見出し画像

効果的な英語学習とは?

自分が生きてきた中で、英語学習で大切だと思った事について書いてみました。まず、私がどんな風に英語と向き合ってきたかというと、大学で英文学科を卒業後、普通のドメスティックなメーカーに勤めました。その後10年位仕事で英語を使う事もなく過ごしましたが、一念発起し海外営業もさせて貰える中小企業に転職(それ迄は一定の企業規模に拘ってました)、晴れて仕事で英語を使う様になり、その後現在の外資系メーカーに移りました。自分のキャリアを振り返って思うのが、英語レベルの上達という点において、仕事で使っていなかった前半の10年よりも後半の10年の方が格段に良かった事です。それはここに書いている目的意識・日々の取り組み・少しの実践という所に深く関わってきます。

1.目的意識

キャリア前半の仕事で英語が使っていなかった時期でも、英会話教室(一度潰れた某駅前留学など)に行ったり、コミュニティに参加したりしてました。でも自分の中でストレッチ感が無く、学生時代の延長で何となく英語に関わっているという感じでした。そこから仕事で使う様になり、「なぜ英語を上達しなければいけないのか?」という事を具体性を持って考える様になり、以前と同じ様に英会話教室に行った時でも、「今日はこの部分が上手くなりたい!」という意識が芽生えました。

2. 日々の取り組み

「なぜ英語を上達しなければいけないのか?」という事が明確になると、普段のモチベーションが上がるのは間違いないです。人によれば英語に対してもっと自然に興味を持って関わる事が出来るかもしれませんが、やはり英語は手段であり、その手段に対する目的がはっきりする事で普段の行動が変わるのだと思います。私が具体的にしていた事は洋書を少しずつ読んだり、英語スピーチのシャドーイングでしたが、いつも意識の中で海外の取引先に対して如何にテンポ良く分かりやすく話せるか、伝わるか(もしくは上司の通訳が出来るか)という点を反芻してました。もし目的が無い状態であればこの様な意識は生まれなかったし、英語学習という面で前に進めなかったと思います。

3. 少しの実践

実際に仕事で使う様になり、外国人との取引先と商談する機会や一緒に酒を飲む機会が出来た事が実践と言えると思います。それ以外でも、アメリカ人の彼女を作ったり、ネイティブ英語講師と酒を飲む(昔は酒飲む機会が多かった 汗)といった事もしてましたが、やはり具体的に仕事で英語を使い、こういった成果を出したいという目的があったからこそ、プライベートの時間を割いて英語と関わる行動が出来たのだと思います。

私はまだまだ道半ばで、英語も大して上手く無ければ、もっと英語というスキルを使ってグローバルな環境で更なる価値の提供をしていきたいと思ってます。でも、今回この様な形で自分の英語学習をまとめ、今後も継続する事で、将来に対する自分の道筋や成長曲線がより明確にイメージ出来ていくと考えてます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?