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新しい風

8月2日、ジャニーズJr.東京ドーム公演の制作開放席の案内メールが来た。正直迷った。きっと配信のほうがちゃんと見れるし席も期待できないし急だから一緒に行ける人もいなくて今回はやめとこうかなと思った。だけど、申し込みだけしてみたら?って友だちに背中を押されて申し込んだ。前日、8月7日、当選メールが来た。こんなに急に現場が決まったのは初めてだったから当日水道橋に着くまで実感が湧かなかった。

SnowManはなかなか出てこなかった。まだかな、まだかな。スクリーンに映し出される大好きな9人。Make It Hotと一緒に現れた9人はやっぱりめちゃくちゃかっこよかった。かっこよかったこと以外あまり覚えてない。たまアリよりは康二くんがこっち側に来てくれることが多くて嬉しかった、けどMIHでは噴水とどん被りだった。Party!Party!Party!、Ⅵ Guys Snow Man、大好きなパフォーマンスだった。ああやっぱりSnowManが好きだなと思った。

MC、各グループ順番にさまざまな情報が解禁されてそのたびに一喜一憂した。と同時にデビューってなんだろうって思った。終わったら「デビューって何?」ってツイートしよってそのとき決めた。

SnowManのターン、ドロー。

康二くんだけ個人のお知らせがなかった。悔しかった。でもイェーイ!とかよいしょ〜!って言ってる康二くん見て、励まされた。康二くんに悲しい顔見せちゃいけないなと思った。だから笑って拍手した。

ステージにはSixTONESとSnowManだけが残った。SnowManのターンがエンドしてからはSnowManのメンバーはひとりも一言も発さなかった(気がする)(ちょっと曖昧)。SixTONESのお知らせが一通り終わって、伝えなければならないことがあるって言われた。ここまで全部樹だったかジェシーだったかが話してたから、SnowManはなんでステージに残ってるの?って思った。今から始まるいちばん大事な発表もSixTONESだけなんじゃないかと思った。早く、早くSnowManをステージから降ろしてくれと願った。SixTONES6人の顔が順番にスクリーンに映し出されたあと、SnowManも順番に映し出された。やばい。デビューかもしれない。いや、違うかもしれない。今まで幾度となくデビューデビューって言われてきたし言ってきた。でも実際デビューできなかった。こんだけためておいてデビューしませんっていうオチでしょって思ってた。しかもJr.が大集結してるこの場所で?SnowManとSixTONES以外のファンもいるこの東京ドームで?まさかね、まさか。そのまさかだった。「CDデビュー決定」の文字、読めるけど理解はできなかった。でも涙は溢れてきた。信じられなかった。気付いたらSnowManは花束を受け取ってた。その姿を見たとき、ああ卒業なんだと思った。ジャニーズJr.から卒業することがいまこの瞬間に決まったんだ。すごくわかりやすい光景だった。花束を抱えたSnowManを見たらまた涙が溢れた。みんなすごくいい顔をしてた。夢を叶えた人ってこんな顔するんだ、初めて見た。

ジャニーズJr.だけでの東京ドーム公演は黄金期以来19年ぶり、次いつできるかわからない、伝説の日を一緒に経験したい、ただそれだけの想いで申し込んだのに、まさかSnowManにとっていちばんと言っても過言ではないくらい大切な日になるなんて思ってなかった。入れてよかった。

だけどわたしは、SnowManを応援し始めてまだ半年も経ってない。まだまだ知らないことも沢山ある。こんなんでデビュー前から応援してたなんて言っていいのかな、と思った。紫耀くんを思い出した。わたしはデビューと同時にKing & Princeを応援し始めた。勿論最初はもっと早く出会いたかったって後悔しか出てこなかったけど、そんな負の感情は1年も経たずに薄れていった。楽しい嬉しい幸せっていう今の感情が上回ったから。デビューと同時に応援し始めたKing & Princeに対してがこうなんだから、デビュー前から応援できているSnowManなら、デビューする頃にはもう、もっと早くすの担になっていればなんて気持ちは消えてるんじゃないかと思った。そう考えたら幸せな未来しか見えなかった。康二くんがずっとあの8人に囲まれて笑っていられる、あの大好きな9人がずっと一緒に並んでいられる。こんなに嬉しいことはないなと思った。

正直、デビューが発表されてからずっと宇宙のことを考えてた。めめはどうなるんだろう。SnowManに専念するのか、もしくは初のJr.グループと兼任とか...?発表後、ステージを駆け抜けた宇宙Six5人を見て涙が溢れた。どんな気持ちなんだろう。想像もつかなかった。めめがSnowManとしてデビューするからには、絶対に後悔させちゃいけないと思った。本人にも、メンバーにも、ファンにも。めめがSnowManとしてデビューできて良かったって思わせなきゃ、それがSnowManのファンとしての最低限の義務だと思った。本当は負の感情なんて一切持たずに手放しで喜びたかったけど、9人が大好きで大切だからこそ、そんなことを考えてしまって少し苦しかった。

