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アニメを現実的に思考

大好きなアニメ「未来少年コナン」の再放送を毎週見ています。

コナン(設定年齢12歳)ってすごい身体能力を持っていますよネ。
自然の中やピンチの時のダイナミックな動きは、アニメ的にも見応えがあり、名シーンがたくさんあります。

以下は個人的な空想です。(元々SF作品ですが)

残され島には「コナン」の他に子供がいません。
いたのかもしれませんが、多分生まれて間もない段階で亡くなっていたのかもしれません。島の生活は大人でも過酷な環境ですから。
そこで生き残ったおじいを含む科学者達は「コナン」をなんとか成長できるように、持てる知識(この宇宙船で脱出したのは生物学や遺伝子学のチームだったと仮定)を使って胎児の段階で人工的に操作した「強化人間」ではないかと思いました。
身体能力の向上、病気への耐性、環境への適応、死に直面しても冷静さを失わない判断力…とかなりの強化が奇跡的に成功したのではないかと思います。
もちろん「コナン」自信はそのことは知りません。

そして悲しい空想ですが、「風の谷のナウシカ」で、毒に対しある程度の耐性をもつように作り直された「ナウシカ達現生人類」が、腐海が浄化した世界に対応できないように、人為的に強化された「コナン」もその能力と引き替えに、これ以上大人には成長できない(寿命が短いか細胞の再生が通常より早い)のではないかと思いました。

最終回で、ブライアック・ラオ博士がコナンとラナの手を取り "これからは君たちの時代だ" と言い残し静かに息を引き取ります。
新しい残され島での暮らしはどのようになっていくのか、コナン、ラナ、ジムシィ3人の未来はどうなっていくのか。

子供の頃から何回も見ている作品ですが、コロナ的日常の中、少し悲しい空想をしてしまいました。

#未来少年コナン #アニメ好き