関節リュウマチになった話

最初は自分の身体に何が起こっているのか分かりませんでした。

というのもcafeとTrader Joe’s(トレジョ) のダブルワークで1日10時間働く日が続き、ダブルワーク半年目くらいから足底筋膜炎になり毎朝の足裏の激痛が半年くらい続いていたのでその延長だと思っていました。

アメリカでは自粛生活が3月半ばから始まり、子供達の学校もcafeもクローズになりました。トレジョはオープンしていたのですが、コロナにかかる確率が高く、家族にも迷惑がかかる為お休みをもらいました。 

この自粛期間中の4月の始めくらいにまず足首と膝が痛くなり始めました。最初は足底筋膜炎の痛みで歩き方が変になっているせいと、今までの疲れがでたせいだと思いました。この機会にゆっくり休もうと思ってただ安静にとほっといていたのですが、ある日、肩と肘も痛くなり、肘には水がたまってブヨブヨになりました。これは何かおかしいと思い始めました。色々ネットで自分の症状を調べてみるのですが、何かしっくりこない。旦那さんに相談すると、リュウマチじゃないの?とぼそっと言われました。でも、この時点では関節リュウマチという考えは全くありませんでした。関節リュウマチと言えばお年寄りの病気で手の指が変形してくる、という簡単な知識しかなく、でも自分にはその症状がない。何日も身体の痛みでただ椅子に座って過ごす日が続きました。それでも家族の食事はなんとか毎日頑張りました。そしてとうとう手の指の関節が動かなくなっていきました。そこでもしかして本当にリュウマチなんじゃないかと思って病院を探し始めました。この時点で4月の後半。私はリュウマチだと確信してリュウマチ専門医を探していたのですが何処も最初はビデオ電話での初診。日に日に悪化していて、いち早く診て貰いたいのにビデオ電話なんてそんな暇はありませんでした。やっと、次の週からオープンして診てくれる所を見つけ予約をとりました。この英語で電話での連絡は本当に苦手です。私の下手な発音は中々通じないし、こっちも聞き取れない。でも人間必死だと、何とか伝えようとするし、聞こうとするもんだなと思います。そして検査の結果はやっぱり関節リュウマチ。絶望したのとほっとした気持ちが一緒にやってきました。まだ38歳なのに、とかもう仕事できないのかなとか色々落ち込みました。

関節リュウマチの痛みは表現するのが難しいのですが、全身骨折したような感じです。明け方から痛みが酷くなり、朝起きる時は最悪です。本当に痛くて立ち上がれません。ほふく前進です。痛み止めを飲めば多少楽になるのですが、今年の2月から尋常じゃない胃痛が毎日1か月以上続き胃カメラを飲んだばっかり。ピロリ菌が見つかり一応除去しましたが時々胃痛はまだするので、余り痛み止めを常用しないようにしたいのですが飲まないと全く動けず、3日に1回は飲んじゃいます。

でも、病気になるって色々意味があるのかなと思います。関節リュウマチになって色々な事を考えさせられました。色んな事に対して考え方が変わりました。めちゃくちゃ落ち込んだんですが、素晴らしいお友達の助言や色んな記事のおかげで今は前向きになってます。私もそんな記事のように同じ病気の方に少しでも元気と勇気を与えられる記事がかけたら良いなと思います。アメリカで関節リュウマチになって、負けずに色々挑戦して、そんな人生も楽しんでいけたら良いと思います。

長文読んで頂きありがとうございました。


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