ぶらいあん

YOASOBI大好きなオッサン。

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記事一覧

YOASOBIの『大正浪漫』について

今回はYOASOBIの『大正浪漫』についての考察。この曲は『夜遊びコンテストvol.2』で大賞を取ったNATSUMIさんの『大正ロマンス』から作られたもの。時空を超えた二人の恋物…

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YOASOBIの『ラブレター』について

今回はYOASOBIの『ラブレター』についての考察。この曲はTOKYO FM『日本郵便Sunday’s Post』の『レターソングプロジェクト』により、リスナーからの手紙から生まれた曲。…

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YOASOBIの『Into The Night』と『RGB』について

今回はYOASOBIの『Into The Night』と『RGB』についての考察。この2曲は既にリリース済みの『夜に駆ける』と『三原色』を英語バージョンにしたもの。英語能力ほぼ0の私には…

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YOASOBIの『三原色』について

今回はYOASOBIの『三原色』についての考察。原作小説は『RGB』。NTT docomoの『ahamo』のCMソングに起用されている。 まずは小説の概要を。この小説は、子供の頃に仲の良…

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YOASOBIの『もう少しだけ』について

今回はYOASOBIの『もう少しだけ』についての考察。この曲は2021年度、フジテレビのめざましテレビのテーマソングとして起用されている。また、『夜遊びコンテスト vol.3 wi…

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YOASOBIの『優しい彗星』について

今日はYOASOBIの『優しい彗星』についての考察。この曲は、『怪物』と同様、アニメ『BEASTARS』第二期のEDテーマとしてに書き下ろされたもの。原作者の板垣巴瑠先生が『獅…

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YOASOBIの『怪物』について

今回の考察はYOASOBIの『怪物』について。この曲は、漫画『BEASTARS』の第二期アニメのOPテーマとして書き下ろしたもの。原作者の板垣巴瑠先生がこの曲用に『BEASTARS』か…

YOASOBIの『アンコール』について

今回はYOASOBIの『アンコール』について。原作は『世界の終わりと、さよならのうた』。『たぶん』と同じく『埃っぽい朝のこと』というテーマで募集され選ばれた作品。 こ…

YOASOBIの『ハルカ』について

今回はYOASOBIの『ハルカ』についての考察。この曲は鈴木おさむ氏がパーソナリティを務めるラジオ番組にYOASOBIがゲスト出演した事がきっかけで実現したコラボレーション作…

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YOASOBIの『群青』について

今回はYOASOBIの『群青』についての考察。この曲の原作は漫画の『ブルーピリオド』。今までは小説が原作だった事からすると少しだけジャンルが違う。ただし、Ayaseさんが作…

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YOASOBIの『たぶん』について

YOASOBIの歌の考察4作目。今回は『たぶん』について。 『たぶん』の原作はタイトルも同じく『たぶん』。YOASOBI側から新曲作成に当たって募集された『埃っぽい朝のこと』…

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YOASOBIの『ハルジオン』について

ついに私のYOASOBI考察も3作目。今日は『ハルジオン』についての考察。 『ハルジオン』の原作は『それでも、ハッピーエンド』。小説の概要は、社会人となりその多忙さゆえ…

YOASOBIの『あの夢をなぞって』について

YOASOBIの2作目のシングル『あの夢をなぞって』についての考察。 この曲をMVと共に初めて視聴した時の感想は、夏祭りでの高校生の男女の告白シーンを描いた青春の一シーン…

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YOASOBIの『夜に駆ける』について

YOASOBIのデビュー曲であり、一躍その存在を知らしめた『夜に駆ける』についての考察。 『夜に駆ける』の元となった原作は『タナトスの誘惑』。簡単なあらすじは、自殺願…

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YOASOBIの楽しみ方

YOASOBIと言ったら、今や多くの人が聴いているユニット。Ayaseさんの作り出すサウンドにikuraちゃんの透き通った声。これだけでも十分に人々を魅了している事だろう。でも…

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YOASOBIとの出会い

代表作『夜に駆ける』の爆発的ヒットから今や音楽チャートを常に賑わせる存在となったYOASOBI。そんなYOASOBIと私との出会い。 実は私がYOASOBIを知ったのはそんなに早い…

