ジオウ考察(2019/07/27現在)

ArumaT的、仮面ライダージオウのファン考察・時系列


①第一ルート:オーマジオウが君臨するディストピア


 <前提>
  ・元凶はクォーツァーのSOUGO
  ・本編に登場するオーマジオウは、囚われた末にジオウ伝説の傀儡となっている常磐ソウゴ(以降ソウゴ)本人
  ・このルートに明光院ゲイツ(以降ゲイツ)とツクヨミの介入は無い
  ・ウォズは通常通りクォーツァーの一員としてSOUGOを最終的な王とするべく、替え玉のソウゴ育成を担当
  ・ディケイドとディエンドはこのルートではオーマジオウと接点がなく、他のライダー同様にソウゴと接触した先でウォッチを継承している
  ・以上のことから、ソウゴは「2068年の自分が最低最悪の魔王になっている」という未来を知らず、オーマジオウとも接見してはいない
  ・スウォルツは計画の一人として参戦し、ジオウのウォッチ継承を対立勢力の形で手助け(アナザーウォッチの生成とアナザーライダーとの抗争を演出)
 <考察>
  ・傀儡となってしまったソウゴは、SOUGOによって呪縛や洗脳を受けていたが、時間が経つに連れて自力でこの状態を脱する
  ・しかし既に時は遅く、世界は破滅に向かってしまっているため、過去へ介入することで自身の運命を変えることを秘密裏に計画
  ・当時クォーツァーの一員だったウォズは、世界の情況に憂いを感じており、自意識を取り戻したソウゴとコンタクトを取る
  ・ウォズはソウゴを経由する形でレジスタンスへマッチポンプの意味合いでジクウドライバーとウォッチ1つを横流しし、潜入捜査という体でレジスタンスに自身も参加(このジクウドライバーセットがゲイツの所持品となる)
  ・レジスタンスのリーダーとして頭角を表したウォズは、自身の立場を逆手にオーマジオウ接近作戦を立て、実行に移す
  ・この計画はゲイツの口からは「計画が漏れていた」というウォズの裏切り説が挙げられていたが、オーマジオウサイドへのヘイトを拡大させて、過去介入を決断させるソウゴの真意を汲んだウォズの作戦だったと考えられる
  ・この計画の最中にわざといくつかのウォッチやダイマジーンを奪取させ、過去介入の手助けをする
  ・このウォッチが偶然ゴーストとドライブだった
  ・ゲイツ、過去介入のためにダイマジーンで2018年へ。ツクヨミも後を追う(ジオウ本編スタート)
  ・ウォズ、自身によるソウゴの王擁立演出を自身が行うために2018年へ行き、当時の自分と入れ替わる(ここが少しだけ拡大解釈部分だが、白ウォズの時同様に第一ルートを成立させた過去ウォズは消えた?)


②第二ルート:ゲイツ・ツクヨミの介入による未来への変化


 <考察>
  ・ゲイツ・ツクヨミ・ウォズの介入により、ソウゴは「2068年の自分が最低最悪の魔王になっている」という未来を知る
  ・以後、ソウゴは「最善最高の魔王」となることを目指す
  ・ディケイドとディエンドは、ソウゴが未来を気にしている事から自分たちの力を使ってオーマジオウへ接触、ソウゴを引き合わせる(第一ルートから行動パターンが変化)
  ・ソウゴ、オーマジオウを自分と認めた上で咎め、未来を変える決心を強くする(オーマジオウが第一ルートで非道を繰り返していたのは、ソウゴへのヘイトを高める目的)
  ・ディケイド情報を元にウールがアナザーリュウガを呼び出す。遠因でジオウⅡが誕生する(第一ルートでは無かったシナリオで、オーマジオウの正体に薄々気づいていたディケイドの計らい)
  ・ジオウⅡの様子をみてゲイツ、ソウゴへのヘイトが再発する(オーマジオウ化の恐れ)
  ・スウォルツ、計画の進行に異常を来し始めた事を察知してアナザージオウを生み出し、加古川飛流を替え玉とする方針転換を決断
  ・この段階で、ゲイツたち2068年の人間が知るところの逢魔の日がずれ込んでいることが示唆される(歴史の変化)
  ・ヘイトを高めたゲイツとのやり取りから、ソウゴに無自覚の自罰意識が芽生え、白ウォズとミライダーという未来が生まれる(第一ルートでは存在しなかった未来で、実質的な第三ルート:救世主ゲイツによる平定された世界?)
  ・白ウォズ登場をめぐるやり取りの最中に、ゲイツリバイブが誕生(ソウゴの自罰意識が生み出したゲイツ強化形態の間接的な提供)
  ・ソウゴがゲイツと再度和解。ソウゴが自身の自罰意識との決着、仲間との絆による孤独からの解放を受け、白ウォズは役目を終えて消滅(ウォズを含む絆の証としてトリニティ誕生)
  ・ソウゴ、全てのウォッチを集めてグランドジオウとなる(ただし、第一ルート上では存在していないフォーム)
  ・本来、クォーツァーの介入はウォッチを全て集めたときに行われるが、この段階で唯一ドライブウォッチだけは第一ルートから持ち込まれた現在のソウゴが継承していないウォッチであるため、保留されている(というより、ウォズを経由して継承具合を伝達する役目を負っているはずだが、意図的に情報をクォーツァー側に伏せていた可能性が高い?)
  ・(夏映画)当初通り、ドライブウォッチ継承のための演出をクォーツァーが開始。クリムを経由してドライブウォッチを継承したことから、正式に全てのウォッチが継承されたと見なされてクォーツァーが介入。SOUGOの替え玉であることが告げられる。
  ・ウォズ、ソウゴが自身の力で立ち上がる事を決心させるために裏切りの立場を維持、ソウゴがオーマジオウと最後の接見が出来るタイミングを見図らう(ここから第一ルートではなかった事が続く)
  ・オーマジオウ、ソウゴがクォーツァーの力で消滅の危機に立っている最中の隙をついて介入、最善最後尾の魔王としての器であるかを再確認すると、自身の力をウォッチに替えて過去の自分に継承する(オーマジオウフォームの誕生)
  ・クォーツァーの首魁、SOUGOが撃破される(第一ルートの正史が消滅、平成リセットによるディストピアを回避)
  ・第一ルートの2068年からやってきたゲイツとツクヨミ、死の直前にあったウォズはこれにより消滅(彼らが生まれる未来がなくなったため)
  ・しかし、スウォルツが現存しており、第一ルートに近い未来が再確約されてしまっているために、3人は消滅の憂き目を脱して帰還(以後、スウォルツの撃破まで付き合う形になる?)

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