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よんなな屋怪文書を振り返ってみよう 前編

よんなな屋も次のVケットで6回目!
そろそろ古参と名乗れそうな参加回数です!

ところでみなさんはよんなな屋に怪文書が載っていることをご存知ですか?
よんなな屋の怪文書は実はよんなな屋のコンセプトになっており、毎回怪文書が作成されてからブースの制作が始まります。

ブースの始まりは怪文書から。
Vケットも6回目となるのでここで一度よんなな屋の原点となる怪文書を振り返ってみましょう。

Vケット4 よんなな×墓×ユートピア

ついに見つけた。最後の墓、47。
私の家系は代々墓を巡っていた。1世代ごとに1つの墓を巡ると決まっていた。
47世代目にして最後の墓。それは47の墓だった。
47の墓を見つけた時、私の家系の役目は終わる。
最後なのに何も感じない。虚無に近い。これが私の最後の世界か。
この先に何があるのだろう。墓は何かを示してくれるのだろうか。
それともここが私のユートピア…?

Vket4 ワールドエンド・ユートピア よんなな屋より

Vket初参加のよんなな屋、そして初めて怪文書が公開された記念すべき回ですね。
この時の怪文書のテーマは「よんなな×墓×終末×ユートピア」で依頼されました。
ワールドコンセプトが終末とユートピアだったのでそれに合わせて怪文書を作成しました。

墓と終末は掛け合わせやすかったのですがユートピアに繋げるのが難しかった記憶があります。
最後に無理やり繋げた感じですね。

怪文書の人、墓を見てるので墓守に見えますが巡ってるので実は墓守じゃないんですね。
墓を探してる人の方が正しいんじゃないでしょうか。

墓を見つけた先に何もないと言ってますが、墓見つけて何かあると思ってたんですかね。
そう考えるとユートピアに繋がるのも意味わからないですね。
さすが怪文書と言った感じです。

最初からレベルが高い?
まだまだこれからです。ここからさらに高くなっていきますよ!

Vket5 よんなな×宇宙葬

私は見た。宇宙を見た。
宇宙はとても広くどこまでも続く。
私の旅はこれからなのだ。
体の使命は終わっても心の使命はこれから始まる。
終わりの始まり。
これが、私のお葬式。

Vket5 オービタル よんなな屋より

Vket5 宇宙がテーマのワールド、オービタルに出展したよんなな屋の怪文書です。
テーマは「よんなな×宇宙葬」です。

宇宙葬はVket4終了後からやろう!と決まっていました。
そこにタイミングよく宇宙がテーマのワールドが来てくれたので喜んだ記憶があります。

この怪文書は、宇宙葬をリアルタイムで行っている人のつぶやきですね。
葬式なのに生きてるじゃないか!と思われるでしょうが心配いりません。
この葬式、実は生前葬なんです!
生きてるから言葉にできる。素晴らしいですね。

生きてるなら葬式というより宇宙旅行では?と言われそうですが、これは葬式です。
これは葬式なんです。

Vket6 よんなな×時

人は自由に生きていた。食べ物は無限にあり、万物は人類の共有資産と言われていた。

しかし自由は続かなかった。人は人を管理し、時を見るようになった。

時は人を縛りつける。時がある限り自由を得られない。

これは死による時の解放と時から逃れられない現生人類を表した現代美術である。

Vket6 Jack'n Box よんなな屋より

Vket6 よんなな屋の怪文書です。墓ウォッチ!

よんなな屋スタッフに
「墓ウォッチを作ったので、これに合わせた怪文書をお願いします」
と依頼されて作成した怪文書ですね。

墓ウォッチて何?と思いながらも、ウォッチつまり時計≒時、となんとか時間にこじ付けて怪文書を作成しました。

時が生まれた経緯が農作物を安定的に供給する、すなわち農作物の管理で人も管理される事から、自由を得るには時に左右されない死のみであると語ってますね。
死ななくても仕事辞めれば自由になれるんですが。

ちなみに現代美術てのは、当時僕がサイン入れただけの便器が現代美術と知って衝撃を受けたので便器が現代美術なら墓ウォッチも現代美術だろと勝手に現代美術にしたのが経緯です。

一度「便器 現代美術」で検索してみてください。
これが現代美術…?てなりますよ。

怪文書を真剣に考えている時のまー氏

長くなってきたのでとりあえずここまで。
後半はついに花魁怪文書が来ます!
お楽しみに!

Vket2022 Winterによんなな屋が参加します!

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