KANADERO現地を終えて

バーチャルライバーの樋口楓(でろーん)1stライブに参加。
なかなかエモいライブだったので酒の勢いを交えて感想を。


三次元でも二次元でもないにじさんじVライバーの1stライブ

知人に誘われて今回のライブに参加
Vチューバーにはハマっているが、自身でチケットを申し込まないあたり期待値は低かった。
くじじゅうじ(abenaTVで放映されている番組)をはじめ、つべから飛び出したVチューバーの企画はクオリティを疑問視し、アップされた動画の歌唱力も個人的には満足していなかったからだ。
しかし正直でろーんの歌唱力と運営を侮っていた。

でろーん、驚きの成長
でろーんの歌唱力の伸びは驚きだ。最初にアップロードされたMAPLEとライブでの声量の差は一目瞭然だろう。ライブをするという夢を叶える為懸命に努力したことが結実してる。
セトリ16曲中14曲が持ち曲
10曲くらい歌って半分版権曲が関の山では?と高を括っていたが、2時間という決して長くない時間に持ち歌フルverを大量に引っさげて挑んできた。
そして今回ゲストはみなでろーんの同期であるにじさんじ1期生。でろーん自から声をかけてゲスト出演が叶った。1年間ともに走ってきた仲間の助けがとても暖かい。

Vのモノとして必死に生きる 
かえみと
 の本気を見た二人の曲
かえみと二曲目は初音ミク曲、
「命に嫌われている」
とある配信で二人の生死感を語った下りを交えた演出もあり今回のライブでも異様な圧を放った1曲となった。

二人は定期的に共同配信を行ったり、リアルイベントで大阪と東京を行き来し同じホテルで配信するなど、距離の近さが「てえてぇ(尊い)」百合的なアトモスフィアを生み出し、同僚以上の関係を示唆している(と勝手に捉えている。
そんな二人の関係性のエモさが濃縮され生で体感できる貴重なゲスト参戦であった。

Vのモノとして全力で生きることを体現したライブ
https://twitter.com/higuchikaede/status/1084037281634181120?s=21

バーチャルユーチューバーは完全な架空の存在が確かにそこにあるというのが魅力であるのが個人的な考えだ。
だがバーチャルでたりながら未熟で生への執着を出すという、最先端なのにオールドな生臭さを感じるバーチャルライバー。その強みがにじみ出るライブであった。



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