MLB2023年開幕前企画① ~順位・タイトル獲得者予想編~
いつもMLBファン合同note企画をご覧頂きありがとうございます。
大盛り上がりを見せたWBCは、日本が14年ぶりに王者に返り咲き、幕を閉じました。
そして23年のメジャーリーグの開幕も目の前に迫っております。
今年も参加メンバーへのアンケートを実施し、各チームの順位予想、主要タイトル獲得者予想を集計してみました。是非ご覧いただき、皆さんも今シーズンの結果を予想してみてはいかがでしょうか。(回答母数:54)
球団担当者別イチオシ選手編はこちら
ア・リーグ順位予想
東地区
トレードを中心とした補強で、着実にチームレベルを向上させたブルージェイズと、フランチャイズプレイヤーのAaron Judgeの引き留めに成功したヤンキース。23年はこの2チームによる優勝を予想する声が多く挙がっていました。
今季から吉田正尚が加入するレッドソックスは、今年も最下位を予想する声が多く挙がりました。
中地区
昨季地区を制覇したガーディアンズが今季も優勝する声が多くを占めました。2位以降はツインズ、ホワイトソックス、ロイヤルズ、タイガースと予想する声が多く、今季の順位はある程度共通認識として予測している人が多いです。
西地区
昨季ワールドシリーズを制覇したアストロズの連覇を予想する声が大多数を占めました。今季も盤石な戦いが期待されています。また、最下位はほぼ全員がアスレティックスと予想しており、まだまだ再建脱却までには時間がかかりそうです。
エンジェルスは4位予想が最も多かったものの、2位、3位とする声も少なくありません。大谷翔平の所属ラストイヤーになるかもしれない今季、台風の目になれるのか注目です。
ワイルドカード
昨季21年ぶりにプレーオフに進出したマリナーズが今季もワイルドカード枠を獲得する声が多く出ました。
また、地区予想で票が分割してしまった影響でマリナーズより票数は少ないですがヤンキース、ブルージェイズもプレーオフに確実に進むと予想している声が多くありました。そのほかにも試合巧者のレイズ、予想以上に再建が進んでいるオリオールズがプレーオフに出ると予想する声も多く、東地区のレベルの高さを予想する声が多くありました。
リーグ優勝
昨季に引き続き、アストロズの連覇を予想する声が多く、2位のブルージェイズに倍以上の差をつける結果となりました。
3位には中地区での優勝予想者の多いガーディアンズ。派手さはないものの、弱点を着実に補強してきており、プレーオフでも安定した戦いで一気に優勝をつかみ取るかもしれません。
ナ・リーグ順位予想
東地区
地区5連覇中のブレーブスへの投票が最も多かったものの、メッツと予想する声も少なくありません。
ブレーブス、メッツ、フィリーズの3チームによる激しい戦いが予想されそうです。地味ながらも地力をつけつつあるマーリンズがどこまで食らいつけるかも注目です。
中地区
カージナルスの地区優勝を予想する声が多くを占めました。名捕手Yadier Molinaが抜けた穴を新戦力のWillson Contrerasがどこまで埋められるか注目です。
2位ブルワーズ、3位カブス、4位パイレーツ、5位レッズにそれぞれ30票以上が投票されており、ア・リーグ中地区同様、投票者毎に予想の違いはなさそうです。
西地区
ドジャースとパドレスで予想が2分化しました。昨年、2年ぶりに地区優勝に返り咲いたものの贅沢税対策で、比較的おとなしいオフシーズンを過ごしたドジャースに対し、昨年リーグ優勝決定戦まで進んだ中、Xander Bogaertsとの大型契約を結ぶなど、更に戦力を充実させたパドレス。今季は一騎打ちの様相となりそうです。
ワイルドカード
三つ巴が予想される東地区のブレーブス、メッツ、フィリーズ、一騎討ちが予想される西地区のドジャーズ、パドレスに人気が集まりました。一方で中地区のチームからワイルドカード獲得を予想する声は少なく、プレーオフ進出には地区優勝を狙わないと難しそうです。
リーグ優勝
西地区のドジャース、パドレス、豊富な資金力なメッツ、12年ぶりの世界一を目指すカーディナルスの順となりました。
ア・リーグと比べると若干票が割れ気味であり、どのチームが栄光を掴むのか、最後まで目が離せません。
ワールドシリーズ予想
票は割れているものの、パドレスと予想する声が最も多く挙がりました。2位のドジャースも肉薄しており、ナ・リーグ西地区を制すものがワールドシリーズを制すと思っている人が多いようです。
とは言え、アストロズ、メッツ、カーディナルスも続いており、どこが悲願の世界一を達成するのか、正確に予想するのは難しそうです。
個人タイトル予想
ア・リーグMVP予想
WBCでMVPを獲得した大谷翔平がシーズンでも獲得するとの声が圧倒的多数を占めました。現在の彼の実力を考えれば、1年健康に過ごすことが出来れば2度目のMVP獲得はそう難しくないことかと思います。
尚、昨年MVPのAaron Judgeは0票でした。
ナ・リーグMVP予想
ア・リーグの大谷翔平ほど多くの票は得られませんでしたが、Juan SotoをMVPと予想する声が多く挙がりました。昨年の成績はキャリアの中で見ると低調でしたが、例年通りの活躍が出来れば、充分に獲得することが出来そうです。
大型契約で移籍したTrea Turnerが2位。1年目から結果を残し、フィリーズの躍進に貢献できるかも注目です。
ア・リーグサイヤング予想
大谷翔平がMVPに続き、サイヤング賞の獲得予想1位となりました。2位はレンジャースへ移籍したJacob deGrom。怪我無く1年過ごせれば獲得は充分にあり得るでしょう。3位のShane McClanahanも昨年はオールスター先発、サイヤング賞投票5位と結果を残しています。
彼ら以外にも有力候補が多くいる中、誰が受賞するのか楽しみです。大谷翔平による日本人初の受賞にも期待したいですね。
ナ・リーグサイヤング賞
昨年、満票でサイヤングを受賞したSandy Alcantaraが2年連続で受賞すると予想する人が多くみられました。
2位となったのは昨年サイヤング賞投票で4位だったフィリーズのAaron Nola。同じく昨年2位だったMax Friedは投票では7位となりました。
ア・リーグ新人王予想
1位を獲得したのはオリオールズのGunnar Henderson。昨季惜しくも新人王を逃した同僚のAdley Rutschmanに代わって、1989年以来のオリオールズからの新人王受賞者となるでしょうか。
2位、3位にはレッドソックスのTriston Casas、吉田正尚がランクイン。吉田正尚はWBCの好調ぶりを開幕から維持できるか楽しみです。
ナ・リーグ新人王予想
1位のCorbin CarrollはOPS1.169、2位のJordan WalkerはOPS.816と結果を残しており、開幕から結果を残すことが期待できます。
ア・リーグ同様、3位には日本人プレイヤーの千賀滉大がランクイン。ピッチクロック含め、メジャーの環境に慣れるのは大変かもしれませんが、豪華な選手がそろうメッツで1年間ローテーションを守り切れることが期待されます。
最後に
以上、MLB30球団ファン合同note参加メンバーによる2023年の予想投票でした。
別途、各球団の今季のイチオシ選手をまとめた記事も作成しております。観戦のお供に是非一度ご覧ください!!
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