グリット力の存在
ゴールに達成した瞬間のワクワク
私は自分の決めたゴールに達成する瞬間が一番ワクワクします。最大限の努力を積み、今まで見たことのない景色を見ることができる瞬間です。
さらに努力をし続ければ新たなゴールを見ることができますが、努力を少しでも怠ればゴールは一気に遠のきます。自分次第で世界が変わるその瞬間を想像するとワクワクしてきます。
幼稚園の頃から英会話やピアノを習い、その後も部活、大学受験、留学など周りと競う環境で育ってきました。昔から負けず嫌いな性格で、周りの友達や兄妹に負けないよう何をするにも自分の中でゴールを決めて努力するようにしてきました。
挫折した後の「継続」の重要さ
自分なりのゴールまで努力を積んだつもりでも、いざコンクールやテストを受けると一番ではなく、心が折れそうになりました。当時の自分の限界を超えるくらい練習したのに勝てず、自分はここまでの実力しか身につかないと勘違いしていました。自分の中のゴールは周りより低く自分で限界を勝手に決めつけていたことに気がつきました。
負けっぱなしは自分の性格上許せず、自分が思っていた限界のさらに上にゴールを設定し努力するよう心がけるようになりました。
負けたり失敗しても挫けずに努力し続けることは容易いことではありません。
ですが、才能がなくても、今の状態が悪くてもけっしてあきらめずに驚異的な粘り強さで努力してきた人が結果を出します。
そういう人は常に貪欲に進歩を目指し、どんなに成果を出しても満足せずに次はもっと上を目指す人です。
やり抜く力「グリット力」
私のモチベーションを上げてくれる本の中に、やり抜く力「グリット力」について述べられています。「GRIT」とは、
Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)
の4つの頭文字をとった言葉で、やり抜く力のことを意味しています。
これは才能ではなく、物事を継続し達成したときに身につく力です。この力を持っている人ほど粘り強く努力し、結果を出すと述べられています。
本文中に出てきたこの図に書かれてるように、才能だけでは達成に至らず、そこから生まれるスキルと努力の継続で達成を得ることができると考えます。
本文中で述べられているグリット力を身につけるステップについて紹介します。
1, 「興味」を結びつける
まず自分が努力する目的に対して興味を持ち、
心から楽しみ大好きになる。
2, 「練習」の法則
粘り強さを身につけるために昨日より今日、今日より明日、と日々の努力を怠らない。
3, 「目的」を見出す
ゴールを達成してどうしたいか、
どうなりたいかの目的を常に意識して努力する
4, 「希望」に背中を押してもらう
ゴールに向かう途中に困難があっても達成できた後の未来に希望を持つ
本文中ではこの4つのステップがグリット力を身につけるまでの近道だと述べられています。
ただただ努力するだけではゴールが遠く感じるので、細かく目標設定をしたり、達成した後の自分を想像したり未来に希望を持つと根気強く続けられますよね!
そして達成した自分の姿や結果にワクワクし、また新たなゴールに向かって努力を続けることができます!
まとめ
私は自分の決めたゴールに達成すると、努力してきた物事が一気に楽しくなりモチベーションが上がります!
どんな成功者でも、1日で成功を掴んだ人はいなくて数年、数十年かけて様々な困難に打ち勝ってきた人が成功を収めています。単に才能があったからではなく、努力し続けた成果とグリット力が備わっていたからこそ、大きな成功に繋がったと考えます。
私も社会人になっても高いゴールを目指してグリット力を身につけていきたいと思います!
参考文献
アンジェラ・ダックワース『やり抜く力 GRIT(グリット)―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』ダイヤモンド社(2016/10/18)