見出し画像

えんとつ町のプペル展in名古屋を開催したい!

ご無沙汰しております。
10/21に発売されるキンコン西野さんの新作絵本「えんとつ町のプペル」
これがすんごいコトになっております。何がどうすごいって、絵を見てもらえれば一目瞭然。

まるで、映画のワンシーンのような綺麗すぎる一枚一枚の絵。

というのも、この絵本は、制作期間4年半、制作資金1,000万円以上、参加クリエイター35名、と、絵本とは思えない、前人未到のスケールで制作しているのです。

制作期間四年半って本当に本当に長いんすよ。

どれくらい長いって、

僕が中学卒業して、

高校受験して、

高校入学して、

高校生活を思う存分楽しんで、

大学受験して、

高校卒業して、

大学入学して、

大学生になるまで

が丁度四年半!!

長い!!

ちなみに、僕は、今から三年前、当日中学〜高校の時に、西野さんの絵本の原画展を名古屋で開きました。

これが僕のはじめて開いたイベント。このイベントがあったから、このあといろんなイベントを開いていこうと思ったのです。

この時、トークライブも同時開催したのですが、西野さんはこんなことを仰いました。

「今、『えんとつ町のプペル』っていう次出す絵本を作り始めてまして、これがいい話なんです!もし僕が作り終える前に死んだら、誰か形にして欲しいくらい」

もうすでに何年も前からお話は、出来上がっていて、それを最高の形で世の中に送り出すため、西野さんは四年半という歳月を費やしてきていたのです。

その中で、「クラウドファンディング」というネットの資金集めの方法で、絵本の制作費を集め、「クラウドソーシング」という人と人のマッチングサービスで、絵本では異例の「分業制」を取り入れ、とにかく、トンデモナイ作品が出来上がったのです。

僕は、三年前、「にしのあきひろ絵本原画展in名古屋」の打ち上げでこんなことを西野さんに言いました。

「是非とも、えんとつ町のプペルが出来上がる頃にはもう一度原画展やらせてください!」

と。
西野さんは頷いてくれました。

ただ、正直言うと、三年前の原画展は、いろんなことがゲロ吐くほど大変だって、沢山の人に迷惑をかけてしまって、もう二度とこんなチャンスは来ないんだろうなと諦めてました。

西野さんに言った「またやらせてください」は、半分都合の良い別れの言葉でした。

「さようなら」と言ってしまうと、もう二度と会えなくなってしまう気がするから、ひとまずそういっておこう。
そんな感じでした。
なんだか西野カナみたいな文面になりましたが、特に気にしないでください。

兎にも角にも、そんなこんなで三年という月日が経ち、西野さんは本当に「えんとつ町のプペル」を完成させました。

しかも、その完成を盛り上げるために、西野さんは「えんとつ町のプペル展」なるものを東京で開催することに。

絵本の全ての絵に、LEDを内蔵させ、光る仕組みにして、暗闇の中で、超クオリティの高い絵たちが浮かび上がるというもの。

その資金集めのクラウドファンディングが、これまたトンデモナイことになっているのです。

支援額驚異の3000万越え。

ハンパないです。

そんな中、そのクラウドファンディングではこんなリターンが出てました。

「あなたの町で『えんとつ町のプペル展』を開催できる権利」

ナンジャコリャ?!?!?!?!

