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2021年5月超過死最低でも1100人~330人!?311の後でも2505人。基本、超過死は発生しないので異常事態は明らか

結論
2つ前の記事では2021年5月の超過死を3409人と予測したが、さらに分析を進めて精度を高めてみた結果、2021年5月の超過死は1100人~330人ぐらいはいるのではないかという結果になった。

また、重要なことで人口動態統計月報は確定?した(概数)と速報があり、人口動態統計速報から人口動態統計月報(概数)になるときに数千~1万人ぐらい数が変動する。(なんで?何を数えてるの?)

また計算中、数百人の超過死でも標準偏差に表れてくる可能性が分かったので、コロやワクの影響はよりわかるのではないかと思った。もうこの時点で5月のコロの死者2800人を超過死が下回ってるのです。じゃぁ、コロ死っていったい・・・

とりあえず、今回仕切りなおしたのは、

1:高齢化予測を最小二乗法で近似し、予測される死者数を計算。

2:予測と実際の差を計算し、2013~2019年までのデータを基準にバラツキを求めて、各年の標準偏差を計算(確率を計算)。2011年の震災死者のデータと照らし合わせて2021年の死者を予測

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詳細はさらに以下に述べるが、その結果分かったことは2021年,2020年,2011年は特に以上な事が起こっているのがわかる。

    標準偏差 超過死
 2021年  3.788 1100人
 2020年 -3.098 -136人
 2011年  4.796 2505人

標準偏差が3を超える確立は0.3%であり、4を超える確立は0.07%である。この3つの年を除いてはσは±1.4以下になっており、いろいろと正しさを補強しているのが分かる(AIがなんぼのもんじゃい)。

2011年の超過死が2505人。311で5月に確認された犠牲者が751人by wikiなので、比率からして2021年の超過死は311の比率を適用すると330人はいる。しかし311の頃の他の指標や超過死が津波などの犠牲だけじゃない可能性もあるので、3σを超えた死亡者がいてもおかしくはない。逆に751人に死亡でσが4.8にも近づいているので、2020年から今までの影響とかがよく分かるかも。

興味深いのは2020年。これは(概数)なのでこの数字はもう変動しない。なのにσ=-3.098というとんでもない値。めちゃくちゃ死者が減っている。

よく、1年前がめちゃくちゃ死者が減ってたんだから1年後はそのリバウンドが来るんじゃない?という一見ほだされそうな意見がありそうだが、よく考えて見よう。1年後まで死にそうな人は生き延びるだろうか?人流の影響が死に直結するのは交通事故とかだろうが、いずれにせよそういう数字のない議論はいくらやってもムダむだ無駄?

下記の表1は2つ前の記事の計算方法での各月毎の毎年の増減の標準値を示したもの。表2は前月との増減の標準値を示したもの。

表1

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表2

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2つ前のやり方でやってる部分もあるので、少し精度があまいが、1年前に大きく死者が増減した後に必ずそのリバウンドが来るかといわれれば、そうなってない。(数えてもいいけど)。次に前月との差で見ても、増減があった月の後に必ずリバウンドが来るかといわれると、それもない。むしろ前月との差でみれば、大きな変化があった後、それが続いてる区間は天災や経済危機があった時であるのが分かる。

前後の月での死者の増減を見ていて気づいたのは、感覚と同じく季節によって死者数はかなり増減が下図のように傾向がはっきりしていて、そこからでも変化はわかる。例えば、ワクを打って死者が増えれば、751人も増えれば、σが4を超える311後のようなことでも分かる可能性がある。もちろん、コロでも同じことで751人も超過死してればその影響が出てくる可能性が分かるので、今後とも分析していきたい

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