リストカット
リストカットって知っていますか?
自傷行為の一つで刃物で腕を切ることです。
リストカットと聞くと、
病んでいる人がするイメージ
病みアピールしたいのかな?
とか思う方もいると思います。
もちろん一部ファッションとして行なっている方もいます。
ですがほとんどの人は、
誰にも知らせずに一人で行なっています。
誰にも助けを求められず追い詰められてしまった結果なんです。
その理由は人それぞれですが、
家庭環境や学校での境遇、仕事での挫折、
どれも一人で苦しんだ結果
自分一人で解決できる方法がリストカットだっただけなんです。
手首の傷を見てしまったら、
痛そうだなって思いますよね?
そりゃ痛い人もいますけど、
ほとんどの人はその傷なんかより心の方が何倍も傷ついてます。
心が痛いんです。
誰かに助けてって言いたいけど、
言えないから自分の腕を傷つけることによって
心の傷を可視化できるようにしているんです。
それに気づいてあげてください。
もし周りの人がリスカしていたら、
基本的にはそっとしておいてあげましょう。
心配ならいつでも話聞くからねと言ってください。
何があったの?話して!と急かされると、
自分が責められているかのように感じて、
話すことができません。
リスカの理由を尋ねられたところで、
理由なんてないこともあります。
(自分でもわからないって感じです)
リスカの理由じゃなくて、
悩み事はある?とかなんかあった?
とかでいいと思います。
リスカの理由は聞かないであげてください。
もし本人が話してくれたら、
話を遮らず最後まで聞いてあげましょう。
アドバイスはしない方がいいです。
(あんたらに何がわかんねん!って思う子も多いです)
いっぱい聞いて、共感してあげてください。
そうだったんだね。
辛かったね。
これだけで大丈夫です。
話してくれてありがとう。
話してくれて嬉しい。
とかもいいと思います。
余計なアドバイスはせず共感してあげましょう!
それでまたいつでも話してね!と声かけもしてあげてください。
味方がいるって思うだけで心が軽くなります。
これはあくまでも私の意見で、
本当に人それぞれです。
友達なら触れないでいつも通り仲良くしてあげるとかもいいと思います。
触れないのも優しさです。
保護者の方や教員の方などその子を守らなければいけない方は、
話を聞いてあげてください。
無理に話させるのではなく、
本人から話そうとしてくれるのを待つべきです。
リスカは悪いことではありません。
本人たちが頑張った証なんです。
もし話してくれたら話に来てくれてありがとう。
と言ってあげてください。
決して責めないでください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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