CELTA(オンライン)終了後の感想

あっという間の4週間で、日々の課題をこなすのに精一杯でCELTA以外のことはほぼできない、というのは本当だった。とはいえ、ずっとパソコンの前に座っているのも身体に悪いので、土日の内一日はヘアカットに行ったり、ヨガに行ったり、ブランチに友人と出かけたりするようにしてた。適度にリフレッシュしないと、頭がおかしくなるっていう感覚だった。その他の感想として、IHバンコクのCELTAを受けたので、英語圏で受けるよりは、非ネイティブが9割以上だったので、気は楽だったと思う。それはよかった。とはいえ、私の英語力はまだまだで、適当に話していたことが沢山あったのだと、教えるという行為を通じて痛感した。もともと英語を一度も人様に教えたことがなかったので、最初は本気でどうしていいか分からなくて、CELTAのコースを受講したことを後悔すらしたのだけれど、日本で受けるより安いとはいえ、結構な金額を払ったのだからやり終えねばという思いでなんとか辛かった最初の2週間を乗り切ったのだ。後から聞いたら他の受講生も似たような気持ちで乗り切った人も多かった。課題の量と時間を考えるとまあそりゃそうだろうなと思う。

後半は、こんなもんかと慣れてきたので前半に比べると格段に気持ちは楽だった。イギリスで修士号を取った際に論文を書いたのが今までで一番英語での学びの大変だった経験だったのだけれど、CELTAは短期集中という意味では、それ以上に大変だったようにも思う。その理由として、すべてを完璧にするなんていうのは、まず無理で、適当に見切りをつけつつ、量のある課題を短時間でこなすというのが求められるということを挙げられる。

その他、ズームの使い方を習得したのは、CELTAの副産物だと思う。グループワークのために、Breakout roomを3つ作って、その部屋での対話を覗きに行くというような、オンライン時代を強烈に感じる経験をした。オンライン上ではあるけれど、コースメートとは、Skypeやwhatsappでグループを作ってお互いに助け合ったというのもあり、ゲームのアバター感が半端ないけれど、友情も生まれたと思う。もちろん一緒に空間を共有して話すことの価値も翻って感じたわけではあるけれど、物事は表裏一体だから良いところに目を向けることにしたいと思う。

CELTAに費やした4週間は、オンラインという「特殊空間」に軸足をおきながら、猛烈な勢いでかなりの量の課題をこなし、沢山のことを学べた感が強い有意義な時間だったけれど、こんなに大変だと知ってたら受けなかったかもしれないというのが最後の感想だ。具体的に差し迫って英語を教える予定があるわけではないのだけれど、大学で将来英語で授業してって言われたときに、何かと役に立つ経験を得たと信じることにする。そして1週間くらいぼーっと過ごそうと思う。タイとの時差は2時間で、日本時間の朝4時(タイ時間の2時)くらいまで課題と格闘した日も多くて、体内時計がちょっと狂ってしまっているから元に戻したい。しばらく沢山眠ってCELTAショックから回復する予定。

追記)CELTA終了してすぐに、勢いで子どもにオンラインで教える仕事に応募したら、すぐに好感触の返事が来て、ほぼ仕事が確定した。CELTAの効果だと思う。CELTA、実は結構すごいなと思ったし、素直に嬉しい。2足の草鞋というか3足くらい草鞋があったほうが何かと安心な時代だと感じるしね。それなりに苦労して英語を習得してきたわけで、それを仕事を通じて誰かの役に立てることができれば、意味あるよなとも思う。

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