机に向かえ
机に向かっている人と机に向かわない人の行動の違いは一目瞭然だ。
机に向かわない人はこぞって、「天才肌」とか「行動派」を気取って「臨機応変」を軸とするけど、いやいやその前にキチンと机に向かう手順を踏まねーと、最後まで進める馬力が伴わなくなるよ。これは絶対に。
仮に最後まで進められたとしても、机に向かわない人の仕事は何かが雑になってくる。
雑な仕事するくらいならちゃんと机に向かえよ。
机に向かうのはすごく孤独だし不安だ。
その上めんどくさいし、大変だ。
でも、机に向かいさえすれば、それを乗り越える体力は確実にできる。
その体力が本当にでかい。
そして、その体力は唯一無二の自信となる。
根拠のある自信があるやつは強い。
そして、丁寧だ。
特に俺みたいに、イベントだとか企画だとか、とくにこれといったマニュアルがないことに惹かれる人は、机に向かう時間は必須だと思う。
それだけが自信の指標になるから。むしろそれ以外で得られる自信や安心はないから。
キチンと机に向かった上で、ガンガン行動するやつはやはりすごい。とんでもないことを成し遂げられる。
行動がいちいち的確だからだ。
その的確さを研ぎ澄ますためにも机に向かう時間はとにかく大事。
なんだっていい。
机に向かうのは己と向き合うこと。
ものづくりなら、工程や企画書を一度本気で作ってみな。
人を動かしたいなら、プレゼン資料をちゃんと整理してまとめてみな。
ライブをしたいのなら、人を集めるための仕組みをたくさん練ってみな。
スポーツを完璧に習得したいなら、身体のつくりを学んでみな。
一見、理屈っぽくて無関係なことに見えるかも知れないけれど、側から見て、これらをやってる人ほど一流に近づくのは確か。
逆にこれらをやっていなくて、土台を作らず、「行動」を積み重ねる人は、歪んだ傾いた結果しか出てこない。
そんな結果なんかいらない。
そんな結果で満足できちゃうやつは、机に向かわなくてもいいけど、人を巻き込む資格はないよ。
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