御礼
無事、文化祭、そしてSing-Along Festivalが終わりました。どちらも数影に及ぶ長い長いスパンで、たくさんの仲間と一緒に準備してきました。
みんなで一緒に悩んだり、みんなで一緒に歩んできた過程こそが僕は最大の誇りだと思えるイベントでした。
特にSing-Along Festivalに関しては、メインアクトのLast Mayに携わらせてもらうこと約6ヶ月。
恐らく、ベースの星野と数年前にした軽い口約束を覚えていてくれたことから、僕が参加させてもらうことになったのです。
そのときの目標は、あくまで文化祭に出ることでした。
高校三年生。最後の文化祭を楽しむための目的でした。
しかし、二ヶ月ほど前に学校側から知らされた衝撃の発表。
『今年は文化祭でバンド発表できない』と。
メンバー一同必死で動いたのですが、お金の問題など様々なことを考慮した学校側の結論はこうでした。
これは、覆すことができないし、仕方ないと諦めるのが筋なのかもしれません。
でも、彼らは、いや、僕らは諦められなかったのです。
そこで思いついたのがこれ。
『文化祭がないなら、当日の夜、ライブハウスを借り切って自分たちで文化祭をやっちゃおーぜ』
これが苦肉の策、というか、自分たちで出せる最大の結論でした。
ピンチをチャンスにかえれるかもしれない、一筋の光が見えたのです。
そこからというもの、Last Mayを中心にとにかく動き回りました。
出演者のクリスやたかと(Thanks of Viva La Ghost)などの力も沢山借りてなんとかたどり着いた一昨日の当日。
やってきてくれる沢山の人。
精一杯の演奏を繰り広げるLast May。
最高の空間でした。
幸せならまさしくここにあった。
実は、Last Mayのピンチは決して、文化祭でバンドができないだけではありませんでした。
他にもこのライブまでに様々な壁、ピンチがあってその都度俺は頭を悩ませました。
しかし、メンバーは当日、見事に全てのピンチをチャンスに変えたのです。
本当に凄かった。
圧巻でした。
僕らのピンチをチャンスに変えるため、出演してくれた、パセ、クリス、Thanks of Viva La Ghostの皆様、本当に沢山のお力添えありがとうございました。
ライブの司会など、沢山手伝ってくれた、teamSing-Alongこと僕の仲間の皆様。急なお願いなのにそれぞれ最高のパフォーマンスをありがとう。
そして、なによりも、来てくれた皆様。
皆様のおかげで、彼らは間違いなくピンチを大きな大きなチャンスに変えることができました。
本当に、僕らに幸せをありがとうございました。
誰一人欠けても、完成しない幸せだった。
このライブをやって、Last Mayという五人に関われて本当によかったです。
ここまで、正直めちゃめちゃ大変だったけど、Last Mayの最後の姿は感動しました。家に帰って実は珍しくちょっと泣いたよ(^^)
これをきっかけに、暫く、イベントの企画から手を引こうかなぁとも思っていたんですが、あまりにも沢山の人から、『ありがとう』の声や『またやってよ』の声が届いてしまうので、少し休憩して、またのんびり考えようかなとも思ってます。
繰り返しになってしまいますが、このライブに携わった全ての人々、本当に本当にありがとうございました。
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