わたしの肺の中のはなし

わたしの頭の中の消しゴム
という映画が昔、流行りましたよね。
結構好きです。

今日はわたしの肺の中の話です。

2021年の職場の健康診断で
肺に影があると言われてから
3ヶ月から半年のペースで
大学病院に通っています。

肺に影ってなんぞやと思うかもしれませんが
いわゆる肺炎のように肺が白くなるものではなく
肺に丸いものがいくつかあるような
レントゲンが撮れていました。

レントゲンに写っていた丸いものは
俗に言う腫瘍で
この腫瘍がなんなのか調べるために
レントゲンやCTを撮ったり
肺の中にカメラを入れて細胞を取ったり
PET検査(ガンか調べる検査)をしたり
血液検査を何度かしたり
いろいろやりました。

早い段階で悪性ではないことは
わかったのですが
検査の数値などが何もひっかからないせいで
肝心の原因が全く分からず
とりあえずついた病名は
「肉芽腫性肺炎」でした。
薬も治療法もないので
この2年間は経過観察をしていました。

観察を続けて1年目は
腫瘍が増えることも大きくなることも
なかったのですが
今年の1月の検査で
「ちょっと大きくなってるやつがあるかも」
と言われてしまいました。
でもちょうどその頃にコロナに罹っていたので
その影響もあるかもね〜と
さらに今年1年間、観察を続けてきました。

11月の定期検査の結果
残念ながら小さくなることも減ることもなく
肺の肉芽腫は存在していました。
悲しい。
さらに今年改めてやった血液検査では
なんの反応も見られず
主治医の先生も頭を抱えていました。
12本分も採血したのに残念です。

そうは言っても
病状は変化してしまっているので
そろそろ病名をちゃんと確定しないと
なんの治療もできないままになってしまいます。
なのでもう一回、検査入院をして
肺にカメラを入れて細胞を取ることにしました。
12月末にやります。
それでもだめだったら
PET検査で少し反応のあった
脇の近くのリンパから
細胞を取ることになりました。
こっちは切開が必要です。嫌です。

現在の予想病名は
「肺サルコイドーシス」
https://www.nanbyou.or.jp/entry/110

死にはしないよ。
でも難病なんだって。
ちょっとだけ怖いね。

まずは12月末の検査入院がんばります。

なんでこのnoteを書いたかというと
自分の感情の整理のために書きました。
「わたしは病気だー!優しくしろー!」
ってことではないです。

肺の中って見えないじゃないですか。
日常生活にも支障がないので
わたしが病気だと知らない人の方が多いです。
それでも病気のことで落ち込む時も
実はあるんですよ。
落ち込んだ時の吐け口は
ネットが多いと思います。
だってリアルの友達に話すと
変な心配をかけてしまうから。
説明も面倒だしね。

だから私が変に落ち込んでる時は
そっと見守っててください。

落ち込んだ時はいろんな人の放送から
元気をもらいたいと思います。

寒くなってきたのでみなさんも
体調にはお気を付けください。

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