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未プレイでもまだ間に合う!『百英雄伝 Rising』でおさえておきたいこと(ネタバレあり)

こんばんは。みずいろです。

百英雄伝の発売日(4/23)が迫ってまいりました。
先週ごろから前日譚である「百英雄伝Rising」に着手して途中までプレイ日記(前編)を書いてたのですが、記事完成よりクリアの方が速かったので、レビュー記事として1本まとめる事にします。(書き直し・・・

もしかすると百英雄伝は興味あるけどRisingはやる気ない、でも内容はちょっと知っておきたいみたいな欲張りさんがいるかもなので、そういった方向けに「ほんのりRising触った感」をもって頂けるような内容にしたいと思います。おさえておきたいことと言いつつ、全容を書く予定だったりします。(ほんのりとは)

一応ネタバレというか核心っぽいところは注意書きするので、そこだけお気をつけ頂けたらと思います。


0.毎度すいませんが、まずはいつもの筆者情報から・・・

・幻想水滸伝歴
いきなり幻想水滸伝とかいう別ゲームの名前書いちゃいましたが。。
だいぶ前に1と2をPS1でプレイしました。両方とも真エンドみてます。(泣いた。特に1のグレミオ)
3~5は未プレイです。なんか雰囲気が変わってしまって、そのまま触る機会を逃した感じ。ティアクライスも未プレイ。その後も続いてたのさっき知りました。

・横スクロールRPG、メトロイドヴァニア系歴(直近のもの)
ホロウナイト(真エンド。シルクソングはいつ・・・)
オーディンスフィア レイヴスラシル(PS版トロコン)
ENDER LILIES(PS版トロコン)
天穂のサクナヒメ(PS版トロコン)
Salt and Sanctuary(クリア)
このジャンルは大好きで、お気に入りを挙げるならこの5本です。

初期幻水知ってて、横スクRPGもある程度かじってる。
そんな目線で書いてますのでよろしくお願いします。

1.百英雄伝および百英雄伝Risingとは

まず百英雄伝について。
百英雄伝は幻想水滸伝スタッフが新たに作る、いわゆる精神的後継作と呼ばれる続編っぽいにおいのする新作RPGタイトルです。
幻水1、2のディレクターさん、シナリオ担当さん、シリーズのグラ担当さんなど当時のスタッフが新会社に終結し、後継作を作るというアツい展開。(キーマンの村山さんはリリースを待たずにお亡くなりになられてしまいました。。ご冥福をお祈りいたします。。無念だったでしょう。。)

まぁ百英雄伝本編についてはゲームリリースされたらそちらで書いていくので、今回は百英雄伝Risingにスポットを当てていきます。(以下Rising表記で)

Risingですが、2022年5月に発売された百英雄伝の前日譚なお話となっています。百英雄伝自体は2020年に発表され、そのキックスターターは2時間で目標金額に達するなどゲーム界に結構な衝撃を与えたと私は思ってますが、リリースはだいぶ後になるし何かその間に遊んでもらえたら、という理由でこのRisingを開発した、とのことです。(ファミ通のインタビュー記事より)
登場キャラのスピンオフ作品を作るなら本編リリースの後では??とも思っていたのですが、理由を知ってなるほどと思いました。確かにRising発売のお知らせをみて、ちゃんと百英雄伝動いてるやんっていう安心感あったなと。(といいつつRisingここまで未着手でしたが・・・)

2.百英雄伝Risingのストーリー

実際に百英雄伝Risingの中身について入っていこうと思います。

Risingのざっくりあらすじ

・どこかの大陸に「ニューネヴァー」という辺境の小さな町がある
・鉱山の発掘で暮らすのどかな街であったが、大地震による被害を受けてしまう
・その影響により地下に眠る古代遺跡が発見され、お宝を狙った冒険者が押し寄せる
・その遺跡から発掘される「レンズ」を求めて我らが主人公のCJが登場
・さっそくお宝さがし!と思ったが、どうやら採掘の許可証が必要らしい
・許可証を求めて町長代理のイーシャを尋ねたところ、大金をふっかけられる(復興資金
・許可証が買えないCJに、もう1つのプラン「住人のお手伝いをたくさんこなしたら採掘を許可する」を提示するイーシャ
・お手伝いの証「スタンプカード」を受け取ったCJ。住人からお困りごとを聞いてまわる日々が今始まる・・・

