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オモコロチャンネルのオススメ動画3選

皆さんは生身で実体を持った物理の人間が出てくるyoutubeは見てますか?
いや、見ていない。
どうせ皆さんはvtuberのような2Dとか3Dとかのバーチャルの動画とかゆっくり解説動画しか見ていない。
ああ、いけないいけない。
そんなことではいけませんね。

そこで今回はそんな皆さんに、あるyoutubeチャンネルをオススメしたいと思います。

オモコロチャンネル


これはオモコロというなんかよくわかんない面白記事を書いているWEBメディアが、なんかよくわかんない企画を動画にして出しているチャンネルです。
チャンネルの主要メンバーは以下です(敬称略)。

永田
5人のリーダー的存在。
声がでかい。
よくyoutubeでは言ってはいけない言葉をでかい声で言う。

原宿
中二病をこじらせためんどくさいおじさん。
よく大声でゴネる。
何故か一番目がキラキラしている。

加藤
一見怖そうな見た目に反して普通にオタクなので安心してほしい。
いや普通にただの変な人なのかも。

恐山
たまに声が小さくて何言ってるかわからないけど本当は面白い変な仮面付けてる変な男。
いつも同じような服を着て胸ポケットにスマホを入れて生きている。
多分ARuFaと付き合ってる。

ARuFa
変な目線付けてる声がでかい変な男。
下手なお笑い芸人より笑いに人生を捧げすぎて“人間性”を失っている。
多分恐山と付き合ってる。

オモコロチャンネルはこの5人を主要メンバーとして、ボドゲとか、クイズとか、ナンチャラ選手権とか、色々な企画を動画にしています。
この5人はいわゆるインターネットのオタクの成れの果てなので、30~40代のインターネットオタクには爆刺さりすると思います。
生身で物理的な実体を持った人間のチャンネルなので、「うわっ人間だ!」と人間の癖に人間嫌いの皆さんは叫び、嫌がると思いますが、まずは四の五の言わずに動画を見てください。


さて、いいから黙って見ろとは言いましたが、現在チャンネルには600本ほどの動画があるみたいです。
皆さんはどうせ「どれから見ればいいかわからない」としょうもない言い訳をするでしょう。
なのでここは僕がオススメの動画を3本たったの3本だけ紹介したいと思います。
僕が「まあこの辺かな~」と涙を流しながら適当に選んだ珠玉のオススメ動画です(“適当”と“ハンパ”は違う)。
良かったですね。

■オススメオモコロチャンネル動画その1

フルーツが描かれたカードだけで謝罪へ追い込まれる男たち

僕がオモコロチャンネルが好きな理由の一つにアナログゲームというか、ボドゲをよくやってるからというのがある。
ボドゲはどうやら動画の伸びが悪いらしく、しかも編集が面倒なので継続的にやってくれるチャンネルは意外と少ない。
なんでや、面白いだろ。
で、この回は『ハリガリ』というカードゲームを遊ぶ回なのだが、出だしからどうもメンバーの様子がおかしい。
僕が推察するに本来収録予定だった企画が何らかの理由でできなくなり、原宿さんが適当に語感だけで選んだこのゲームをやろうということになったのではないかと思う。
そしてあまりに駆け引きのないシンプルすぎるルールを聞いて全員が尺や撮れ高を危惧したのか、動画の半分くらいがどうでもいい言い争いになってしまったオモコロチャンネル屈指の神回(個人の感想です)。
実際、真面目にゲームを遊びだした後半はあんまり面白くない
台本があるわけでもないのに“流れ”を察知してアドリブで何とか撮れ高を作ろうとする様はまさにプロのそれである。
なんのプロかはよくわからんが…。
こういう、全員の圧倒的場馴れ感がオモコロチャンネルの面白さの所以であると思う。
オモコロチャンネル好きを自称してるのに好きな動画にこの動画を挙げない奴とは正直喋りたくない

■オススメオモコロチャンネル動画その2

ファミコンからPS、switchまで…人生で最高だったゲームを話そう!

その人を知るには好きなゲームタイトルが何かを知れ」という格言は別に存在しないんですが、とにかくまあそういう感じの回。
これを見ればこの謎のオッサン達がどれくらいのゲーム強度を持っているかが理解る
ちなみに
原宿…タクティクスオウガ
永田…風来のシレン
加藤…フォールアウト4
ARuFa…モンスターファーム
恐山…メタルギアソリッド3

についてそれぞれ無駄に熱く語っている。
1つでもやったことがあるゲームがあるなら視聴してみるのも悪くないのではないだろうか。
タダだし。

■オススメオモコロチャンネル動画その3

【超難問】本物の中二病が出す黒歴史クイズ

メンバーの1人が自分に関する3択クイズを作って他メンバーに出題するというシリーズの原宿回。
原宿が学生時代に執筆しようと思っていた小説の設定から出題するという、何故か黒歴史を自ら晒すという行為に、他メンバーが困惑した。
それもそのはず、読んだこともない、知りもしない、実は執筆すらしてない作品の設定のクイズなど出されても、誰にもどうしようもないのである。
そしてそれを一切恥じることも臆することもなく、むしろ1人で盛り上がりながら晒していく原宿さんが面白すぎる。
その勇姿に視聴した全オッサンが涙し、なんか影響元のタクティクスオウガのディレクターがTwitterで反応していたらしい。


最初はよくわからないオッサン達が楽しそうにワイワイ騒いでるだけに見えるかもしれません。
皆さんはきっと自分以外が楽しそうにしてるのを見るとイライラしてすぐ物を蹴飛ばして壊してしまうタイプなので、「誰が見るかこんなもの!」と何の得にもならないのに無駄にエネルギーを消費して勝手に激怒するでしょう。
でもこのおじさん達は、あの頃、インターネットばっかりやってて終わってしまった人達の末路なんです。
つまり、皆さんと同じなのです。
それが理解れば、きっと穏やかな気持ちでオモコロチャンネルを視聴でき、「なんだ、物理的に実体を持った生身の人間がやってるyoutubeもそう捨てたものじゃない」と思えるのではないかと存じます。
大丈夫、怖くないよ。

さあ、暑いのでこの夏はオモコロの動画だけを見て無為に過ごそう!

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