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狂俳

というものがあるというのを、この年で初めて知った。

「七・五」もしくは「五・七」で詠む最も短い歌で、どうやら私の地元が発祥の地らしい。

地元の小学生が詠んだ狂俳が、図書館に展示されていたので見てみた。

テーマは「夏」「花火」「川遊び」などなど、
よく言えば真面目な小学生がみんな一生懸命考えたんだろうな、悪く言えば当たり障りのない作品が並ぶ中、思わず「ある!」と頷かずにはいられないものがあった。

(そういう私も、当たり障りのない作品を書くタイプだった。想像力や独創性は欲しかったけど、学校で披露できなかったよね。)

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