こんな感じです。
察しの良い方はお気づきかもしれませんが、本ソフトはアクションRPGの皮をかぶったお使い町おこしゲーなのです。お使いで人を探したりダンジョンにもぐったりしてるうちに、ストーリーが核心に迫っていくような感じです。(許可証は早々にもらえます)
最初にもらったシートがスタンプ30個分くらいで、楽勝やん!と思ったらシートが合計4枚、お使い合計150以上みたいな大ボリュームです。
「鉄鉱石を6個もってこい!」みたいなのが嫌いな方にはちょっと向いてないかもしれませんね。。

Risingの主人公3人
パッケイラストにもあるように、主人公チームはトリオ編成となります。
簡単に紹介していきます。
ネタバレになりそうな部分は下の方に別途コーナーを設けます。
※一部個人の感想がはいります

(1)CJ
メイン主人公枠。シージェイと読む。とにかく前向き元気な女子。
武器はよくわからん双剣ピッケル?特技は早さを活かした回避と連撃。
主人公と言えば寡黙キャラと思いきや、スピンオフ作品なのでめっちゃめちゃしゃべります。基本的に聖人スタンスで、困った人がいたら例え急いでいても助けるようなタイプ。おかげでお使いがどんどん増えていくけど、そんなまっすぐな性格と姿勢から住人達はCJのこと好きになっちゃうしCJもこの街を気に入っていく。
冒険の動機は「宝探し」
トレジャーハンター(スカベンジャー)家系のしきたりにより「父より大きなレンズをみつけるまでは帰ってくるな」と言われ、ニューネヴァーの遺跡に眠る大きなレンズの情報に賭けている。

(2)ガルー
カンガルーの傭兵。年長者おじさんポジ。貴重な獣人枠。甘党。
武器は大剣。特技は武器を使った岩砕き、岩反射、盾破壊。
レンズ探しというCJと同じ目的を持ち、そんなこんなでコンビを組むことになった。某ネコ型ロボットのようななんでも入るポケットをもっている。カンガルーらしくぴょんぴょんステップで移動する。(使いにくい)
さっさと宝を探したいガルー、何にでも首を突っ込んでまわるCJとで反発はするけど、まぁ良いコンビといった感じ。序盤はツッコミ役、イーシャが加入してきたらCJとWボケみたいな感じになる。
冒険の動機は・・・ちょっとネタバレなので後述。

(3)イーシャ
透明感のある青髪の少女。若くして町長代理というポジションを任されている。町長である父は遺跡探索の中で行方不明になってるそうな。よってその責務からか町のルールに厳しく現実的で、お金にはがめつ・・・とても厳しい。最近増えてきた盗賊団に頭を悩ませている。
生まれながらに魔法を使えるという特異体質。
武器は宝珠?魔法を飛ばす遠距離スタイル。リロードを挟むのでやや使いにくい。。特技はガルーでも壊せなかった岩破壊、敵の魔法バリア破壊。ちょっとホバリングできる。(そんな使わない)
実はニューネヴァーは辺境伯にも見捨てられた財政的に厳しい街で、突如現れた遺跡を使ってどうにか生きながらえようとしている。その為の高価な採掘権であり、お使いという代案も街を思っての事。依頼をCJ達に投げる立場であったが、ひょんなことから探索に同行する事に。
冒険の動機は・・・これもネタバレなので後述。

この3人で冒険とお使いをして回るような感じです。
百英雄伝本編のサイトを見る限り、普通に続投してるので本編での活躍も楽しみですね。(女性陣だいぶイメチェンしてる。。)

3.百英雄伝Risingのゲーム性

続いてRisingのゲーム性について。
このあとレビューも書いてるので、ストーリーの話が知りたいんだよ!という方は5まで飛ばしてください。

ジャンルとしてはアクションRPGになります。

・ダンジョンに入る
 ┣ ストーリーが進む
 ┣ 敵を倒す→経験値貯まる→レベルアップ
 ┣ 素材を集める→武器防具道具の作成強化→探索範囲の拡大
 ┗ クエストアイテム収集→お使い進む→拠点の発展

基本的には上のようなフローを延々と繰り返していきます。
類似ゲームで例えると、ちょっと易しめのBloodstainedとか、お米を作らないサクナヒメみたいな感じですかね。
主人公トリオが交代しながら道中のギミックや弱点に対応していく、ロックマンスタイルで進めていきます。
(無敵を使って回避、大剣で盾や大岩を粉砕、魔法バリアを破壊みたいな)

