えいがみよう。みた。
皆、してますか、自粛。僕はしています。
オタクだからおうちからでないなんて余裕でしょwと思っていたんですけど、あれですね。家から出ないで余裕なのっていうのは、外に行く自由があるなかで、あえて家を選んでいるからであって、家にいざるを得ない状態というのは思った以上にストレスになるということがよくわかりました。ままなりませんね。
5月の連休が近づく中、どうあがいても延長やむなしであろう緊急事態宣言、連休に向かうにつれて暖かくなるらしい状況。これを如何とするかが我々善良な市民に与えられた試練なのであります。
というわけで、この連休でお前らが見るべき私が好きな映画とかなんかこう、そういう感じのものをつらつら紹介していこうと思います。
紹介とかされるとみる気なくす?わかる。わかるわその反骨精神。好き。だが知りません。なぜなら紹介したいだけだから。
映画編
洋画邦画ごった煮でいきます。主にアマプラで見れたらいいですね(レンタル・プライムビデオ気にせず行くので、何とかしてみてください)
1.フォレスト・ガンプ
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FYNAVYI/ref=atv_dp_share_cu_r
言わずと知れた1995年アカデミー賞作品賞他なんかいっぱいの賞を取ったアメリカ映画です。みんなしってるね。
主演はトム・ハンクス。復調したので本当に良かった。
バス停のベンチに座るフォレスト・ガンプに一枚の鳥の羽が舞い降りてくるシーンから始まる。様々なことを経験してきたフォレストが、そのベンチに座る人達に対し、世間話的に半生を話していく。戦争にいったり、会社を興したり、大成功したり、彼が起こした数々の事柄をその語りに合わせた映像で見ていくことになる。
ただただ一生懸命日々を走り抜けるフォレストの心の中にはいつも一人の女性がいて、彼の語る物語は自分のことであるのとともに、その女性に対する自身の思いでもあり。
この素朴な男がどのような人生を歩んできたのか噛みしめるように見ていると、とても愛おしくなってくるので好きです。繰り返し見たくなる名作。
2.グッド・ウィル・ハンティング
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若いマッド・デイモンが出ています。
非凡な才能を持ちながら様々な理由から荒れていて大学の床清掃をしているウィル・ハンティングと妻に先立たれた数学者の交流を描く作品。
人類、在野の天才が好きだから。
何とかして彼の才能をはぐくもうとする数学者との交流がとても良い。ウィルが最後に選んだ選択も、また人生。
何が幸せなのか、その答えを出すのはほかでもない自分なのだなぁと感じます。ウィルと教授の心の距離がとても心地よい良作。
3.最高の人生の見つけ方
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FIWY0AG/ref=atv_dp_share_cu_r
日本のじゃないぞ、間違えるな。
いや日本の見たことないけど…。
主演ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンという布陣。もうめちゃくちゃいいだろうことはここでわかるだろう(わかるか?)
余命宣告を受けた大病院の経営者(ジャック)と、同じ部屋に入れられた町工場のおっちゃん(モーガン)。
おっちゃんが死ぬまでに達成したいことをメモしているのをみて、経営者のおじいちゃんは金にものを言わせて、それ全部やろうぜってことになります。豪快。アメリカの金持ちって感じだ。
おっちゃんはクイズ番組が好きで、あんまり裕福ではないけど実直で真面目で、たくさんの子供を育てて、決して楽ではないけれど幸せな人生を歩んでいたんだろう。反対に経営者は金はあってやりたいことをやって、とても楽しく生きていただろうけれど、その反面どこか虚しさはあったのかもしれない。そんな二人が出会って、最後にやり残したことに挑戦していく。
映画の最後のシーンが僕はすごく好きで、これで全部やり終えたんだなぁ、というのと、その方法がおっちゃんにとってどういった意味を持つのか、それを感じ取っていただきたいなあ、と思います。頑張って生きていきたいとおもえる良作。
4.リング
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FIWU1HM/ref=atv_dp_share_cu_r
日本映画から。ご存じのとおり平成ジャパンホラーの金字塔。リングです。貞子始まりの地。主演は松嶋菜々子。
見たら死ぬ、ダビングして誰かに見せたら大丈夫。よかったね!でも見せたひとは死にます。理不尽!というビデオを巡る鈴木光司原作の傑作ホラー。日本のホラーといったらこうじゃなくちゃ、という湿度でねっとり肌が湿るような絵作りが素晴らしいと思う。
思い起こすだけで怖気の走る井戸に落ちたシーンやラストシーンなど、見どころはたくさんあります。ホラーがOKな人はぜひ見ましょう。
貞子をね、イロモノでユカイで始球式やるような存在のままで終わらせてはいけないわけです。みんな、貞子の本当の姿を見てくれ。頼む!あいつは…あいつは笑われたり、可愛く描かれてちょっとえっちに服をはだけさせたりしていい存在じゃないんだ……ほんとに……
5.椿三十郎
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00VSFEWUK/ref=atv_dp_share_cu_r
椿三十郎です。もうすぐ四十郎だが…
リメイク前の白黒ですが黒澤明のオリジナルが大変面白いので見ましょう。
みんなも一度はGIFでみたことがあるであろう、床下から続々顔を出す武士たちはこの作品です。興味わいた?
それはそれとして、エンタメ映画として実に高い位置でまとまっていて本当に面白いです。剣劇シーンの派手さ、三船敏郎のかっこよさ、緊迫のラスト居合シーンなんかはもう本当にかっこいい。
静と動のお手本のようなシーンなので最後の数分を見るためだけにでも見てください。度肝を抜かれます。すげえ。
白黒だけどなんかどこか色が見えるような絵作り、最初から最後まで飽きさせない演出、まったく古く感じない珠玉の作品。見て損はないと思います。
いかがでしたか
とりあえず5本紹介しました。また書くかもしれない。
映画…映画が見たい。新作が…見たい…見たい映画が…公開が先送りに…オォォ…という怨嗟を、まだみたことのない映画でなんとかごまかして生きるんだよ。いいね。
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