毎日打ち合わせしたい

昔からずっと人と話すのは好き。

小学校の休み時間とかも、外に遊びに行かずに、ガランとした教室の隅で仲のいい友達とずっと話してた。

時々無観客でアホみたいなコントやってた。

でもまた、死ぬほど話してた。

エピソードトークして、笑いとる快感と、友達のクソみたいなボケに対してひたすらにツッコむ生産性のない時間は、なんだかとっても夢中になれた。

それこそみんなが鬼ごっことかドッヂボールとかキックベースに夢中になる感覚と一緒。

まさに無我夢中。

いやなんで、鬼ごっこに、ドッヂボールに、キックベースに、僕が夢中になんなかったかっていうと、理由はクソほど簡単。

僕に驚くほど運動神経がないから。

そもそも、この場合、「はまらない」んじゃなくて「出来ない」が正しい表現なんやけども。

まぁ兎にも角にも、こちとら、

未だ、19歳になっても自転車に乗れない運動神経

を誇ってますから、外で遊ぶわけには行かず、でも、休み時間を潰さねばなりませんから、話すことに楽しみが見出されていったわけです。

ガラパゴス諸島とか、鎖国中の日本と一緒。

運動に見放されたんで、完全に「喋る」という独自の文化が生まれてしまったわけです。良くも悪くも。

僕は別に、出来ないことをやらないで、新たな楽しみを見出してるからいいんですが、友達は大変ですよね、ほんと。

友達は運動神経が悪いわけではないのに、俺のせいで教室という狭い世界に閉じ込められるわけですから。

たまったもんじゃないですよ。

多分。

その状態は未だに続いてて、家に遊びに来た友達には

軽く4時間話しつづけます。

こうなりゃもはや軽い病気です。

特に、この喋りすぎ病気が一番ひどかった時期は、高校のときかも。
(いやまぁ、未だに続いてるけど)

高校時代、「アコギ部」という、ギターを弾く軽い軽音部みたいなのに入ってたわけですが、三年間皆勤でその部活に通ったのに、

1ミリもギターは弾けぬまま終わっていきました。

理由はこれも簡単で、

僕が三年間ギターを一切持たず、部員に喋り続けたから。

ギターなんか弾く暇なかったんです。

いやこれはこれで、俺はいいですよ。ギター弾かずに、大好きなお喋りに精を出してるわけですから。

ただ、ですよ。
部員はおもクソ迷惑だったと思いますよ。

なんてったって、みんな、ギターを弾きたくてその部活に入ってるわけですから。

集中してギターを弾きたいのに、

「昨日こんなことあってん」

と、ベラベラ出っ歯が毎日話しかけてくるわけです。

挙句、

「ギター置いてや!話そうぜ」

なんて、とんでもなく理不尽なことを言ってくるのです。

もはや、クタバレや、俺。

僕に付き合って、ギターを置いてくれたお友達には、えぐいくらい感謝するとして、じゃあなんで、そんな話すのかって、理由はほんと沢山あるんです。

一つは、明るくいきたいから。

僕自身、根アカな人間ではこれっぽっちではないんですが、明るい人が好きだし、明るい未来を作りたいと死ぬほど思ってます。

そんな僕が、明るくなるには、明るくするにはどうしたらいいか。

無理しておどけたって、いつかガタがきてしまう。
てなったときに、話し続ければ、話してるやつって基本明るく見えるし、会話がある空間って、絶対明るい。

その空間の未来が、暗いわけないって思ったわけです。

だから、明るくなろうと色々無理に動くより、潔く話せばええんちゃう?って結論です。

自分の思いも沢山伝えられるし、いろんなこと曝け出せるし。

でもまぁ、こんなのは、たぶん「話すこと」を正当化するための後付けの理由で、結局は、目の前の人が笑ってくれることが好きという綺麗事っぽい結論に収まったりもするんですけどね

完全な自己満足ですけど。

そんなこんなで、小学生の時から、私、雑談英才教育を受けてるもんですから、とにかく、誰かと話してたい。

勿論、ここまで読んでくれたアナタならお分りいただけるように、僕は「喋る」が大好きです。

でも、それだけじゃなくて、

実は僕、人の話を聞くのも大好きなんです。

人の話を聞くために、いろんな勉強をしました。相槌の打ち方、解釈の仕方、返答の仕方、会話の間合い....。

絶対、俺だけがお喋りの空間より、みんながお喋りになっちゃう空間を作れた方が、明るいし、みんなも楽しいから、そっちを作った方がいいに決まってる。

あと、シンプルに「会話」が好きなんです。
会話って純粋に楽しいんですよ。

本当に。

スマホのゲームより、旅行より、スポーツより、なによりも楽しい。
会話がとにかく最先端。

「なんかおもろいことないかなぁ」なんて思ってる人は、とにかく人と喋ればいいと思います。

まじで。

人と喋れば、絶対におもろいことあります。
受け取り方次第でもあるんですが。

僕は、イベントと、会話が、同じくらい大好きです。

どちらも、人と人とが心を開きあって、いろんなものを共有できる瞬間があるから。

だから、イベントのことを話す「打ち合わせ」なんか超好きです。

(あ、もちろん、クソみたいな雑談も超好きだし、イベント自体は「行動」が命なので、当日も当たり前に大切に思ってますが)

いろんな人のいろんな考えがのぞけるんだもん。こんなに勉強になることはない。

そんで、明るい未来を作るために、一生懸命会話しあう。

教科書なんか見るより、よっぽど実践的で、よっぽど現実的。

もう、本当に、こういうことばっかしてたい。

毎日毎日、打ち合わせして、

毎日毎日、人と喋って、

毎日毎日、イベントのことを考えたい。

「なんのためにやってんだろ?」なんて疑問持つ隙が生まれちゃうこと、例えば学校の勉強とかはほっぽり出して、とにかく必死になれることばかりをやりたい 。


まぁ、かなりのワガママな願望であることは、確かなんですが。

でも、そういう、毎日、打ち合わせやイベントのことを考える過ごし方をできるかできないかは、結局自分の行動次第だし、能力次第なんすよね。

だから、僕は、そういう日々を歩めるように、まずは、ひたすら頑張ります。

これが僕のとりあえずの夢です。

頑張りますー!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?