この道中のメンバー切り替えシステムがなかなか面白く、
・□ボタンを押したらCJ
・△を押したらガルー
・〇を押したらイーシャ
みたいな感じで、対応ボタンを押すとスッ・・・とキャラが変わって攻撃を開始します。岩飛んできた!ガルー頼む!(△ボタン連打!)みたいに瞬間的な操作ができるのがこのシステムの良いところ。
・・・なのですが、私のように「□ボタンが攻撃」と一度思い込んでしまうとガルー交代した後に攻撃しようと□ボタンを押してCJがスッ・・・と再び現れて岩に吹っ飛ばされる、みたいな現象が発生し、ちょっとやきもきしたりしました。。
一応「シンプルモード」にすれば攻撃と交代が別ボタンになるのですが、なんとなく通常モードで慣れた方が楽しめるのではないかと思います。

あとこのRisingですが、他アクション系にありがちな「コンボらしいコンボ」がなく、基本各キャラ通常攻撃メインで進んでいく形になります。操作性もちょっともっさりだったり、正直爽快感ないなぁと思ったりしたのですが、各キャラの武器グレードをあげていくとその動作回りが改善されていくので、遊ぶ方はがんばって序盤を乗り切って頂けたら・・・。攻撃が必ずクリティカルになるアイテムが強いので、そこを目標にがんばったらいいと思います。

あ、一応リンクアタックという強力必殺技みたいなのがあります。発動すると待機キャラが派手な技と共に交代攻撃をかますやつです。ストーリーが進むとリンク回数が増えるので、これ使ってパァン!パァン!(交代時の効果音)するのが気持ちいいです。でもそんな技出せるんなら道中でもやって欲しいんだよなぁ。

まぁこんな感じで森やら洞窟やら遺跡やらを3人で走り回る感じです。よく言えば、昔懐かしい感じのアクションゲー、悪く言うなら少し古いアクションゲーといった感じでしょうか・・・

4.百英雄伝Risingレビュー

長くなって申し訳ないですが、本編に入る前に手短にレビューを書かせてください。個人の感想という事でお願いします。

アクションゲームとして
悪くないですが、もう少し改善できるよなぁという感じです。
上でも書きましたが、ちょっともっさりというか爽快感がないんですよね。もう少しコンボとか打ち上げ打ち下ろし、敵を吹き飛ばして巻き込む、全キャラに必殺技とかあったら変わったと思います。
キャラチェンジも面白いですが、だんだんCJ9割、ガルーとイーシャ1割みたいな使用率になってきます。武器とかもキャラ毎に成長させていく感じになる、かつ序盤は貧乏旅なのでリソースをCJに集中させた方がよくね?ってなってしまいます。(実際平均的に育てるよりそうした方がいいと思う)
後者2キャラがもっと刺さるようなシーンがあればなと。盾を破壊した後でも、バリアを割った後でも特効が続くみたいな。
あとアイテムドロップが「ちょっと跳ねて床に落ちてから、近くに寄ると自キャラに吸い込まれる」という仕組みで、ガンガン進みたいのにアイテムが落ちるのを待って・・・拾って・・・ってするムーブになってしまうのがもったいない。他ゲーどうだったか忘れましたが、ドロップしたらそのまま吸い込んでくれるだけでテンポがかなり上がると思います。
あとファストトラベルはありがたいけど、
現在地→街の中にある遺跡→遺跡に入ってすぐの道しるべ触る→各ダンジョン
みたいに一度に目的地までいけないのがもったいないかなぁと思った。あとどれがどの道しるべかわかりにくいのでMAPに名前でも付けてくれたらうれしい。
素材も良いし、全体的に悪くないのですが・・・(偉そうにすいません

お使いゲームとして
トロコンのために全部やりましたが、正直だるかったです。(お使いゲー嫌いではないのですが、それでも)

・武器屋を拡張したいから木材をとってこい ←わかる
・ダンジョンのあそこに大事なものを落としてしまった! ←わかる
・〇〇さんにこれを届けてほしい(終わったら戻ってきて) ←うーん
・そろそろご飯だから子供呼んできて ←????

