見出し画像

日記:Day14 広島・呉→大阪・豊能

本日、9/25の朝に、広島県呉市音戸町を出て、3泊4日の東京への帰路に就いた。初日は、大阪府豊能町の宿まで来た。

備後国総鎮護「御調八幡宮」で安全祈願

朝9時過ぎ、小雨パラつく広島県呉市音戸町を出発。音戸大橋を警固屋に渡り、阿賀方面を回って広に出る。そのまま、国道375号を北上。黒瀬町では、私の気になっていた「らーめん まつ☆うら」が出てきた。

が、まだ時間が早く開店前だったので通過し、東広島市入り。県道348号で東進したあと、昨日も通った国道486号線に入った。昨日から気になっていた御調八幡宮が出てきたので、安全祈願を兼ねて参詣してみた。そこは、備後国総鎮護の霊験あらたかな荘厳なところだった。

とても荘重かつ優美な場所で、テンションが上がった。スリッピーな路面に負けず、頑張るぞ!と勇んで東へ。

鴨方そうめんの里へ

そのまま、国道486号線でひたすら東に向かうものと期待していたが、Googleマップの渋滞回避機能はさすが?予想を覆すルート変更により、素直に走らせてはくれなかった。

尾道市で県道384号線→396号→463号と県道のハシゴで東に進み、福山市で県道391号線を北上、再び国道486号線に戻って東進の後、県道192号線に。その後、数えきれないほど狭い山中の県道を渡り歩いて、岡山県井原市を経て、岡山県浅口市鴨方に。

そこは、清流と棚田も見られる、製麺所が点在するそうめんの里であった。

「ムリかな」と予期はしていたが、案の定、その場で食べさせてもらうことはできず、工場を眺めるだけで帰ってきた。しかし、土地の雰囲気、渓流を含めた立地、たたずまいをこの目・この肌で体感できたので収穫大だ。

棚田クンの聖地へ

鴨方を出た後は、国道2号をぶっ飛ばすという、単位時間当たり距離が稼げる道となった。片側三車線にもなる一桁国道の威力たるや。あっという間に岡山県から兵庫県に入った。

ところが、相生を過ぎて「たつの市」に入ったあたりで、またも原チャトラップが。国道2号が、自動車専用道路(125cc以下二輪は不可)になってしまった。尾道でもやられたこの原チャトラップにより、やむなく県道に押しやられた。

国道2号で風切ってた時を忘れてしまうくらい、グネグネの山道を走った末に、ついに兵庫県神崎郡市川町に入った。谷あいの道をグングンと奥に入っていくと、遂に、見たことのあるような棚田が出てきた。

ここが、「世界の"シャイニング"棚田クン」の聖地なのだ。

棚田クンは、絶賛クラファン実施中である。興味のある方は、是非ご支援してあげて欲しい。

遂に夜道に・・。大阪とは思えぬ大阪へ

棚田クンの聖地を拝んでいたら、時刻が17時を回ってしまった。秋の夜長に入ってきて、日暮れはすっかり早くなった。赤く染まる空に焦る気持ちを感じつつ、東進を急ぐ。

谷あいの寂しい県道をひたすら走っていくが、どんどんと辺りは暮れていく。マラソンの聖地?の西脇市を抜けるころには日没してしまった。兵庫県加東市に入ったころには、直前まで降雨だったのか、路面はぐしょ濡れだった。

暗い濡れたくねくねの山道を、滑らないように気を張って運転していたら、さすがに疲れてきた。目的地まであと一歩の、兵庫県川西市・日生中央で、夜飯を食べる。「確か、古田敦也は川西出身だったなぁ」とどうでも良いことを考えながら平らげた。

飯も終わって、「さぁ、あと20分」とのんびり走り出したが、たちまち高台をひた登っていき、ダムの堤頂を渡り始めた。

「あれ・・・大阪府だって聞いてたけど、ここは『大阪の奥多摩』ですか?」という問いが頭に浮かんだころ、農家のお宅という面持ちの宿所が現れた。

今日は、ここにお世話になる。はぁ。すっかり疲れた。早く寝よ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?