もうひとつの文化祭
1月6日。冬休み最後の日。
某室内施設。
ここで、自分たちの手だけで作られる文化祭が幕を開けようとしていた。
集まったのは、元クラスメイトたち。
夏に行われた「もうひとつの体育祭」に続いて、755を使いみんなでイチから企画を決めてきた。
http://7gogo.jp/lp/XDTcHGRfUp1WkVIvojdMdG==
みんなで決めた企画は全部で5つ。
各企画、優秀な成績を残すともうひとつの文化祭専用コインがもらえ、最終的に一番コインを多く集めた人が、超豪華賞品を得られるというルール。
まず最初に行われたのは、室内遊びの定番「椅子取りゲーム」だ。
ご存じ、曲が止まった瞬間、椅子を取りあうゲーム。
メンバーが躍動しているのが写真のブレ具合からお分かりいただけるだろうか?
恐らくみんな、数年ぶりに椅子取りゲームをやったのだろう。
曲が流れるや否や、飛び跳ねるように椅子の周りをまわる高校生。
高校生が地響きを上げながら、どんどん椅子の周りをまわるという状態はもはや謎の儀式と化した。
結果、背の高いやつが残るという、結局椅子取りゲームって瞬発力じゃなくて、体格なのね!という腑に落ちる結末となった。
続いて行われたのは、なぞなぞリレー。
この企画のみ、二チームにわかれてのチームバトル。
早押しで、なぞなぞに解答し、正解なら次の人へバトンタッチ。
不正解なら居残りとなり、最終的に、先に全員が勝ち抜けたチームの勝利となるルールだ。
アトランダムにチームが振り分けられ、いざスタート。
AチームとBチームにわかれ、接戦を繰り広げる・・・はずだったのだが、Aチームのトップバッターがかなりのアホで、大差がついたままゲームは進行。
写真は、不正解続きに、立ち往生するAチームトップバッター。
ではここで、そのAチームトップバッターが残した華麗なる解答をご覧いただこう。
なお、全て、即答しているということを頭に入れておいていただきたい。
Q.二分の一個くださいといわれるものは?
Aチームトップバッターの解答:3分の4個ください。
→いったい何の交渉なのか。ちなみに正解は、判子だ。
Q.わがいえといすくえ を入れ替えてできる歴史上の人物は?
Aチームトップバッターの解答:クエン酸!!
→まさかの問題後半を完全無視。ちなみに正解は、徳川家康。
こんな感じが永遠に続く地獄絵図。
いうまでもなく、そのままBチームが大差をつけ圧勝したが、会場は爆笑のあらしで揺れた。
続いての企画はトランプかるた。
数字とマークが読み上げられるので、そのカードを取るという競技。
「ハートのスペード」
「Qのキング」
など、ひっかけの甲斐もあり、お手つきが続出。
最初は、会場全体を使い広々とやっていたこの企画も、終盤は、残りのトランプも少なくなり・・・
とんでもない押しくらまんじゅう状態へ突入。
新年らしい、白熱した戦いが繰り広げられた。
4つ目の企画は、○×クイズ。
さまざまなジャンルから出題されていたのに、まさかの9問連続正解者が2人も出現。
続く最終問題。
「星座は全部で100個以上ある ○か×か」
この問いに対し、全問正解中の2人は、そろって○のほうへ移動。
正解は・・・残念ながら×。
星座は88個しかないらしい。
全問正解という強者は現れなかった。
そして、いよいよ次が最後の企画。
ここまでの、得点状況としては、最初の椅子取りゲームを制した背が高いヤツ、そして、○×クイズで活躍した2人が高得点をゲットしている状態に。
しかし、最後は前回の「もうひとつの体育祭」同様、大逆転可能なルールとなっている。
その名も「たたいてかぶってじゃんけんぽんトーナメント」
トーナメント方式で順に戦っていき、優勝したものには、文化祭コインが20枚ほどもらえるという、もはや無法地帯なルール。
はっきりいえば、ここで優勝した奴が、総合優勝である。
白熱した戦いが順に行われた。
がしかし、一人圧倒的な強さを見せる者がいた。
最初の椅子取りゲームを制した、背の高いヤツだ。
持ち前の腕の長さを生かし、華麗に敵を撃退していく。
勢いそのままに決勝戦。
圧倒的な迫力で余裕でこの企画を制した。
総合優勝した背の高いヤツには、みんなで決めた賞品、チロル1年分を贈呈。
後日談だが、背の高いヤツは、みんなに配りまくり、2週間で1年分を消費したようだ。
以上がもうひとつの文化祭当日のレポート。
これで、夏の「体育祭」から続いてきた、もうひとつのシリーズは終了。
みなさんいかがでしたでしょうか?
僕らの青春を公開してみたら、なんだか懐かしい思いに浸ってくれる人がいるのではないかと思い、始まったこのドキュメント企画。
自分たちでイチから学校行事を作るというのは、とても大変でいい経験ばかりでした。
また、どこかで、皆さんの前で、この元クラスメイトたちとなんらかの企画をやれればな、と思います。
755で見守ってくださった皆様をはじめとし、この「もうひとつのシリーズ」にかかわった全ての人に感謝します。
僕らの遊びを支えてくれてありがとうございました。
そして、「もうひとつのメンバー」こと、元クラスメイトたちへ。
今回の企画に参加してくれた人も、参加してくれなかった人も、僕はとにかくあのクラスのチームプレーが大好きなので、こういった企画をこのメンバーでやろうと決意しました。
結果、企画した自分が一番楽しんでたきがします。
付き合ってくれてありがとう。
これからもよろしく!
2015.2.7 「もうひとつのシリーズ」発起人 シュンスケ
あ、これで完全に終わりじゃないかもです!
ひょっとしたら近いうちにまたまたまたこのメンバーとなんかするかも!
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