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今まで作ってきたプロダクトについて

こんばんは。SwiftとType Scriptのエンジニアを絶賛募集中&見つかるまでnoteの毎日更新を辞められないカラバトの清原です。

今日は今まで作ってきたプロダクトについて話していきたいと思います。去年のちょうどこの時期に株式会社aboonを設立しました。実は、最初立ち上げた時はカラオケをやりたい!だとか、この領域を集中してやりたい!という強い思いはなくて、色々自分が持っているアイデアを試したいと思い高校を卒業してすぐに起業しました。なので、今のカラバトとはかなりかけ離れた事業をやっていました。

一番最初は中国のPin Duo Duoというサービスに似せた、日本でいうグルーポンやネットプライスのような共同購入サイトを作っていました。実際のオフラインのショッピング体験のように、オンラインで物を友達と一緒に買って、楽しくて、その上安く買えることが出来たら良いよねという発想で、二人以上のグループで買うとボリュームディスカウントで安めに買えるというECサービスでした。ただ、事業を進めていく上でECサイトのオペレーションやロジスティックスの複雑さに気づいて、ピボットを決断しました。

次はこれに似たような形で、やっぱり最近全てがオンラインによりがちだから、オフラインでの体験をもっと促したいという思いで、カップルや友達などのグループでお店に行くと安くなったり特典をもらえるというクーポンアプリ「aboon」に着手しました。

この時にプレスリリースを出しました。実際に渋谷区の飲食店を中心に20店舗ほど集めたのですが、クローズをしました。主な理由としては、クーポンアプリは大手資本または何か多いなプラットフォームを既に持っている会社がやらないと十分なバリューを出せないのではないかと考えたり、自分たちの若さが強みになるかがあまり期待できなかったことです。

この辺までが2018年の9月までのストーリーです。

aboonをクローズした後、自分たちの強み、自分たちが徹底的にやり込める領域、大人が手に出しにくい&理解しにくい領域はなんだろうと考えるようになりました。

そこで、色々あるアイデアの中から辿り着いたのがカラオケアプリです。ただ、まだカラバトではありません。

その時に着手したのが、3Dアバターのカラオケアプリ「nemo」でした。

杉本大地さんとmaremon(https://www.maremon.com/)という素敵なプロフェッショナル3D artistに運よく出会えたで、この3Dアバター領域に思い切って飛び込んでいきました。

nemoは今までのアプリ以上に思い入れが強く多くの時間、作業やお金を費やし、多くの人を巻き込んでのかなり大きめのプロジェクトだったのですが、しっかりとした仮説検証などを一切行っていなかったことが原因で、惜しくも、リリース1ヶ月でクローズの決断をしました。

ただ、ここでやっとアプリを作るのなら最小限のコストで仮説検証をしなければならないという当たり前の気づきを得ることができました。

なので、カラオケの曲コンテンツの尺は長すぎて、気軽に歌えないのではないかという仮説を検証すべく、アプリを最低限のデザインで機能を限りなく絞って、一週間半で作りました。(今まで最低でも2ヶ月はかけていた)そして、試しにリリースしたら全く告知をしていなかったにも関わらず一週間で300人の人が実際に使ってくれました。ここで初めてチャンスがあると思い、本格的にカラバトを作るきっかけとなりました。

こうやってみると、かなり自分の興味は分散していて、本当に軸という軸は一切なくて、単純な思いつきとアイデアで突っ走っては、何かと色々理由をつけてクローズを繰り返していました。そして、今まで本当に多くの人に自分のわがままで迷惑をかけてきたと思います。。

ただ、今では不思議とこのモバイルカラオケ領域にすっかり魅せられていて、もう他のプロダクトやマーケットに浮気するようなことは一切考えないようになりました。むしろ、この領域への思いが僕の中で日々どんどんと増しています。

このように会社を立ち上げて一年経った今、やっと自分の中で、この一つの領域で勝負していく覚悟を決められたので今は積極的に仲間を募集できるようになりました。(今まではどうしても、他の領域に浮気してしまう節が自分の中に大きくあり、仲間を増やすのに抵抗がありました。。)

なのでぜひ、カラオケが好きな方、カラバトに少しでも興味がある方やモバイルカラオケ領域に興味がある方がいましたら、お茶しましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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