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オンライン面接で好印象を与える!注意すべきポイント

 新型コロナの影響もあり、オンラインでの会社説明会・面接、新卒の方はインターンシップも実施してきています。オンラインにおける注意点や対策のポイントをまとめて紹介。好印象を与えて内定獲得を目指しましょう!

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オンライン面接の注意点と用意しておくこと

 就職・転職活動においてオンライン面接をおこなう企業が増えています。オンライン面接とはパソコンやスマートフォンなどを用いてビデオ通話でおこなう面接のこと。求職者が企業まで足を運ぶ必要がなく、遠方からでも受けやすいなどのメリットがあります。

1,従来の対面式面接とオンライン面接はどう違う?

 従来の対面式面接では面接官と求職者が直接顔を合わせるため、オンラインよりもコミュニケーションが取りやすい環境でした。話すときはしっかりと目を見て話せますし、ちょっとした動作でも求職者の人物像が伝わってきます。
しかし、オンライン面接では画面と音声のみを通してのコミュニケーションとなるため、面接官はそれほど多くの情報を感じ取れません。そのため、画面と音声を通じて自分の魅力を最大限にアピールする方法を理解する必要があります。

2,オンライン面接での失敗を避けるための事前準備

 オンライン面接では通信環境が整っていることが大前提です。どのような点に気をつければ良いかまとめました。

・Wi-Fiやネットワーク環境は良いか?

 無線(Wi-Fi)接続の場合、PCやスマホなどの機器とWi-Fi機器の接続状態はもちろん、ネットワークとWi-Fi機器との接続にも気を配る必要があります。遮蔽物がある、Wi-Fiを同時に使用する人が多いといった要素は、ネットワーク環境を悪くさせます。
有線接続の場合は、つないでいるPCのネット接続が不安定になることは少ないものの、集合住宅では回線の遅さなどがネックになるケースがあります。これは、同じ集合住宅内でネットにつなぐ人が多いほど、1つの回線を分けて使用するため。人があまりネットを使用しない時間帯を把握しておくといいでしょう。
自宅の通信環境がどうしても悪い場合は、コワーキングスペースやレンタルスペースを借りて面接に臨むのも1つの手です。学生であれば、学校の空いている教室を借りるのもいいでしょう。

・マイクやイヤホンの音質・通信環境は良いか?

 ワイヤレスのイヤホンでは音が途切れたり、突然バッテリーが切れたりすることも考えられます。そのため有線のイヤホンを用いた方が安心して面接を受けられるでしょう。マイクは音質の良いものを選び、自分の声がしっかりと聞き取れるものを購入しましょう。iPhoneに付属のEarpods(有線)で十分です!
イヤホンをつけて面接を受けてもいいのだろうか…と悩む場合は、最初の挨拶をおこなった後に「お話をしっかり聞き取りたいので、イヤホンをつけてもよろしいでしょうか?」と申し出ると好印象を与えられます。

・そのほかにしておくべき事前準備

 カメラ付きパソコンやマイク、イヤホン、面接を受けるためのソフトやアプリなどの準備が整ったら、どの場所でオンライン面接を受けるかも検討しておきましょう。
自宅で受けることが多いようですが、面接時には家族や周囲の声・音が入らないよう準備しておくのもポイントです。例えばエアコンの風の音や稼働音などが拾われやすい状況だと、音声がクリアに聞こえません。また、部屋によって回線が不安定な場合もあるため、その部屋の通信環境をチェックしておくことをおすすめします。
自宅外でオンライン面接を受ける場合も周囲の騒音や通信環境を確認し、「通信環境が良く、周囲が静かで面接に集中できる場所」を選びましょう。
なお、カメラに映る背景はすっきりとした白がおすすめです。背景にモノが映り込むと、面接官が求職者に集中できなくなる恐れがあります。

・履歴書やメモは手元に準備しておこう

 事前提出した履歴書や職務経歴書などは、同じものを印刷して手元に準備しておくと安心です。また、面接官に伝えたい内容や質問したい内容を書いたメモを用意しておくことで、面接時に焦らず対応できるでしょう。さらに、万が一回線が切断して復旧できなくなったときのため、企業や採用担当者の連絡先なども控えておくと安心です。
ただ、手元の履歴書やメモは安心材料として置いておくべきものです。面接中にちらちら見ていると目線が下がり、せわしない印象を与えかねませんので必要なときだけ視線をやるようにしましょう。

