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飲食店の店長に必要な計数

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7月から銀座で「飲食店の店長に必要な計数」の講義を再開いたします。 どんな内容の講義なのかがわからないと不安だ。 という方はこのマガジンをご覧ください。 飲食店だけでなく、小売店…
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#値入率

復習問題⑥

売上構成比は部門売上高÷全体の売上高で求めます。 全体の売上高=800+700+600+400=2,500千円 売上構成比は全て足すと100%になります。

復習問題⑤

問題文から商品の流れを以下の3つに分けることが出来ます。 ①400円で150個の販売 ②半額の200円で45個の販売 ③5個の廃棄 ロス高は廃棄した金額だけでなく、割引した金額も含みます。 200円を割引した45個=9,000円 400円を5個廃棄した金額=2,000円 合計11,000円がロス高です。 ロス率はロス高を実際の売上高で割ります。 売上高①400円×150個=60,000円 売上高②200円×45個=9,000円 合計69,000円 ロス高11,000円÷売

復習問題④

原価140円で1,000個を仕入れた際の金額は140,000円 原価140円÷原価率(1-粗利率30%)=140÷0.7=200円 140,000円÷200円=700個

復習問題②値入率

値入高と値入率は販売前の予定した利益 粗利高と粗利率は販売後の確定した利益です。 値入率は仕入単価の変化によって変動する場合があります。 売価1,000円原価400円の場合は 粗利高が600円、粗利率は600円÷1000円で60%です。 仕入単価が20%アップした場合、原価は480円に変わります。 粗利高が520円、粗利率は520円÷1000円で52%になります。

粗利率の求め方①

粗利率は売上高に占める利益=粗利高の割合です。 粗利率=粗利高÷売上高で求めます。 問題 売上高750円、原価300円、粗利率はいくらでしょうか。 粗利率は売上高に占める利益の割合です。 割合は「一部÷全体」で求めます。 粗利高を売上高で割ります。 問題文からは粗利高がわかりませんが、 粗利高は売上高から原価を引いた残りが粗利高です。 750円から原価の300円を引いた残り450円が粗利高です。 そして450円を750円で割った値の0.6を%表記にして 答

粗利高の求め方

粗利高は商品が売れた後の確定した利益です。 売上高に占める原価の割合を原価率 売上高に占める粗利高の割合を粗利率と言います。 粗利率と原価率は足して100%になります。 100%-粗利率=原価率 100%-原価率=粗利率になります。 売価に粗利率を掛けると粗利高がわかりますが、 問題では粗利率はわかりません。 100%から原価率30%を引くと粗利率は70%になります。 売上高700円×粗利率70%=490円です。

売価の求め方

何割の儲けを乗せるかを計算して売価を決める方法です。 問題 原価100円、値入率20%の時 売価はいくらでしょうか。 公式は 売価=原価÷原価率で求めます。 しかし、原価率は問題文には記載されていません。 ①原価は100円です。 ②値入率は20%です。 ③100%から値入率20%を引くと原価率は20%です。 原価100円÷原価率80%=125 答えは125円です。

値入率の求め方

値入率は売価に占める利益(値入高)の割合です。 原価率は売価に占める原価の割合です。 問題 売価130円、原価100円、値入高30円の時 値入率はいくらでしょうか。 (小数点1位を四捨五入して下さい。) 「値入率(%)=値入高÷売価」で求めます。