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中間報告会①

今年の学生マーケティング研究会のテーマは、「現代消費をとらえ、若者視点での新たなマーケティング企画を作成する」です。

中間報告会とは
9月のオリエンテーションで企業様から出されたテーマに対し、学生の皆さん各チームが考えてきた仮説や提案の方向性を企業様に報告し、今後の進め方をより明確にするための時間として開催されました。


11月4日開催吉野家様報告会レポート

あっ!という間に、オリエンテーションから1か月が経過して中間報告会です。久しぶりに画面越しでお会いする皆さんは元気そうに見えましたよ!

まずは、吉野家様からのマーケティングテーマから振返ってみましょう。

~株式会社吉野家からのマーケティングテーマ~
「外食の機会が増える大学生にとって、吉野家を長期間にわたって利用してもらえるようになるための施策を考える」

高校生の時は、多くの方がお昼は自宅から通学する為にお弁当を持参したり、校内の学食を利用したりする方が多いのではないでしょうか。
大学生になると、親元を離れ一人暮らしをする方、アルバイトなどの時間もあり外食の機会が増たり、大学の学食も利用しますが近くにある飲食店で友人との喫食機会も格段と増える方が多い様に思います。
そんなライフステージが変わるタイミングで吉野家さんをより利用してもらえるような施策を、「大学生の目線で」考えて頂きたい!というのが、吉野家様からのテーマです。
まさしく、学生の皆さんが自分たちの心理や行動をよく理解してこそ、Goodアイデアが出てきそうですね。

発表が始まる前のお写真を掲載させて頂きます。
今回参加してくださった、大学・ゼミのみなさん・吉野家の田中様・そしてデータアナリストサポーター・事務局メンバーです。
※ちょっと、みんな緊張しているのかな?(笑)


・近畿大学 経営学部「大内ゼミ」

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・専修大学 商学部「石川ゼミ」

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・日本大学 商学部「河本ゼミ」

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・日本大学 商学部「水野ゼミ」

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インサイトをもう一度考えよう!

各ゼミ毎の発表のあと、吉野家の田中さんから質問やご意見いただいたり、学生の皆さんからも質問を投げかけたり、迷っている部分の相談などもありましたが、ここではすべては書ききれないので、中の人が印象に残った部分を記していきたいと思います。

田中さんからは、「学生のマーケッターでしか出来ない企画があると思う」と熱い期待が学生の皆さんに伝えられました。
その中でも、田中さんから何度も発せられた言葉が『インサイト』。
『インサイト』を考えて欲しい。顕在化していない、言語化していないけれど、学生のみなさんが牛丼を食べたくなるようなアプローチは何なのか。皆さんのリアルな声をもう一度考えて欲しい。大学生の皆さんが「本当に欲しいと思うのか?」そこに答えがあるThinkとFeelで考えてみて。」

田中さんとの熱量高いやり取りが、繰り広げられた30分間でしたね!

そして、実際に吉野家さんでみなさんが考えた施策を実行する際には、
『インサイト』を支えるロジックがデータでも示してあると、より社内を説得しやすいです。」
と、とても前向きなお話もいただきました!

『インサイト』
1月23日の最終プレゼンテーションまでにはもう少し時間がありますので、もう一度皆さんで考えてみてくださいね!

田中さんからの言葉をもう1つ。
「最後にもう一度だけ考えてみて。
左脳でロジック積み上げても正しい、データも正しい。でもその牛丼食べたくなる?ならないんだよね。右脳で俯瞰的に見て欲しい、そこに答えがあるんだよね。」


学生マーケティング研修会とは
CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)は、産学協働の創出を目指して2020年9月26日(土)より「学生マーケティング研究会」を開始いたしました。
学生の皆さまにとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」
企業の皆さまにとっては「若者の視点や声を知る場」
として、学生マーケティング研究会をより多くの「学生」と「企業」の皆さまをつなぐプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。

※は、中のひとの声です

<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会 
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp