはそれはショックを受けました。


大人になってから実家に帰った時に見ると、自分でもどう描いていたのか分からないくらい、いい絵だと思うんですが。


【背景・スランプ】

クラスメイトが、私の絵が好きだと言ってくれたのですが、それを頭の中から忘れ去るくらい、

私の絵はオリジナリティがない

という思い込みは激しく残り、その後10年ほど絵が描けない人生を送ることになります。


ちなみに、デッサンはよくできたので、女子美(短大)に入学でき、授業で似顔絵を描いたら褒められるくらいはありました。

が、女子美に入ってからも「自分の絵」というのが描けない日々が続きます。

年賀状のイラストすら描けなくなりました。

中学、高校のころは、年賀状1枚ごとにイラストを描き分けるという凄いことをやっていましたが(笑)


【背景・再び絵を描くようになってから】

とあるきっかけで、やっぱり絵が描きたい!と思ったのですが、

描くたびに、この絵じゃダメだという呪いの言葉が頭に響きます。

需要のありそうなジャンルで描いてみても、楽しくなかったり。


中学のころから装画を描く人になりたいと思っていたのですが、

装画関係の縁で、いい先生に出会えました。

おかげさまで今の作風になり、わりと楽に描けるようになりました。

4-りす


【背景・仕事としての絵】

その先生のところを卒業すると、仕事獲得のために動き出します。

ここでまた、他人の絵と比較して反省会してしまう日々が始まります。


自分の絵にはオリジナリティがない。

描きながら、描いたものを発表しながら、仕事につながるよう動きながら、毎日のようにその思いが頭を駆け巡ります。


70年代のイラストレーターは個性が爆発した作風の方が活躍されていました。

私の絵を見て、その年代の方が、うまいけど個性がないよね。70年代の人みたいに描かないと。と言ってこられました。

高校時代の再来か?


今は絵の販売もしているので、できる限りオリジナリティのある絵が描きたい。

デッサンや模写はすごく得意だったし、写真を見て描くスタイルがとっても性に合っているので、

その上でいかに個性を出していくか、という

本格的に挑戦すべき時期に入っていました。


【背景・Adobe様指定企画に参加】

それはもう雷のように、これこれ!!!私のための企画!!!という感じで

怒涛のタイピングで思いを綴り、応募。

無事企画に参加することができました。

ありがとうございます!!!!

今からでもオリジナリティ、身につけてやります。


その前に、緻密に描けることがすでに個性だってことに、いろんな人に気づいてほしいですけどね。


◆検証したいこと

半年で、絵を販売して問題ないレベルのオリジナリティを身につけられるかどうか。

Photoshopで資料としての写真を自分の描きたいものに加工する技術も身につける。

児童書の装画をやるのが夢なので、ひとつの世界観を表現できるような絵を描けるようになること。


自分の絵にはオリジナリティがない、は、けっこう思い込みの部分が大きいので、悩まなくなったら成功です。


◆活動の概要


指定企画では定期的にお題が出されるので、それに沿って自分なりにオリジナリティを精いっぱい発揮した絵を作成します。

ふだんはアナログで描いていて、時々デジタルで塗ることもあります。

アナログで描くときは、資料にオリジナリティを加える。

デジタルで描くこともお題の半分くらいは占めたいです。




◆アウトプット・成果

作成した画像は、Instagramで

お題と工夫した点については、Twitterで発信していきます。

販売している絵が売れるようになったら大成功ですね。


◆その他

個性については高校を出て以来、何年、何十年と悩んできました。

この悩みがなくなったり、もしくは少なくなったら

描くことにも、描いたものを発表することにも、仕事につながるよう動くことにも、スピード・モチベーション・迷いなどの点で違いが出てきます。

いつも内省しているタイプなので、悩みがどのくらい増減したかは分かりやすいです。

悩みなくどんどん活動していきたいです。



本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に応募するために、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。


HP、Instagramはこちら↓

インスタアカウント @miho.miya30


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