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FBI IC3を提出してみました

NFT詐欺被害にあった場合、OpenSeaに報告することで、しばらくの間該当のアイテムについてOpenSea上での売買・転送を凍結してもらえます。FBIのIC3というフォームを提出しOpenSeaにもそのコピーを送ることで、該当のアイテムに赤い「suspicious activity」アイコンが付与され、凍結が継続されるようです。

以上の内容はOpenSea Customer Experienceからメールで案内を受けることができます。

IC3の提出はこちらから


IC3の提出手順

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虚偽の情報の提供は罰金、禁錮刑という表現でドキッとしてしまいますが、あくまで"to the best of my knowledge (私の知る限り)"です。意図的に誤った情報を提供するのでなければ、仮に調査の結果、誤った内容が報告に含まれていたとしても問題はありません。

"I Accept"で次に進みます。

本人の報告かどうか

報告者は被害者本人かどうかの確認画面です。"Yes"を選択し、"Next (step2)"をクリック。

被害者情報を入力

被害者情報の入力画面です。法人でなければ、Business Informationの記載は不要です。

電話番号は日本の方であれば、81XXXXXXXXXX(先頭の0を抜いた番号)で良いと思います。
例:電話番号が090-1234-5678の場合→819012345678と入力

被害金額を入力

こちらは書きぶりは色々と考えられますが、Transaction TypeでOtherを選択し、その下にNFTと記載しました。
また、Transaction Amountは窃取されたNFTの時価(USD)を記載しました。

事件詳細を入力

今回、OpenSea上で盗まれたアイテムを凍結延長してもらうことを目的にこのフォームを提出しますので、フォームにはOpenSeaから指定を受けた内容をキチンと含める必要があります。

  • あなたのウォレットアドレス

  • 盗まれたアイテム一覧(リンクやトークンIDも記載する)

  • 「盗まれた」旨を明示する

犯人の情報を入力

犯人の情報を分かる範囲で記載するように求められます。私はscamサイトのURLを記載しました。

他の情報を入力

画面の指示に従って入力します。末尾にチェックを入れることで、以前報告した内容をアップデートすることも可能なようです。

提出前確認

「ロボットではありません」にチェックを入れ、フルネームを入力、"Submit Complaint"をクリック

提出完了

提出完了です。"Print Report"から今回の報告内容の控えをダウンロードできます。

OpenSeaにレポートの控えを提出

メールにて、IC3レポートの控えを提出しました。提出して数時間でOpenSeaから返事があり、該当のアイテムに赤い「suspicious activity」アイコンが付いたことを確認しました。とても迅速です。

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