自分の言葉で他者を救えるという驕りと他人の時間を愚痴で消費する罪について

私には、定期的に連絡してくる友人が二人いる。
大体が愚痴だ、どちらも数年来の知人なので大人しく愚痴を聞いているのだが
近年私が昼の仕事にシフトして自分の中のパワーバランスが崩れたのか。なぜかこう、非常に愚痴を聞くのがしんどい、体力が削られていくのを感じる

私は生来内向的だ、1人で何もせずただぼうっとする時間が何よりの癒しだし友人の必要性というのをあまり感じない。

出来れば必要以上に連絡も取りたくない

とはいえ、夜の仕事をしていれば24時間365日連絡をする事からは逃れられないものであり、「これはお金のため」と無心で連絡を返せていた。
私の意識に「連絡は仕事のため」とインプットされているのである。

しかしだ

昼の仕事のみになった今、退勤した瞬間からその時間は自分の時間だ。

休日なんて言わずもがなだ

そんな時間にLINEの通知が来たらうんざりである。友人だろうが関係ない。
もちろん通知はオフにしてあるが赤いマークが気になって返事をしてしまう。

そこから続く一銭にもならないラリー
うんざりオブうんざりである。

返事は大抵
「え、やばいね」
「頑張ってるよぉえらい!」
「大変だね」
「うんうん」
「そんなことないってぇ」
「そうだね」
で済む内容だ

私はbotか

相手も私も良い歳をした大人だ
赤ん坊でもないのに自分の機嫌を他人にとってもらおうとするなと思う。

手近に趣味を見つけてそれでご機嫌を取るか
金を払ってホストであったりキャバクラに行くか
あるいは美味しいものを食べるなどでも良い

こうして書いていると私が冷血クソ人間のように見えるので言い訳をさせてもらうと
私は相談には乗る。ちゃんと解決まで見届けるし必要ならサポートもする。

その旨を伝えてあるのになぜか友人達は愚痴を送ってくる。

私は愚痴を言うのが好きではない。
理由としては相手を自分の感情のゴミ箱にしたくないからだ。
なのでできる限り丁寧に言葉を選んで伝えたいことだけを伝える。

そんなこんなで疲れ果てているのだがさすがにこの電子社会でスマホを捨てるなんてことは出来ないので今日は多めに安定剤を飲んでお菓子を食べると決めた。

皆様も愚痴を誰かに送る前に考えて欲しい。
あなたは誰かを自分の感情のゴミ箱にしていませんか?


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