お使いは160?くらいあるのですが、あきらか数合わせやんみたいなのが含まれてて、ちょっとしんどかった。
よーくみるとMAPにクエストごとの目的地が表示されてたりするので、どこいったらいいの!?みたいなのは少ないです。でも改善するとしたら、選択してる1クエスト分だけの目的地なのがMAPに表示されるのを、受注可能分含めた全クエの依頼主/受注分の目的地が一目で見られるようにしたらよいかなと思いました。
まぁお使い内容の「〇〇とってこい系」の半分くらいはだいたいその時点で持ってたりするので、毎回探しにいって帰って・・・とはならないのが救いでした。

興味がある方はまだ間に合うので触ってみてください!
ここまでネタバレなしレビューでした。

5.百英雄伝Risingのストーリー(核心)


ここからは百英雄伝Risingのネタバレありな部分を書いていきます。
長くなってしまうので道中のストーリーは追わず、大事なところだけを書いていきますね。(私がプレイした中での理解なので、ニュアンス違ってたらごめんなさい)


(1)帝国とレンズについて
まず本作で重要な存在となっている「レンズ」のお話から。
このレンズとは、人間が魔法のような力を使えるようになるアイテムという認識で大丈夫かと思います。正しくはこのレンズは受け皿で、ここに「ルーン」をセットする事で火や氷といった能力を宿すことができるようになる。前作でいう紋章片のようなものでしょうか。
そんな便利で貴重なレンズが地震によって現れたニューネヴァーの遺跡から発掘されるという事で、トレジャーハンター達はこぞって街に集まり、盗賊団みたいな物騒な連中も集まってきた、というような物語の導入になってます。

お使いを進めていくと、不意に「帝国ガルディア」という存在がでてきます。このガルディアはレンズの捜索及び研究を進めている国なんだとか。百英雄伝の青主人公セイさんが仕える国もこのガルディアのようですね。

そんな帝国の人たちがこのニューネヴァーの遺跡やレンズに目を付けるのは必然なことで、独占してやろうと暗躍を始めます。周辺地域を管轄する辺境伯を買収(脅す?)する事でニューネヴァーは後ろ盾を無くしてしまい、町長であるイーシャの父は窮地に立たされてしまいます。従ったら遺跡は没収、従わなかったら戦争。誰にも頼れず相談もできず、一人で抱え込んでしまいます。

そんな中、イーシャの父はとある目的のために遺跡へ入り行方不明に。イーシャが町長の代理を務めながらも、ふと見つかった父に繋がる手がかりから、真相を追いかけるといったストーリーになっています。

(2)街の言い伝え
辺境の街「ニューネヴァー」にはとある言い伝えが残されています。
表現は忘れてしまいましたが「ニューネヴァーの地下には悪い魔導士が封印されている」というもの。そして先刻発生した大きな地震と、現れた遺跡。もしや本当に魔導士が封印されており、どえらいお宝もあるのではないか?そんな感じでストーリーが進んでいきます。

この言い伝え、実際に起こった出来事なんです。悪い魔導士が封印された遺跡の上に、ニューエヴァーの街があるんですね。
この魔導士、一体どんな悪い事をしたのかというと「人体レンズ錬成」の研究を進めていました。最初は魔物の身体からレンズを錬成してましたが、研究がエスカレートしていく中で対象が人へと変わっていった感じです。どっかで見たことあるやつ。。これは遺跡の中の映写機により実際に目の当たりにする事実となります。

その昔、街は「オールドネヴァー」という名前が付いており平和に暮らしていたようですが、この魔導士によって住人は全て実験体となってしまいました。望まぬ魔導の力を得てしまった住人達は最後の力を振り絞り、自身の命と引き換えに魔導士を封印する事に成功します。オールドネヴァーの街は滅び、その後跡地に何も知らないニューネヴァーの面々が住み着いたという事になります。

実験体となった住人達は、みな青い髪をしていた事に3人は気付きます。

(3)イーシャについて
主人公トリオに青い髪をした女性がいます。生まれながらにして魔導の力を有していたイーシャ
オールドネヴァーの住人達は既に滅んでおり、移民組の子供であるイーシャは事件に直接関係ありません。なのに実験体と同じ性質をもってしまっている。これは何故か。

物語終盤、ニューネヴァーの老人がイーシャの青い髪と魔導の力は「遺跡の祝福」を受けた為だと語ります。どうやらニューネヴァーでは数十年に1度、イーシャと同じような青い髪の子供が体内にレンズを宿し、魔導の力をもって生まれている。そして祝福を受けた子供は、いずれも短命である、と。これは祝福ではなく呪い。でも生まれてきた子供に「お前は呪われている」などと言えない。それで祝福という言葉を使った、と絞り出します。

ストーリーを少し進めると、過去の魔導士が作った実験用の魔法陣が、本人が封印された後も街の地下で機能し続けておりその影響をニューネヴァーの住人が受けてしまっているのだと判明します。イーシャの父はそんな娘の呪いを解く鍵を求め、遺跡を探索し、命を落としてしまったのでした。