YOASOBIの『大正浪漫』について

今回はYOASOBIの『大正浪漫』についての考察。この曲は『夜遊びコンテストvol.2』で大賞を取ったNATSUMIさんの『大正ロマンス』から作られたもの。時空を超えた二人の恋物語に涙なくしては語れない作品。

この作品の概要を簡単に。物語のきっかけは大正時代に生きる千代子さんが書いた100年先の世界を想像した箇条書きの紙。ふと席を離れた隙に、その紙は消えてなくなり、100年後の時代を生きる時翔君

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YOASOBIの『ラブレター』について

今回はYOASOBIの『ラブレター』についての考察。この曲はTOKYO FM『日本郵便Sunday’s Post』の『レターソングプロジェクト』により、リスナーからの手紙から生まれた曲。原作は当時小学六年生だった『はつねさん』の手紙『音楽さんへ』。大好きな音楽に対しての大好きな気持ちを五線譜の上に書いた素敵な手紙。

歌詞に目を向けると、この原作の手紙の部分部分を抜粋して構成されている。1番の最初

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YOASOBIの『Into The Night』と『RGB』について

今回はYOASOBIの『Into The Night』と『RGB』についての考察。この2曲は既にリリース済みの『夜に駆ける』と『三原色』を英語バージョンにしたもの。英語能力ほぼ0の私には語るほどの能力はないが、考察してみる。

まずは『Into The Night』から。英語バージョンをオールナイトニッポンXで聴いた時には本当に驚いた。英語で歌っているのに所々で『夜に駆ける』の日本語の歌詞に空耳す

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YOASOBIの『三原色』について

今回はYOASOBIの『三原色』についての考察。原作小説は『RGB』。NTT docomoの『ahamo』のCMソングに起用されている。

まずは小説の概要を。この小説は、子供の頃に仲の良かった男2人、女1人の幼馴染の話。大人になるにつれていつのまにか疎遠になっていたものの、ふとしたきっかけから再会を果たす話。タイトルの『RGB』は小説内ではそれぞれの登場人物の名前代わりに使われている。イニシャル

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YOASOBIの『もう少しだけ』について

今回はYOASOBIの『もう少しだけ』についての考察。この曲は2021年度、フジテレビのめざましテレビのテーマソングとして起用されている。また、『夜遊びコンテスト vol.3 with めざましテレビ』として募集され、大賞を取った『めぐる。』という原作小説から作成されたもの。

まずはこの小説の概要を。めざましテレビとの共催というのもあり、この小説もそれを意識したものとなっている。主な登場人物は3

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YOASOBIの『優しい彗星』について

今日はYOASOBIの『優しい彗星』についての考察。この曲は、『怪物』と同様、アニメ『BEASTARS』第二期のEDテーマとしてに書き下ろされたもの。原作者の板垣巴瑠先生が『獅子座流星群のままに』として原作より抜粋したエピソードより作成されたもの。

以下、エピソードの概略。裏市の犯罪組織シシ組のボスに迎えられていたアカシカのルイは、食殺犯を突き止め決闘をする事となったレゴシにそれを見届けてもらう

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YOASOBIの『怪物』について

今回の考察はYOASOBIの『怪物』について。この曲は、漫画『BEASTARS』の第二期アニメのOPテーマとして書き下ろしたもの。原作者の板垣巴瑠先生がこの曲用に『BEASTARS』から抜粋した小説『自分の胸に自分の耳を押し当てて』から作られた曲だ。とは言え、実際に『BEASTARS』を読んでその世界観を知った方がこの曲の意味もわかり易いと思う。

『BEASTARS』の世界観は、現代の人間の世界

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YOASOBIの『アンコール』について

今回はYOASOBIの『アンコール』について。原作は『世界の終わりと、さよならのうた』。『たぶん』と同じく『埃っぽい朝のこと』というテーマで募集され選ばれた作品。

この小説の世界観、概要をまずは軽く。舞台は『終末宣言』が出されて約1年。明日世界が滅ぶ、つまり今日は最後の日。その日出会い、最後の日を共に過ごす男女の話。物語は女性が目を覚ます所から始まる。

