山内の上質ニットTシャツ
基本夏でも長袖派の私。
店頭でお話ししてもそのようなお客様も少なからずおられて、そう言った方向けに夏に適した長袖アイテムを多く取り揃えています。
しかし、昨年宮崎での初めての夏を迎え流石にそうも言ってられないなという日もありました。
だから今年は昨年に比べて多くの半袖アイテムも取り揃えていますが、
ただ夏だから、ただ暑いから
という消去法のような思考では面白くない。
これが着たいんだ！
と喜んで着れるような洋服を探してきたつもりです。
今回ご紹介するのは山内のウールニットTシャツ。
あまりニットのイメージのない山内が作るニットのTシャツ。
Tシャツにはない高級感。
Tシャツらしく手軽に使えるケアのしやすさ。
長く使える事を大切にしている山内が作るからこその堅牢性。
これを着たいと思えるTシャツです。
山内 / ノーミュールシングウール・ダブルフェイスニットTシャツ
color : charcoal navy , brown
size : 3 , 4
material : wool 83% nylon 17%
price ：37,400(tax in)
表面にウール、裏面にウールとナイロンを組み合わせたウーリーナイロンを使用した二重織組織。
ウールはウールコズモラマという特殊な特許糸を使用しています。
ウール本来の美しさを保つための特殊加工を施しており、
・摩擦に強く毛玉が出来づらい
・洗濯での形状変化がほぼ起こらない
以上を可能にしておりニットですが、普通のTシャツと同じようにガシガシと使える堅牢性と手軽なケアを可能にしております。
また、コズモラマはウール特有のドレープや光沢といった美しさに加え、肌触りもサラサラと心地よいものにしてくれます。
裏地には更にナイロンが組み込まれているため、よりサラサラに。
機能素材としてのウールの放吸湿性とこのサラサラとした優しい肌あたりにより、見た目以上に快適な着心地です。
ジャストサイジングながら運動量も加味されているパターン。
接ぎ目は3本針表振り仕様。
とても時間のかかる縫い方との事ですが、縫い代のゴワツキがなく着用時にストレスフリーな着心地となります。
リブは身頃と同じ糸で出来たウール100%のもの。
山内がニットをあまり作らない理由の一つとしてリブ選定の難しさが挙げられるそうです。
身頃との生地の厚みや風合いのバランスが納得できないものが多いのですが、こちらはひとつのアイテムの中で完全に統一された世界観を感じることができる納得のいく仕上がりとなったそう。
こちらのリブは襟ぐりだけでなく裾にも使用されておりますので、スタイリングのアクセントとしても有難いデザインに感じます。
着ると他では得られない高揚感を感じます。
今日は暑いからTシャツでいいや、
とはならないと断言します。
私は家や近所以外ではショーツに半袖を合わせることはしませんが、こちらのアイテムですとショーツ合わせしてもいいかなと思わせてくれます。
半袖半ズボンでも子供っぽくならない。
カラーは上品なブラウンと山内イメージカラーであるチャコールネイビー。
ブラウンは上品な光沢と色味ですが、身頃のリブのトーンの差があるのでスタイリングのアクセントにもなるかなと思います。
チャコールネイビーは暗いと黒に見えますが光が当たると少しあおみが出ます。
黒より軽い感じがして軽快です。
チャコールネイビー
プレーンながら美しく日常的にきれる機能面を持つTシャツ。
Tシャツだからと言ってこれは消耗品ではありません。
年々長くなる夏、そして初秋を楽しむための相棒として是非お手に取ってみてください。
水岡
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