外に出るハードルがあがったのでとりあえず本を読む
去年の夏ごろ、ついに電車に乗ったり美容院に行くことが難しくなってしまいました。じっと座っていて、そばに人がいるという状態だと怖くなってしまうんです。
どうすればいいかわからず、アークに電話をしてしまいました。
安田先生には、首の筋肉を温めるとトラウマがだんだんでていくよ、と教えて頂いて、それでどうにか頑張ることにしました。
電話をするときすでに、自分の「人が怖い」というのは、「自分が異質なんだと思い込んでいるから」かもしれない、というのがでてきていたので伝えると、「それがでてきたのはすごいことですから」とおっしゃっていただいて、自分は分析できているんだと安心しました。
母は、小学校低学年ごろはよく褒めてくれていましたが、中学校受験から勉強により厳しくなっていき、中学校へあがった頃から性格などの中身を否定されることがすごく増えました。
友人のことを相談しようとすれば、「あなたが悪いのでしょ」と一言目に言われてしまったりと、「まわりが正常であなただけが異常」と思わせられるようなメッセージをよくもらっていました。
頭では、「この人は子育てとなると不安がどんどん広がってしまってるからこういう物言いになってしまうんだ。この人が言う程、私は私のことを間違えているとは思えない」と思っていても、親の言葉の呪いにかかってしまっていたから、対人面で不安が出てきてしまうんだ、ということを、この頃は自分の中で整理ができるところまでは来れていました。
自分が異質だと思うから外へ出ると、人にちらとでも見られると「私何かおかしかった?」という意識がおきがちで、人の視線が怖いし、会話をしても「何かおかしなこと言っていないかな?」となってしまうのが自分でも腑に落ちていて、なのにトラウマってすんなり収まってくれないんだなあ、まだトラウマあるのかな?と思っていました。
美容院も、自分で切ることにして行かなくなったり、出不精になってしまいましたが、東京のほうにある鍼灸院だけは電車に乗って月2回、頑張って通いました。
冬になって、大嶋信頼先生の「無意識さん、催眠を教えて」という本を見つけ、そこから大嶋先生の本を読むようになって、さらにトラウマと向き合えるようになっていきました。