・オンライン面接時の服装や髪形

 オンライン面接では画面と音声からの情報を頼りに面接をおこなうため、画面に映る服装や髪形は求職者の印象を大きく左右します。そのため、すっきりと清潔感のある服装と髪形で印象アップを狙いましょう。
企業によって異なるかもしれませんが、オンライン面接でもスーツを着用することがほとんど。白いシャツにシンプルな柄のネクタイ、ジャケットを身につけ、シワやズレがないようしっかり確認しましょう。女性の場合は白いシャツか白いインナーにジャケットを合わせます。
また、髪形は対面式と同様に「男性は黒髪・短髪」「女性は暗めの髪色にし、長い髪はまとめておく」ことが基本。すっきりと清潔感のある髪型で面接に臨みましょう。

・女性のメイクはいつも通りでOK?

 オンライン面接では「少し濃いめ」のメイクがおすすめ。カメラの画質では求職者の顔が鮮明には見えないため、薄すぎるメイクはぼんやりした印象を与えてしまうのです。
といっても、派手な色を使えということではありません。色味はあくまでもナチュラルにし、アイラインやチーク、リップを少しだけ濃くする程度で十分。事前にオンライン面接用のメイクを練習してカメラに写し、どう見えるか確認しておくと良いでしょう。家族や友人に見え方をチェックしてもらうのもいいかもしれません。

・照明にも注意!顔に影ができると暗い印象に

 オンライン面接を受ける場所の照明についてもチェックが必要です。真上からの照明は顔に影ができやすく、暗い印象を与えてしまいます。理想は顔の正面からほどよい光量があたっている状態です。
光が強すぎると顔がテカってしまうため、事前に照明とカメラ写りを確認しておくと良いでしょう。なお、外の光が入り込む室内で面接を受ける際は、面接を受ける時間と同じ時間帯にライティングの確認をおこなうのがおすすめです。

3,オンライン面接時に注意することは?

準備を入念に整えいざ面接を受けるにあたり、注意したいことがあります。

・オンライン面接では通常よりゆっくり・はっきり話す

 ビデオ通話でコミュニケーションを取るオンライン面接では、早口や小さい声は面接官が聞き取れないことがあります。そのためオンライン面接時はいつもよりも少しだけゆっくりめで話し、はっきりと発音して聞き取りやすいようにしましょう。
なお、面接開始時に「話す声の音量は大丈夫でしょうか?」などの気遣いをみせると印象はぐんとアップします。「声が聞こえにくい」と言われたときのために、すぐに調整できるようにしておくことも大切です。

・目線はカメラに!モニターばかりを見すぎない

 対面式の面接なら面接官と目をしっかり合わせられるものの、オンライン面接では難しいでしょう。面接中はついつい画面に映る面接官を見てしまいますが、そのとき求職者の目線は下がったように見えてしまいます。そのため、画面ではなくカメラに目線をもっていきましょう。
パソコンやスマートフォンのカメラの位置が見つけにくくて一瞬探してしまう…という場合は、カメラの横に小さなシールなどでマークしておくのがおすすめ。一瞬でカメラに目線を合わせることができますよ。
また、カメラの高さも大切です。とくにノートパソコンではカメラが目線の下にあり、常に見下げているような印象を与えてしまいます。パソコンの下に何かを置いて高さを調節し、真正面の顔がカメラに映るよう調整しましょう。
なお、スマートフォンの場合はブレないよう手持ちは避け、カメラの高さを調整しながら固定するようにしましょう。

・リアクションは少しだけ大きめにすると伝わりやすい

 オンライン面接では些細な動作はうまく伝わりません。例えば小さく頷く、微笑むなどの動作はカメラを通すと変化がわからず、「反応の薄い人」という印象を与える可能性も。そのため少しだけ動作を大きめにするとカメラを通して程よく伝わります。とはいえあまりに大きなリアクションは悪目立ちしますので、程度が大切です。

4,オンライン面接で気をつけたいことのまとめ

 いかがでしたか?これからの就職がかかっている面接ですから、どうしても緊張してしまいますよね。オンライン面接が増えるにあたって「自宅で受けられるからリラックスできる」という人もいれば「ビデオ通話が苦手だからやりにくい」という人もいることでしょう。
ここでは、オンライン面接で失敗しないための注意点や好印象を与えるポイントを紹介しました。あなたの魅力が面接官にしっかり伝わるよう、準備をしっかりとおこない、オンラインならではのマナーについても理解しておきましょう。

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