M-1の戦い方

僕ら「三日月マンハッタン」は2017年でラストイヤーを迎えました!

現在は浜村凡平太くんを、加えた「三日月ヶ浜」というユニットトリオで挑戦してます!
アラフォーの3人が痛々しくて、こいつらまだ諦めずに出てるの?さぶー!
とか、あると思いますが…、
どうでもいいです。

3人共、ホントに純粋にM-1に憧れて、一直線でやっているので、そんな声は一切耳に入りません!

今から話すのは、僕らが初参戦した2004年からの18年間、個人的にM-1を分析した攻略法です!
(偉そうに言うな!まずお前勝ってないだろ!)

…まあ棚にあげて、
一回戦、二回戦、三回戦、準々決勝、準決勝、決勝、ファイナル、
ネタがかぶってもいいけど戦い方を変えなくてはいけません!

まず自分らを知った上での戦略が大事だと思います!
(オレらは有名、無名、お笑いファンの間で注目されてる、されてない?その上での奇襲のかけ方・作戦、新進気鋭で注目されてて置きにいくのか、攻めるのか、、無限の選択肢から最良の選択肢を24時間365日×15年やりましょう)

ここから未知だけど憶測のイメージの話で
、すんません。

準決勝めっちゃウケても、決勝のスタジオでウケるとは限りません💦
空間も、審査員も、お客さんも、香盤も、何もかも違うからです。
んで今のM-1はファンがネタをチェックしすぎていてそのコンビの基準のスタイルのひねりでウケたりします!なので芸人が勘違いしちゃいます!
しかし決勝の舞台では初見なので追いていけません。審査員も高得点つけにくいです。
(近年のM-1は、ネット配信もあるし、お笑いファンと、M-1の決勝だけ観る視聴者もいるので難しい)
なんか、、自分らのスタイルを裏切って伝わらなかったり。
逆にミルクボーイみたいに何年もかけて完成させたり。
結局、本人らが放つオーラや空気感だったり。

ホント舞台は生き物です!
1秒毎に変化します!それを察知した芸人が優勝に近づくかもしれません!

あと予選では自分らの一組前の芸人さんの芸風も研究しましょう!(野球のピッチャーと似てて直球タイプだと変化球がウケやすいし、逆もしかりなのでね)

まず一回戦、お客さんと審査員は7時間程100組以上の漫才を見ます。
その中で印象に残るには?って戦いがまず、あります。埋もれない為のネタ、次のネタも見てみたい、アマチュアとの差別化…。

あと僕がやったのがとにかくお客さんとして予選を観に行く。お金を払って。空気感も分かるし、マイクの聞こえ方、後半のお客さんの疲れ具合、復活具合、心理状態も分かるし。

お客さんが冷めてて笑いたいけどくすぶってる空気なのか、普通のお笑いに飽き飽きしてて変わってる物を見たいのか、、
意外と審査員も、人間なんで雰囲気に流されます。
んで本当に優れた漫才師は、その雰囲気を意図して作れます!

あと、普段ウケてるネタは基本通用しません。バレてます。僕らのホームではここで笑いが来るので、ここで笑う時間を設けてますっていう間が透き通って見えます。(地方芸人の最初の壁ですね💦)

あと、芸人界隈で、
こいつら面白いっていう風を吹かす事や、来てますよ感を演出するのも重要です!

M-1っていうテーマは正直、一冊の大辞典では収まらないテーマですし、日々更新されていく世界なので日々研究に明け暮れます。

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