このリターンを見るや否や、あまりの衝撃に、とりあえず誰かに相談したくなり、先月、西野さんのトークライブを名古屋で一緒に作ったチームに相談。

すると、数分後にリーダーである竜竜也さんから返信が。

「30万???高いけど、買っちゃって良い?...ていうか買ったよ?」


阿呆です。完全に阿呆なのです。

竜竜也という人は純度100パーセントの阿呆だったのです。

勢いでそのリターンの購入ボタンを押してしまったのです。

なんという阿呆さ加減。
きっと彼には「ブレーキ」という概念が全くないのです。

ただ、皆さんご安心ください。
西野さんのトークライブをやったチームは竜也さんだけではありません。

トークライブのチームには、当日MCを担った新井康陽さんという天才がいらっしゃるのです。

この人、ビル一棟を丸々マネージメントしちゃってる超人。
そんな、すんごい人だから、こういう時の判断能力は完璧に優れているはずです。

竜也さんは完全に阿呆でしたが、新井さんはきっと大丈夫なはずです。

新井さんは、冷静にこの状況をみて
「やっぱ無理やて!そんなん!引き返そう」という大人の判断を下してくれるはずです。

そう思って新井さんの返事を待ちました。
すると、こんな言葉が返ってきました。


「おお!竜ちゃん超男前やん!うちのビルでやっちゃいましょう!どうせなら、プペル展だけじゃなくて、ビル一棟巻き込んで全体でアートフェスタやりましょう!ビエンナーレならぬ『ビルエンナーレ』や!!」

類は友を呼ぶとは言いますが、阿呆が阿呆を呼んでいるこの状況。

大の大人(それも二人とも素晴らしい人)が、こんな判断を下したら、もうやらないという手はないです。

やるしかないのです。

私は二人のことを尊敬しているので、そりゃやるとなったら必ず協力しますが、今回ばかりは完全に尊敬する人を間違えたと思いました。

なんてたって、純度100パーセントの阿呆×2ですからね?

そして、そんな竜也さんと新井さんの最強の阿呆コンボから、間も無くこんな言葉が放たれたのです。

「シュンくんはプロデューサーやってや!」

プロデューサー?!?!

とりあえず慌てて、ピンクのカーデガンは用意することにしますが、なぜだかこんな大きなイベントの大きすぎる役割を担うことになってしまったのです。

有難い気持ちは物凄くあるのですが、正直背負い切れるかすごく不安なところなので、ひとまず、早急に背筋を鍛えることにしました。

そんなこんなで、開催が決定した「えんとつ町のプペル展in名古屋」ならびに、「ナゴヤビルエンナーレ」

12/3〜27、名古屋は大須、新井さんが既に数フロア手がけている、観音ビルで開催されます。

いやもう本当にすごいイベントなんです。
真冬に熱い熱いイベントになるかと思います。

ワクワクが詰まったイベントです。

「えんとつ町のプペル展in名古屋」はとにかく圧倒的に感動する光景が広がるでしょうし、その他の階も非常に魅力的です。

このイベントを実現するために、実は夏からずーっとみんなで打ち合わせしてきました。

そこで立ちはだかったのはやはり資金の問題。
今回どうしても、開催するにあたり、必要となるまとまったお金が出てきたのです。

そこで、我々もクラウドファンディングという形で、皆様からの支援を仰がせて抱くことになりました。

クラウドファンディングとは、ネット上で夢を叶えるための資金を募らせてもらう仕組みです。
支援してくださった方には、金額に応じたお返し(リターン)があります。
今回我々はリターンにもめちゃくちゃ拘りました。

ここでしか買えない、「えんとつ町のプペル」の絵を施したiPhoneケースやボールペンにステッカー、「えんとつ町のプペル展in名古屋」のチケットや、キンコン西野トークライブ招待券、プペル展のスタッフになれる権利など、本当に様々なラインナップになっております。(今後も増える予定です!)

12月名古屋に来れる方も、来れない方も必見のリターンですので、是非一度、クラウドファンディングのページをご覧ください!

https://camp-fire.jp/projects/view/12962

最強の阿呆コンボ、竜也さんや新井さんの想いも載っております!

ご支援、拡散のほど、どうか宜しくお願い致します。

クラウドファンディングについて、分からない点がありましたら、僕にメールを送ってください!
mshu091020@gmail.com
対応します!


三年前の自分へ。

結局なんだか、こんなことになりましたよ。言霊って怖いね。でも有難いことなので、死ぬ気で頑張ります。幸せです!

最後に、西野さんの絵本「オルゴールワールド」から、大好きな一文を書いて、締めたいと思います。

「いつの世も、夜明けの鐘を鳴らすのは、阿呆のしわざと決まっとる」

みんなで、夜明けの鐘を鳴らそうと思います。

さて、いい感じに締まったので、中盤、竜也さんと新井さんに「阿呆」と言いまくった罪は帳消しにできたかと!
怒られたくないんです!

というわけで、12月まで、宜しくお願い致します!!

水谷駿介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?