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拝啓 キングコング西野様

ある時、大学で出会った友達が言った。

友達「俺走り幅跳び5m跳べるんだよねー!」

俺「5mってすごくね?えっ?世界記録って何メートルなの?!狙えるんじゃね?」

友達「8m95らしい!」

俺「ん?あと4m跳んだら世界記録やん?!行けるんちゃう?」

友達「いやいや、4m多く跳ぶって無謀だよ?」

俺「うん、普通に跳んだらもちろん無謀だけど、しっかり助走つければ大丈夫だと思う!」

友達「助走つけてもそんなに変わらんよ??」

俺「いや、しっかり距離を取れば大丈夫だから!」

友達「いや、助走って距離じゃなくて加速度....」

俺「そうだ!42.195km助走したら走り幅跳び世界記録出せるんじゃね?よし!それやれよ!」

友達「?!」

俺「あ、ちょうどお前の家から、大学まで42.195kmだよ?運命!やろう!」

友達「えっ、いやでも」

俺「9/10で決まりね!」


ということでこんな企画が決定しました。

ざっくり説明すれば、「自宅から大学まで42キロ助走して、ゴールで走り幅跳びを跳べば世界記録でんじゃね?」というもの。

私の頭がおかしいということは、重々承知ですが、出会って数ヶ月の俺のアホすぎる提案に、一緒になって乗っかってくれちゃう友達も友達。

そんな素晴らしく阿呆な友達は、絶対に勝たせてあげたいし、なによりも、俺が言いだしたことなので、発起人として完全にサポートすることになりました。

ちなみに、挑戦者である大学の友達の名前も「シュンスケ」で奇しくも私と一緒。
これもまた運命なのかもしれません。

そんなこんなで、準備すること一月半。

昨日も打ち合わせをし、ようやく、皆さんにこのアホ企画のお披露目をすることに。

反応は上々。
なかなかのアホ企画を投下できたと満足していた矢先、大尊敬するキングコング西野さんからこんなメッセージが飛んできたのです。

http://s.ameblo.jp/riplover/entry-10245208520.html


えっ、あのー....


西野さん全く同じことやってた!!!

それも7年も前に!!!


死んだ死んだ死んだ!!!


恥ずかしながら、私がキングコング西野さんに憧れ出したのは、はねるのトびらが終わった2012年頃。

その時の西野さんの覚悟この仕方に完全に憧れたのです。

そうです。これだけ西野さんのことを尊敬してるくせに、完全ににわかファンなのです。


2009年のことなんて、知ったこっちゃない!!!

こちとら11歳やぞ!小5やぞ!!!


しかし、迫り来るのは

「完全パクリ疑惑」


オリンピックのエンブレムの件しかり、パクリには非常に厳しい世の中。

今回に関しては、本当に全く知らなかったので、パクった意識はないのですが、結果的にパクってしまったも同然。

とりあえず、ただひとつ言えるのは


西野さん、7年遅れでパクってしまってすみませんでした!!!!!


そして、7年遅れというのが絶妙に恥ずかしい!!!

完全に死にました。

もうこうなったら、恥ずかしさを払拭するため、ボケとしての「走り幅跳び」は通用しない!

ということで、友達には

本気で世界記録に挑んでもらう

しかありません。

残された道は、御涙頂戴路線にして、全く別の切り口の企画にするしかないのです。

おい友達よ!!
これボケじゃねーからな!冗談じゃねーからな!!

死んでも世界記録出せや!!!!


でないと、俺が恥ずかし死ぬぞ!!!



キンコン西野さんの超二番煎じ企画

超走り幅跳び〜42.195km助走チャレンジ〜

みんな超頑張るので応援よろしくお願いいたします。

ちなみに、その5日後には、私が主宰する「ダイノジ大谷ノブ彦独演会in名古屋」
こちらも是非!





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