しかし冒険の中で、明らかに父の姿をした人影をみかけます。父は生きているのかもしれない、と3人は遺跡の探索を進めていきます。

(4)ガルーについて
なんやかんやで3人は遺跡の最奥へと到達します。そこにタイミングよく現れる盗賊団。その盗賊団を率いる男(ヒュースバイン)が「ガルーご苦労さん、そいつらやっつけて戻ってこい」みたいな事を言います。

実はこのガルーさん、無害なカンガルーの振りして帝国のスパイでした。信じてたのに。。(まぁ途中のイベントで怪しい挙動があるので誰もが気付くやつ)
なにやらガルーには娘さんがいて、不治の病で治療中なのだとか。その膨大な治療費の為に帝国に雇われていたのでした。ガルーの冒険の動機はレンズではなく、愛娘だったという事になります。

しかしこのガルーさん、ここで仲間を裏切ってお金を得たとしても娘は喜ばん、と2人と共に盗賊団を一掃し、真の仲間となります。信じてたよ。。

後日談になりますが、事件解決後ガルーは娘を迎えに帝国へと戻ります。ガルーは娘をニューネヴァーに住まわせたいといい、イーシャはそれに快く応じます。Risingではここまでしか語られませんが、百英雄伝の全員集合イラストに女子カンガルーの姿があるので仲間になってくれそう。貴重な獣人枠!本編で救出イベントとかあるのかもですね。(悪役のヒュースバインも偉い人に仕えてるけど野心持ってますポジででてきそう)

(5)CJについて
そんなこんなで魔法陣の元までたどり着いた3人。そこには父の亡骸に乗り移った古の魔導士の姿があります。魔導士が「封印から解かれたのでお前の父の身体を借りてこの魔法陣を使ってニューネヴァーの住人全員実験体にしまーす」と言ったもんだから3人にボコられて死の感覚を味わいながら消えていきます。(あ、いちおうラスボスです)

魔導士を倒したはずが、止まらない魔法陣。3人は魔法陣にセットされている「巨大なレンズ」を壊す必要があると気付きます。しかしこの巨大レンズ、CJが探している宝物でした。

壊していいのかと聞くイーシャに対し、お宝はレンズじゃなくて仲間との絆だと言い放ち、魔法陣もろとも破壊します。これでニューネヴァーの街は救われたものの……
イーシャの呪いは解けませんでした。

後日談で、父親に宝物(仲間)を見つけたと報告するCJに、でかいレンズを探せというのは建前で、そういうの見つけて欲しかったんやと逆に大正解だったことがわかります。
新たな旅の目標も「イーシャを治す方法を探す」に変わったのでした。
(父からの手紙にCJの本名が書かれています。流石は冒険家の娘。キラキラしてました)
(某漫画のオチかな、と思った人は多いはず)


ストーリーはこんな感じです。ここまでなんとなく目を通したら百英雄伝の予習は大丈夫なのではないでしょうか。

(6)その他本編に関係しそうな要素

主人公以外の登場人物について触れてきませんでした。
ニューネヴァーの街にはたくさんの住人が住んでいて、大半がモブなのですが一部グラ付きキャラがいます。
例えば魔法少女のメロールとか侍用心棒のユウゴなんかはバトルキャラとして、防具屋の女性とかワニさん、鳥さんとかは裏方として加入するみたい。うれしい。


6.おわりに

百英雄伝Rising、最初はお使いお使いだったけど終盤に入ってそういう事だったのか!と面白くなってくる感じでした。(そこからエンディングまで一瞬で終わりますが)

個人的には、触って良かったです。本編の主人公は違うけど、Risingチームや住人達に会えた時に「おっ!」て言ってうれしくなると思うんです。ほんとそれだけでもやった甲斐があったなと。Risingは残念ながら誰一人ボイスがついてなかったので、出会えたら声を聴いて、パーティーにいれて触ってみたいですね。拠点が大きくなってBGMも派手になって、みたいな演出も懐かしくて良かったです。

帝国との戦いはどうなっていくのか。
本編主人公達とRisingチームはどのように絡んでいくのか。
魔導士関連のストーリーは触れられるのか。イーシャの祝福は解けるのか。

4月22日の百英雄伝発売を座して待つといたします。


以上、今からでもまだ間に合う!百英雄伝Risingコーナーでした。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
本編楽しんでいきましょう!


4/17 0時、言い回し更新しました。
長すぎたので2回に分けたら良かったかも…。

4/22 百英雄伝、PS5版で遊んでます。楽しい!


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