康二くん、ずっとひとりで戦ってきて、やっと与えられたSnowManという新しい居場所。康二くんがSnowManに加入することを知ったときから、康二くんにはここで成功してほしいと願ってた。だって凄いことだから。今までのことが報われてSnowManというグループに抜擢された。当時いろんなことを言う人がいたからこそ、ギャフンと言わしたれと思ってた。康二くんがSnowManに来てくれてよかったってひとりでも多くの人に思ってほしい。だんだん康二くんがSnowManとして受け入れられていく過程をずっと見てたよ。すごく誇らしかった。ほらやっぱりねって思ってた。康二くんなら絶対大丈夫、SnowManで売れるって思ってたから。

今回のSnowManとSixTONESのデビューは、今までのジャニーズ事務所のデビューと違うことは誰の目にも明白だと思う。当日集められて、グループ名を言い渡されて「YOUたちデビューだから」じゃない。SnowManとして、SixTONESとして、確実に積み重ねてきたキャリアがある。デビューしたばかりで右も左も分かりませんは通用しないと思ってる。年も重ねて、グループ結成からかなりの月日も経ってるから、君たちJr.時代なにしてたの?って思われちゃいけない。業界の人にも、お茶の間にも、さすがもうベテランだなって思われなきゃいけない、けどデビューだから話題性とか盛り上がりは必須。そう思ったらやっぱりまだスタートに立ったばかりなんだって先が思いやられた。やっと、やっとスタートラインに立てたんだ。これから9人で、6人で、手を繋いで走り出すんだ。先輩たちがブログで口々にこう言ってた。「俺たちも負けていられない」これって凄いことで、同じ土俵で戦うライバルとしてもう認められてるんだって思った。デビューしたら、結成20周年の嵐とも、ジャニーズの新星King & Princeとも同じ扱い。同じようにCDを出してテレビに出てツアーもやる。同じ条件で戦っていかなきゃいけない。気合が入った。やってやるって思った。SnowManやべえなって言わせたい。SnowManのファンとして誇りを持って応援し続けたい。

SnowManに出会って好きになってよかった。ふっかひかるくん翔太くんだてさんあべちゃん佐久間くんが夢を追い続けてSnowManを守ってくれたから、康二くんめめラウがSnowManとして生きる覚悟を決めてくれたから、SnowManはSnowManとしてデビューできる。こんなに幸せなこときっともうないだろうな。

夢が叶う瞬間を初めて見た。幸せの一言に尽きた。改めて、諦めずに戦い続けてくれてありがとう。デビューに向かうまでの特別な時間、初めて経験するな、今まで通り応援させてください。デビューしてから、どんどん大きくなってほしい。また次の夢を叶えてほしい。またあの顔が見たい。夢を叶えた大好きな人の顔。デビューはスタートだってよく言うし、本人たちも言ってるけど、まずはゴールとしてお祝いさせてほしい。だって本当に長かったもん。同じ時間を過ごしたわけじゃないけど、どんな気持ちでどんな風に過ごしてきたか。それが実を結んだこと、手放しで喜びたい。喜んでいいと思う。これから当たり前に新曲を出してそのたびにmvを撮って、Mステに出て、ツアーやって、きっと増員なんてちっぽけに感じるくらい沢山大変なことが起きると思う。だけどせっかく9人で叶えた夢だから、無駄にしたくない。SnowManが続く限り9人でアイドルを生き抜いてほしい。そのために応援する。9人じゃなきゃダメなんだって9人が思えるように、このメンバーであのときデビューできてよかったって思ってもらえるように。ずっとずっと応援させてください。わたしのこの気持ちがいつまで続くかなんて正直わからないけど、好きでいられるうちはSnowManにとって得になることしかしない。それがファンの役目だと思うから、全うする。

SnowManの運命の日を同じ場所で一緒に過ごせたこと、きっと一生忘れないし、一生自慢する。

SnowManに伝えたいこと、今はありがとうとおめでとうしか出てこないや。だから心を込めて送るね。

夢を追い続けてくれて、諦めずにステージに立ち続けてくれて、ありがとう。

CDデビュー決定おめでとう。

2019年、SnowManに吹いた新しい風は、2020年、日本中世界中を巻き込んでまた新しい風を吹かせるんだね。

がんばれ!!!!SnowMan!!!!!




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