「のっかる」ことについて。-おめでとう。に変えて-

ブログという言葉が出てきだした2002年から2010年くらいまで、365日ブログを書いていました。加えて毎週1万字〜2万字のメルマガも書いていて「何をそんなに書くことがあるのだ?」と自分でも呆れるくらい、量産型言葉人間みたいなのになってました。

そんな話をちょこちょこしてると、「また書かないんですか?」と言われる事が増えてきたんですね。書きたいよ。

「2016年はまたブログ書こう」と昨年の末に思いましたが、年が明けて1ヶ月経ちました。誰にも信じてもらえないけど、僕には行動力がありません。人見知りもまだまだなおりません。だから0→1がとにかくしんどい。

今は会社に属しているけど、2005年から2014年まで独立してた中で、色々と学んだ事がありまして、その中のふたつを今日は書こうと思ったけど、絶対に長くなるので2日にわけます。今日は「のっかる」について。

「のっかる」というのは、誰かの行動に乗っかること、ようするに”流されること”です。

昔々、僕は、「圧倒的成長をしなければ」と意気込んでいました。その上、やりたい事をやりたい。好きなことしかしたくない。人の意見は聞かない。誰のいうことも聞かない。とか思っていました。だって誰にも負けたくないもん。みたいな。今でも対して変わってはいないけど、より純度高く、その言葉どおりの人生を目指していました。

だけど、絶望的に行動力がない。成長スピードが明らかに遅い。人に話しかけることもできないし、人の輪に入り込む事がほぼ不可能。コミュニティができてると入り込めないのです。終わってる。

このままだと目指している場所に行くためには時間がかかりすぎる。だから、「人の誘いに100%乗る」ようにしました。なるべく自分の予定は空けておいて、誘われたら絶対にのっかる。

最大のメリットは "経験したことない事が経験できる" こと。

自分の軸をみつけよう!や、関連する類語の事ってよく言われますが、軸はない方がいいなと思ってます。今の自分の考えなんて過去の結果でしかなく、未来に何があるかわからないし、情報化社会のせいで、世の中が多様化しすぎちゃったから、軸を作って固めてしまうことほどつまらないものはない。

”軸なんて作らずふにゃふにゃしながら周りに流されて生きる”

という一見、自分というものが無さそうにみえる生き方をとってから、自分でやるよりよっぽど成長の実感が増えました。

ようするに、事故かなにかでいきなり激流に飲み込まれて流されたら、パニックになって溺れてしまうかもしれないけど、浮き輪とか用意して自分の意志で激流に飛び込むのは大して危なくないというような事です。

さて、ここからが本題です。笑

先日、大好きな子が会社を辞めて、しばらくフリーで動くという事を知りました。加えてブログも毎日書くと。しかも今日が誕生日とのこと。この流れに乗っからなかったら僕は多分今年も書かない。だから乗っかって書き始めています。

自分の考えに沿って動いていくだけでなく、どちらかというと全然興味がないことや、目に入ったもの、誘われたこと等、どんどん経験していってほしいですね。年を重ねるとどんどん心地よい領域でしか行動しなくなりますから、意識して、未経験の経験ができる行動パターンを身につけておくのは大事だと思います。そうするとどんなことでもおもしろがれるようになるので、もう人生ハッピーではないかと。

というわけで、誕生日おめでとう。
いつもその行動に元気をもらってます。初めて見かけた時からその元気さに救われていました。しんどくても表に出さず、いつでも人を明るく元気にするのは最高の才能というジャンルがあるなら間違いなくそのひとつだと思います。僕にはありません。いつまでもそのままでいてほしいです。

”おもしろいことだけをやっていきたい”と言ってはるので、明日はその事について書いてみたいと思います。テーマですら他人の言葉に乗っかる僕の人生です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?