足立区 北千住の飲み屋まるかや
足立区北千住は東京都内でも有数の飲み屋街であろう。
東口にも昔ながらの飲み屋や商店街、銭湯がありつつ新しく大学もできて、情緒のある街並みと新しさがマッチしていて過ごしやすい雰囲気だ。しかし、北千住といえばやはり西口。千代田線のホームから階段をあがり駅から出た左手に飲み街が広がっている。
北千住には東京3大煮込みと店として知られる『大はし』をはじめ、その他にも負けず劣らずの良い居酒屋が軒を連ねている。
どの店もなかなか個性が強く、中には見るからにあやしい店もある。そんな店を自分たちでかぎ分け、時には入って冒険してみるという面白さもある。(意外と北千住でボッたくられた記憶はないが、ボラれても自己責任で)
そんな飲み屋街の北千住には、新規参入の店舗が増え続けている。
今回そんな北千住の飲み屋でも、
古豪、まるかやを紹介しよう
まるかやは北千住でも歴史のある店で、良心的な価格でめっちゃうまい焼き物と煮込みなどを提供してくれる。
まるかやに最後に訪れたのは、2016年の夏であったと思う。現在はついているかもしれないが、当時店内には冷房がなく扇風機だけで暑さをしのいでいた。焼き場付近は灼熱の暑さでこちらも滝の様な汗をかくほどであった。
その灼熱の中で飲むギンギンに冷えたホッピーがなんともうまかった記憶がある。
また、北千住通の友人によると
「北千住の店はどこもホッピーを頼むと、焼酎を多めに入れてくれるのよ。その中でも、まるかやがダントツだね、焼酎を溢れるギリギリまで入れてくれるから。しかも意味わかんないくらい安いし!そして、飲むときは色付けにホッピーを入れる!これが千住スタイル!」と熱弁していた。
実際にギリギリまで入った焼酎にホッピーを入れても、申し訳ない程度の色しかつかない、しばらくはほぼ焼酎を飲むことになるのだが、それが千住スタイルらしい。ストロングスタイルすぎるよ、千住。
まるかやの事を思い出しながら書きつつ、記憶の補完のためネットで調べてみたところ、サーバーからの生ホッピーや、うずらの殻ごと食べられるうずらの卵串焼き(!?)なるものも提供していたのだとか…
(http://kara3.ldblog.jp/archives/3906110.html)
純粋に千住スタイルのホッピーと、王道焼き物の旨さに満足して、全然気づいてなかった…
現在は提供しているかどうかはわからないが、それらを自分の目で確認する為に、北千住にいくのもアリアリのアリだ。
今は失われつつある下町の情緒を感じつつ、まるかやから北千住を飲みあるくのもいいかもしれない。
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