2023年
2017年に向精神薬を1年かけて減薬し、
2018年初めに断薬し、ちょっとずつ回復してきたけれど、
2020年コロナ禍に精神的にずしんと悪くなり(今思うと薬が隠してくれていたトラウマが出てきてしまったのだと思います)(この時期って私だけじゃなく、苦しさが際立つ人が多かったんでしょうね)
2021年6月から大嶋先生のトラウマ治療を開始しました。
2022年11月にフラッシュバックの症状を経験してしまい、トラウマ治療はやめることにしました。
トラウマ治療をする選択をしたのは、公共の場でじっとしていることすら辛くなってしまったためというのが大きかったかなと思います。
トラウマ治療をして、人前で楽になったと感じられる部分もかなりあります。
効果はあったと思います。
ただ、辛かった記憶を振り返る作業なので、反動がきていてそれが降り積もっていて、妄想的になってしまっていたようです。
やはりトラウマ治療というのはリスクもある治療なのかもしれません。
また、公共の場でじっとしていられないのは、アカシジアという症状でもあるみたいで、
鍼灸院で醒脳開竅法という治療法を受けたらかなり良くなりました。
月2回ペースで半年ほどかかりました。脳霧もだいぶ良くなりました。
話は戻り、妄想的な部分については自分で気がついたらすぐ落ち着きました。
毎回の治療が辛いことは、わりかし耐えられたんです。
トラウマ治療というのは辛い記憶を思い出す作業なのでしんどいんですが。
アークで母親との縁を切ったのが大きかったなと思います。
けれど、フラッシュバックは、事故にあった自分をもう一度経験すると同じです。
実際にはそれは起こってないけど、私はもう一度起こってしまった事とおんなじだと思いました。
思い出さなければ、なかったこととおんなじです。
そういった部分があるので、トラウマ治療のことを考えると、しないで済むなら、そういう道を辿り直せるなら、辿り直したいかもしれない。
今はそういう心境です。
もう少し頑張れば、違う道があったと今やっと、気がつきました。
だけど越えられなかった。越えられないなりに歩んできた道筋としては大きく外れてはいなかったとは思います。
トラウマ治療でとんでもないことになったので、2022年11月、再びアークを訪ねました。
安田先生には、ドーパミンが関係しているらしいのですが、首が防衛過多な動きをしているので、首のストレッチのやり方を教えて頂きました。
アークでは身体に働きかける技も沢山教えて頂きました。
身体に働きかけるということは、命がキラキラ輝くイメージがいつもします。
トラウマ治療を受けた最後の方は、出てくる記憶がどんどんキツイものになっていっていました。
今思うと、どこからどこまでが本当なのかわかりません。
実家にいて何かしら受けていたのは事実で、恐怖のあまり妄想的になり、何倍も恐怖の体験をぞうふくさせていたのかもしれません。
私は大きい敵と闘おうとしていて、自分は勝てる存在と思い込んでいました。
ある日、自分は自分を大きい存在だと妄想していたことにガーンと、気づいて、落ち着きました。
恐怖が大きければ妄想も膨らみ、自分のことも大きく過剰過多に捉えるようになってしまうんだ、とよくわかりました。
首のストレッチをしていると、ますます落ち着いていくのを感じるので、妄想的であることは、ドーパミンとも関係があるのかもしれません。
それまで、人と接する時、ネガティブなイメージがあって、
白い目で見られたり、否定されたり、
ぱっと嫌悪されて離れていかれるとか、
または激しく批判されるとか、
そんなイメージばかりで旦那さんのの家族と会う時も毎回緊張していました。
それが、ああこの人たちは私の味方だ、と肌で感じられるようになりました。
優しさに気が付かないわけではありませんでしたが、肌感では恐怖になって強張ってしまっていた。
良くなって初めて今までは違ったということに気が付きます。
外がこわくて、人と接するのは耐えること、という感じ方だったのが、氷解するように変わってきました。
人って、もちろん、なぜそこまで私に厳しくあたる?みたいな人もいるけど、だいたいは優しいんだ。だから大丈夫。そういう風になってきました。
上記の変化は、今年の2023年の1月から2月下旬に起こった変化です。
トラウマ治療をしていた2021年から2022までも、人と接しやすくはなっていましたが、治療をやめた後の方が変化はわっとやってきているように感じます。
安田先生に教わった首ストレッチを毎日しつつ、起こった変化と内省して気づいたことで起こった変化も何点かありました。
内省して気づいたことも、アークで安田先生があらかじめ導いてくれていたことでした。
それを次回書いていきます。