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9.【小児看護】退院時の支援【看護学生さん向け】

実習中に、担当の患者さんが退院になることがあります。そのとき、学生は患者さんや家族とどのような関わりをすればいいでしょうか。

どんな病気や怪我で入院して、どんな治療をして、どんな状態で退院するのか。担当する患者さんの個々のケースによってどんな支援や確認が必要かが全然違うので、具体的に詳細は書けません。

ただ、ざっくりとしたいくつかの柱はあります。

学生さんの指導をしていて感じるのは、退院時の支援について考えてきてもらったとき、その内容がいくつかある柱の1点のみついての内容になっていることが多いということです。そりゃそうです、退院支援なんてやったこともないし、調べてもよくわからない。だからそうなっても当たり前。(あまり載っていない?)持ってきたその1点も大切なことで、調べてきて形にしてもってくることだけで素晴らしいことです。えらい、よく頑張った!!ただアドバイスする側から言うとちょっと足りないのです。(ごめんなさい)

せっかくなので、その柱を書き出します。例を書いておきますから、それに関して、自分の担当患者さん向けに使えるように、ご自分で「具体的に」してみてください。正直、もし学生さんがここまで書いて持ってきたら、私は花丸💮あげますよ!称賛の嵐です。全て完璧に形にしてもってくることができなくても、退院後の患者さんの生活のことを考えることは、小児科だけでなく誰の看護をするにしてもかなり自分の実りになると思います。

なお医療的なケアが必要な患者さんの場合は、もっとずっとずっと前から退院に向けて他職種の方とも連携して色々調整されています。その場合は学生さんにはそこまで求められないかな、と言う考えで今回は医療的ケアが必要ではない患者さんを対象に書きました。

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