June

いつだって愛は脆くてくだらない。なのにいつだってあの当たり前だった日常は愛おしい。当たり前が当たり前では無くなった瞬間、人間は壊れてしまうことに気づいた秋。壊した本人は今でも楽しそうにあの新しい彼女と当たり前を過ごしている。その傍らで私は今でも悔やんでいる。どうして私がこんなに苦しんでるのにあの人は今でも笑っているの?たった1回の一生を傷つけられて黙ってられないよ。じゃあどうする?もしもう一度があるとするなら、戻るの?ううん、絶対に戻らない。いや、戻れない。復讐?どうやって?何をすれば後悔してくれる?傷ついてくれるの?ねえ教えてよ。傷つける事ができるのなら何だってするよ。一生私の事忘れないで欲しい。
ほら、自分がいけないことだらけだったのにまた人のせいにして。バカみたい。ごめんなさい。

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