冒頭の『明日世界は終わるんだって』の歌詞

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YOASOBIの『ハルカ』について

今回はYOASOBIの『ハルカ』についての考察。この曲は鈴木おさむ氏がパーソナリティを務めるラジオ番組にYOASOBIがゲスト出演した事がきっかけで実現したコラボレーション作品。原作のタイトルは『月王子』。

この小説の主人公のボク(原作では僕)はマグカップ。そのボクが、持ち主であるハルカ(原作では遥)に買われる場面から、そのハルカの成長を常に傍で見守り続けて行く様子を回想している話。なぜ回想なの

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YOASOBIの『群青』について

今回はYOASOBIの『群青』についての考察。この曲の原作は漫画の『ブルーピリオド』。今までは小説が原作だった事からすると少しだけジャンルが違う。ただし、Ayaseさんが作るYOASOBIの世界であることに何も違いはない。

『ブルーピリオド』がどんな話なのかと言うと、何にも打ち込む物のない高校生の主人公が、美術の時間に描いた絵を褒められた事がきっかけで、絵を描く事の楽しみを知る。しかし、娯楽程度

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YOASOBIの『たぶん』について

YOASOBIの歌の考察4作目。今回は『たぶん』について。

『たぶん』の原作はタイトルも同じく『たぶん』。YOASOBI側から新曲作成に当たって募集された『埃っぽい朝のこと』というテーマでの応募作品から選ばれたもの。小説の内容は、何か明確な理由はないけれど、どこかですれ違って別れた別れた二人の話。

同棲していた二人の片方(原作では明確な描写はないものの、家を出たのは女性側を思わせるようには感じ

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YOASOBIの『ハルジオン』について

ついに私のYOASOBI考察も3作目。今日は『ハルジオン』についての考察。

『ハルジオン』の原作は『それでも、ハッピーエンド』。小説の概要は、社会人となりその多忙さゆえに付き合っていた彼氏とも別れ、会社も辞めて引きこもり状態となった女の子の話。そんな時に大学の同期の友達から連絡を受け、その友達の言葉をきっかけに再び絵を描く決心をする。彼と過ごした幸せの日々を思い出しながら、彼と過ごした街をカンバ

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YOASOBIの『あの夢をなぞって』について

YOASOBIの2作目のシングル『あの夢をなぞって』についての考察。

この曲をMVと共に初めて視聴した時の感想は、夏祭りでの高校生の男女の告白シーンを描いた青春の一シーンを切り取った歌ぐらいの認識だった。もちろん、ザックリと説明すればその通りとも言えなくはないが、実際に原作を読んでみるとそんな簡単には済まない壮大なスケールの物語がそこにはあった。

この曲の原作小説は『夢の雫と星の花』。小説を要

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YOASOBIの『夜に駆ける』について

YOASOBIのデビュー曲であり、一躍その存在を知らしめた『夜に駆ける』についての考察。

『夜に駆ける』の元となった原作は『タナトスの誘惑』。簡単なあらすじは、自殺願望のある彼女に一目惚れした彼氏が、自殺を思いとどまらせるよう試みるも、彼女の気持ちを翻すことはできず、ついには彼女と共に飛び降り心中する結末を選ぶといった内容の話。

1番の歌詞の『日が沈み出した空と君の姿フェンス越しに重なっていた

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YOASOBIの楽しみ方

YOASOBIと言ったら、今や多くの人が聴いているユニット。Ayaseさんの作り出すサウンドにikuraちゃんの透き通った声。これだけでも十分に人々を魅了している事だろう。でも、それだけで終わってしまったならYOASOBIを100%楽しんでるとは言えないと私は感じる。なので私が思うYOASOBIの楽しみ方を書いてみようと思う。

YOASOBIは、小説を音楽にをコンセプトに活動するユニットである。

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YOASOBIとの出会い

代表作『夜に駆ける』の爆発的ヒットから今や音楽チャートを常に賑わせる存在となったYOASOBI。そんなYOASOBIと私との出会い。

実は私がYOASOBIを知ったのはそんなに早い時期ではない。むしろ遅い方だ。流行りに乗るというのはそんなに好きではない私にとって、YOASOBIという名前を聞いた事はあっても流行りという事で当初は敬遠している節もあった。

YOASOBIに触れるきっかけは実に意外

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