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みんけんの食事典

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みんなの健康と美の研究所@株式会社ロカロジに所属する栄養士・管理栄養士が、食材や調味料、栄養素など、食についてお伝えしています。
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#ビタミン

ビタミンD

カルシウムの吸収を高め、骨や歯を強くするビタミンD。 血液中のカルシウム濃度を調整し筋肉のコントロールも。 ビタミンDの同族体としてはD2〜D7まで発見されていています。 なかでも植物性食品由来(きのこなど)のD2と動物性食品由来(魚の肝臓、魚肉など)のD3が代表的です。体内での効能に差はなく、ビタミンDは皮膚に紫外線が当たることで体内で合成することができます。 丈夫な骨や歯を作る ビタミンDは食物として体内に入った後、活性型となり小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収に必

ビタミンA

目のビタミン、ビタミンAは眼精疲労や視力の回復に。 強い抗酸化でアンチエイジング、発がん予防にも。 ビタミンAには、動物性食品由来の「レチノール」と植物性食品由来の「カロテン類」があります。カロテン類はαカロテンとβカロテンとがあり体内でビタミンAに変わります。ビタミンAとは体でビタミンAに変わる成分を含めビタミンAとして働く成分の総称です。 働きについて目の健康を保つ 目の網膜にある「ロドプシン」の生成にはビタミンAが必要です。ロドプシンを活性化させることで眼精疲労や

ビタミン

他の栄養素の働きを助け、体の正常な機能を維持する。 ビタミンは糖質、脂質、タンパク質などの栄養素の代謝や吸収を助け、体の代謝や整理機能を維持する有機化合物です。糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素に比べると、必要量は微量なので微量栄養素とも呼ばれるが体内で合成されないか、合成されても十分な量ではなく必要量に達しないため、食べ物からの摂取が必要となります。 人に必要なビタミンは13種類あり、<脂溶性ビタミン>と<水溶性ビタミン>に分類されます。 脂溶性ビタミン 脂溶性ビタミ